AQUOS R11(2026年発売)・AQUOS R10(2025年発売)・AQUOS R8 pro(2023年発売)は、いずれもシャープのAQUOS Rシリーズ上位モデルです。ただし「新しい世代のほうが上位互換」という読み方は、このシリーズではそのまま通りません。特にカメラは3世代で2度構成が入れ替わっています。まずは公式スペックの比較表から確認します。

3世代スペック比較表

項目AQUOS R11AQUOS R10AQUOS R8 pro
発売2026年2025年2023年
参考価格確認できていない109,800円〜(2026年時点の参考価格)確認できていない
チップSnapdragon 8s Gen 4 Mobile Platform(3.2GHz+2.8GHz+2.0GHz ヘキサコア)Snapdragon 7+ Gen 3Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform(3.18GHz+2.8GHz+2.0GHz オクタコア)
ディスプレイ約6.5インチ Pro IGZO OLED、1〜240Hz可変駆動約6.5インチ Pro IGZO OLED、1〜240Hz可変駆動、ピーク輝度3,000nits約6.6インチ Pro IGZO OLED
解像度フルHD+(1080×2340)フルHD+(1080×2340)WUXGA+(1260×2730)
カメラ標準 約5,030万画素(F1.9)+広角 約5,030万画素(F2.2)+望遠 約3,850万画素(F2.4)のライカ監修トリプル構成標準 約5,030万画素(F1.9・OIS対応)+広角 約5,030万画素(F2.2)+14chスペクトルセンサー。ライカ監修ライカカメラ社監修1インチセンサー、約4,720万画素(F1.9)
フロント約5,030万画素(F2.2)約5,030万画素、F2.2約1,260万画素
バッテリー5,100mAh5,000mAh5,000mAh
充電36W給電、約90分で充電完了有線36W(約110分でフル充電)。ワイヤレス充電は非対応ワイヤレス充電対応
重さ約195g約197g約203g
サイズ約156mm×74mm×8.9mm約156×75×8.9mm約161mm×77mm×9.3mm(突起部除く)
ストレージRAM12GB(LPDDR5X)/ROM256GB・512GB(UFS4.1)256GB/512GB(12GB RAM)RAM12GB(LPDDR5X)/ROM256GB(UFS4.0)
防水防塵IPX5・IPX8・IPX9/IP6XIPX5/IPX8、IP6XIPX5・IPX8、IP6X
おサイフケータイ対応対応対応
eSIM対応対応対応
OSアップデート公式仕様に記載を確認できていない発売日から最大3回のOSバージョンアップ公式仕様に記載を確認できていない
取扱キャリアドコモ○ / au× / ソフトバンク○ / 楽天モバイル×ドコモ○ / au× / ソフトバンク○ / 楽天モバイル○ドコモ× / au× / ソフトバンク○ / 楽天モバイル×

×は当サイトが取り扱いを確認できていないという意味で、取り扱いが無いことを示すものではありません。

カメラの構成は3世代で2度入れ替わった

カメラの構成を追うと、この3世代は一直線に進化してきたわけではないことが分かります。AQUOS R8 proは、ライカカメラ社監修の1インチセンサーを単眼で搭載し、画素数は約4,720万画素(F1.9)。1本のレンズに面積を寄せた設計です。続くAQUOS R10は、標準 約5,030万画素(F1.9・OIS対応)+広角 約5,030万画素(F2.2)の2眼構成に、14chスペクトルセンサーを組み合わせました。望遠レンズは搭載せず、色の測り方に投資した設計といえます。そして最新のAQUOS R11では、標準 約5,030万画素(F1.9)+広角 約5,030万画素(F2.2)+望遠 約3,850万画素(F2.4)というライカ監修のトリプル構成に変わり、望遠が復活しました。

どの構成が上とは言えません。遠くの被写体を撮ることが多い人はAQUOS R11の望遠を、色の再現にこだわる人はAQUOS R10の14chスペクトルセンサーを、1本のレンズで寄りも引きもこなしたい人はAQUOS R8 proの1インチセンサー単眼を、それぞれ確認しておくとよさそうです。ただしAQUOS R8 proと同じ1インチセンサー単眼の構成は、当サイトが確認した範囲の新しい世代には見当たりません。

チップは8系→7系→8s系。番号は一直線ではない

チップも、世代を追うごとに数字がそのまま大きくなっているわけではありません。AQUOS R8 proはSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform(3.18GHz+2.8GHz+2.0GHz オクタコア)、AQUOS R10はSnapdragon 7+ Gen 3、AQUOS R11はSnapdragon 8s Gen 4 Mobile Platform(3.2GHz+2.8GHz+2.0GHz ヘキサコア)を搭載しています。型番の頭にある「8」「7+」「8s」という数字はSnapdragonの製品シリーズを区分するもので、世代をまたぐと単純比較にはなりません。「8→7+→8s」という並びだけを見ると数字が上下しているように映りますが、これはシリーズの呼び方が変わっているだけで、性能の上下を示すものではありません。処理性能の違いが気になる場合は、当サイトの表記だけで判断せず、メーカー公式の仕様で型番そのものを確認するのが確実です。

ワイヤレス充電と防水等級 ― 世代で増えたもの・消えたもの

記載の違いを正直に見る

ワイヤレス充電は、AQUOS R8 proの公式仕様に対応の記載があります。一方AQUOS R10は、公式にワイヤレス充電が非対応と明記されています。AQUOS R11については、当サイトが参照した公式仕様の中に記載を確認できませんでした。対応・非対応いずれとも断定せず、購入前にシャープ公式の最新の仕様表で確認することをおすすめします。

防水防塵は、AQUOS R8 proとAQUOS R10がIPX5・IPX8/IP6X、AQUOS R11はIPX5・IPX8・IPX9/IP6XとIPX9が加わっています。IPX9が具体的に何を意味するかは、タフネススマホ比較2026|IPX9とMIL-STD-810Hで詳しく解説しています。

買える場所が世代で違う

取扱キャリアも世代ごとに動いています。AQUOS R8 proはソフトバンクのみでの取り扱いを確認しています。AQUOS R10はドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルの3社、AQUOS R11はドコモ・ソフトバンクの2社です。楽天モバイルでの取り扱いを確認できているのはAQUOS R10だけで、楽天モバイルでの購入を考えている場合はここが分かれ目になります。なお、auでの取り扱いはどの世代も当サイトでは確認できていません。

価格は3機種そろって比較できません。当サイトで参考価格を確認できているのはAQUOS R10の109,800円〜のみで、AQUOS R11とAQUOS R8 proは参考価格を確認できていません。購入を検討する際は、キャリアや販売店ごとに提示される価格を、公式サイトや店頭で個別に確認してください。

どの世代を選ぶかの判断軸

  1. 望遠レンズが必要な人:AQUOS R10には望遠レンズがなく、選択肢から外れます。
  2. 1インチセンサーの単眼構成にこだわる人:AQUOS R8 proだけの構成で、新しい世代には引き継がれていません。
  3. ワイヤレス充電を条件にする人:対応が明記されているのはAQUOS R8 proのみです。AQUOS R11は記載を確認できていないため、公式の最新仕様表で確認してから判断してください。
  4. 楽天モバイルでの購入を考えている人:当サイトで確認できている取扱キャリアはAQUOS R10のみです。

KEN編集長のまとめ

AQUOS R11・R10・R8 proは、カメラ構成が2度入れ替わり、チップの系列も8系→7系→8s系と一直線には並びません。「新しい世代がそのまま上位互換」とは言えないシリーズです。ワイヤレス充電の対応状況や取扱キャリアも世代でまちまちなので、気になる項目は公式の最新仕様で確認してから選ぶことをおすすめします。

端末選びとあわせて、スマホ本体比較で他機種の条件も確認しておくと、判断がしやすくなります。

関連: AQUOS sense10とsense9の違いを比較

出典:シャープ公式サイト(AQUOS R11 スペック・2026年7月21日確認/AQUOS R10 スペック・2026年7月15日確認/AQUOS R8 pro 製品ページ・2026年7月21日確認)。価格・取り扱いは変動します。購入前に各社公式サイトで最新情報をご確認ください。

よくある質問

AQUOS R11は標準 約5,030万画素(F1.9)+広角 約5,030万画素(F2.2)+望遠 約3,850万画素(F2.4)のライカ監修トリプル構成です。AQUOS R10は標準 約5,030万画素(F1.9・OIS対応)+広角 約5,030万画素(F2.2)の2眼に14chスペクトルセンサーを組み合わせた構成で、望遠レンズは搭載していません。どちらが上とは言えず、用途に応じて確認することをおすすめします。
AQUOS R8 proは、ライカカメラ社監修の1インチセンサー(約4,720万画素、F1.9)を単眼で搭載しています。AQUOS R10・AQUOS R11はいずれも複数レンズの構成に変わっており、同じ1インチセンサー単眼の設計は、当サイトが確認した範囲の新しい世代には見当たりません。
AQUOS R10は公式にワイヤレス充電が非対応と記載されています。AQUOS R8 proは対応の記載があります。AQUOS R11については、当サイトが参照した公式仕様に記載を確認できていません。非対応と断定はできないため、購入前にシャープ公式の仕様表で最新情報を確認してください。
当サイトが確認できた取扱キャリアは、AQUOS R11がドコモ・ソフトバンク、AQUOS R10がドコモ・ソフトバンク・楽天モバイル、AQUOS R8 proがソフトバンクです(2026年7月確認)。いずれの世代もauでの取り扱いは確認できていません。
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