TORQUE G07とG06、変わったところ・変わらないところ

TORQUE G07(2026年)はG06(2023年)に対して、すべての項目で上位互換というわけではありません。防水等級・カメラの一部・電池容量・RAM・SoC世代・microSD上限・衛星通信対応は上がっていますが、広角カメラの画素数と重量・本体の高さは増えています。世代が新しいからといって、全項目が良くなっているとは限らない機種です。まずは何が上がり、何が増えたのかを対で押さえておきます。

スペックの詳細はTORQUE G07の機種ページTORQUE G06の機種ページにまとめています。

スペック比較表

項目TORQUE G07(2026年)TORQUE G06(2023年)
チップSnapdragon 7 Gen 4Snapdragon 7 Gen 1
ディスプレイ約5.4インチ 有機EL約5.4インチ 有機EL
解像度2160×1080(FHD+)2160×1080(FHD+)
メインカメラ超広角約5000万画素+広角約5000万画素+マクロ約500万画素超広角約1600万画素+広角約6400万画素+マクロ約200万画素
フロントカメラ約800万画素約800万画素
バッテリー4585mAh(着脱式)4270mAh(着脱式)
充電ワイヤレス充電対応、約130分(TypeC共通ACアダプタ02)ワイヤレス充電対応(所要時間の記載を確認できていません)
重量約243g約234g
サイズ約W75×H157×D14.6mm約W75×H154×D14.6mm
ストレージRAM8GB/ROM128GB、microSDXC最大2TB対応RAM6GB/ROM128GB、microSDXC最大1TB対応
防水・防塵IPX5/IPX8/IPX9、IP6XIPX5/IPX8、IP6X
おサイフケータイ対応対応
eSIM対応対応
衛星通信au Starlink Direct対応記載を確認できていません
取扱いキャリアauのみ確認(docomo・SoftBank・楽天モバイルは記載を確認できていません)auのみ確認(docomo・SoftBank・楽天モバイルは記載を確認できていません)

価格について

本記事は各社公式の仕様表記のみを根拠にしており、販売価格は各社の変更が頻繁なため扱っていません。購入前にau公式でご確認ください。

防水はIPX9が加わって3等級になった

防水等級はG06がIPX5/IPX8、G07はIPX5/IPX8/IPX9です。防塵はどちらもIP6Xで変わりません。等級の数が2つから3つに増えている分、G07の方が防水に関する公式の担保範囲が広いと言えます。

IPX9はIPX8の「上位互換」ではない

IPX8は水中への継続的な浸水に対する等級であるのに対し、IPX9は高温高圧の噴流に対する等級で、想定している試験そのものが別物です。そのためG07は「IPX8に加えてIPX9も取得している」という書き方が正確で、IPX9がIPX8を上書きして不要にするわけではありません。

タフネス機全体の防水・防塵基準の違いはタフネススマホ比較のコラムでも整理しています。

カメラは"全部上がった"わけではない

カメラの画素数は一律に上がっているわけではありません。広角は約6400万画素(G06)から約5000万画素(G07)へ下がっています。一方で超広角は約1600万画素から約5000万画素へ、マクロは約200万画素から約500万画素へそれぞれ上がっています。

結果として、主砲だった広角の画素数を下げ、超広角を広角と同じ画素数に揃えた構成に変わったことになります。画素数が高い方が写りが良いとは限らないため、これは画質の優劣というより、レンズ構成の設計思想が変わったと読むのが実態に近いと考えられます。

9g重くなった分、電池は315mAh増えた

重量はG06の約234gからG07の約243gへ、約9g増えています。サイズは高さがG06の154mmからG07の157mmへ3mm伸びており、幅75mm・厚さ14.6mmは同一です。

一方で電池容量はG06の4270mAhからG07の4585mAhへ、315mAh増えています。重さと引き換えに電池容量が増えたという読み方ができ、どちらを優先するかは持ち方や使用時間の重視度によって変わります。

2世代とも変わらない「タフネス機の本命」

着脱式バッテリー・ワイヤレス充電・おサイフケータイ・eSIM・microSD対応は、G06・G07のどちらにも共通しています。特に着脱式バッテリーは、電池パックを自分で交換できるという、タフネス機を選ぶ理由の中核をなす特徴です。

買い替えの理由を「電池交換ができるから」に求めている人にとっては、この2機種は同じ土俵にいます。スマホのバッテリー交換についてのコラムもあわせてご覧ください。

どちらを選ぶか

  1. 防水の担保範囲を重視する人:IPX9が加わったG07の方が、公式の防水等級の対象が広くなります。
  2. 本体の軽さ・コンパクトさを優先する人:重量・高さともにG06の方が小さくまとまっています。
  3. 電池容量やストレージの余裕を重視する人:G07はバッテリー・RAM・microSD上限のいずれもG06を上回っています。

他社のタフネス系も含めて比較したい場合はarrows Alpha2は買うべきかのコラムも参考にしてください。取扱いは両機種ともauのみが公式で確認できており、他キャリアでの取り扱いは当サイトが参照した公式ページでは確認できていません。

KEN編集長のまとめ

TORQUE G07はG06に対して防水等級・カメラの一部・電池容量・ストレージ・衛星通信対応が上がっている一方、広角カメラの画素数と重量・本体の高さは増えています。世代交代=全項目の上位互換、とはなっていない点が今回の比較のポイントです。

着脱式バッテリー・ワイヤレス充電・おサイフケータイ・eSIM・microSD対応という「タフネス機の本命価値」は2世代とも共通しています。防水の担保範囲や電池容量を重視するか、軽さやコンパクトさを重視するか、自分がどの項目を優先するかで選ぶとよいでしょう。

よくある質問

TORQUE G06はIPX5/IPX8、TORQUE G07はIPX5/IPX8/IPX9の防水等級です。防塵はどちらもIP6Xです。IPX9はIPX8の上位互換ではなく、高温高圧の噴流を想定した別の等級のため、G07は「IPX8に加えてIPX9も取得している」という関係になります(2026-08-29時点のau公式・京セラ公式の表記で確認)。
一律に高画素化したわけではありません。広角は約6400万画素(G06)から約5000万画素(G07)へ変わり、超広角は約1600万画素から約5000万画素へ、マクロは約200万画素から約500万画素へ変わっています。超広角とマクロの画素数は上がっていますが、広角は下がっており、レンズ構成の設計が変わったと読むのが実態に近い内容です。
どちらも着脱式バッテリーを採用しており、ユーザー自身での電池パック交換ができます。容量はG06が4270mAh、G07が4585mAhです。
どちらもauでの取り扱いが確認できています。docomo・SoftBank・楽天モバイルでの取り扱いは、当サイトが参照した公式ページでは確認できていません(2026-08-29時点)。
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