まず結論から言うと、選び方の軸は次の3つです。①毎月のデータ量(安定して20〜30GB使うか/月によってバラつくか)②通話の多さ電波の安定性をどこまで重視するか。この3点を早見表で押さえてから、それぞれ詳しく見ていきましょう。

結論の早見表(2026年7月時点)

項目ahamo(ドコモ)楽天モバイル(最強プラン)
月額料金2,970円(30GB固定)1,078円〜3,278円(段階制)
データ容量30GB無制限(20GB超で3,278円)
3GB以下の月2,970円(変わらず)1,078円まで自動で下がる
国内通話5分/回まで無料
超過22円/30秒
Rakuten Linkでかけ放題無料
使用回線ドコモ回線(5G)楽天回線+auローミング(5G)
海外データ30GBまで追加料金なし(91の国・地域)2GBまで無料、以降は要追加
店頭サポート有料(1回3,300円)全国の店舗で無料
事務手数料・MNP転出0円0円

出典: ahamo公式・料金プラン楽天モバイル公式・Rakuten最強プラン(2026年7月24日確認)

料金の仕組みが正反対 ―「固定」か「段階制」か

ここが2社の一番の違いです。ahamoは使っても使わなくても毎月2,970円で30GB。対して楽天モバイルは使った量で料金が3段階に自動で変わります。

その月のデータ使用量ahamo楽天モバイル
〜3GB(あまり使わない月)2,970円1,078円
〜20GB2,970円2,178円
20GB超〜無制限2,970円(上限30GB)3,278円(無制限)

この表から読み取れるのはシンプルです。毎月コンスタントに20〜30GB前後を使う人はahamo(30GBまで一律2,970円で、後述の5分無料通話も込み)。一方、月によって使う量がバラつく人や、30GBを超えて使いたい人は楽天モバイルが向きます。とくに「先月は出張で使ったが今月は在宅でほぼWi-Fi」という波がある人は、楽天なら使わない月が自動で1,078円まで下がるので取りこぼしがありません。

意外な逆転ポイント ― 通話は楽天モバイルが有利

「ahamoは5分かけ放題込みだから通話に強い」と思われがちですが、通話をよくする人はむしろ楽天モバイルの方が得になるケースが多いのが実情です。理由は、楽天モバイルは専用アプリRakuten Linkを使えば国内通話が無料でかけ放題だから(0570などの一部番号は対象外)。

ahamoの5分無料は便利ですが、5分を超えると22円/30秒の通話料が発生します。長電話が多い人や、5分で切れない仕事の電話が多い人は、ahamoだとオプション(+1,100円で無制限かけ放題)を足す必要があり、その分割高に。「アプリ経由でよい」という条件さえ許容できれば、通話コストは楽天モバイルに軍配が上がります。逆に、標準の電話アプリでそのまま短い通話を5分以内で済ませる使い方ならahamoの5分無料が快適です。

楽天モバイルの「無制限」で押さえておきたい注意点

無制限は魅力だが、電波とのセットで考える

楽天モバイルの無制限は、楽天回線エリアに加えてauローミングエリアでも無制限で使えるのが「最強プラン」の中核仕様です(以前の5GB上限は撤廃済み)。ただし公式でも案内があるとおり、混雑時などは公平性のために速度が制御される場合があります。また屋内や地下での繋がりやすさは地域差があるため、「無制限=どこでも爆速」ではない点は理解しておきましょう。楽天はプラチナバンド(700MHz帯)を2024年6月から運用開始し、屋内・地下の改善を進めている最中です。

電波の安定性を最優先するならahamo

通信の"繋がりやすさ・安定感"という一点では、ドコモ回線をそのまま使えるahamoに分があります。ドコモは全国カバー率・屋内での安定性で長い実績があり、地方・山間部や地下でも比較的安心。楽天モバイルはプラチナバンド展開でエリアを急速に改善していますが、地域によってはまだドコモとの差を感じる場面があります。「仕事で電波が途切れると困る」「地方在住」という人はahamoの安定性が効いてきます。逆に、都市部中心の生活で無制限のメリットを取りたい人は楽天モバイルのコスト面が魅力です。

海外利用が多いならahamoが強い

短期の海外出張・旅行が多い人にはahamoが便利です。ahamoは基本の30GBの範囲内なら、追加料金なしで91の国・地域で海外データ通信が使えます(海外利用開始から15日を超えると速度制限あり)。楽天モバイルも海外2GBまでは無料で使えますが、それ以上は追加チャージが必要です。頻繁に海外へ行く人はahamoの海外ローミングの手軽さが際立ちます。

店頭で相談したいなら楽天モバイル

ahamoは原則オンライン専用で、ドコモショップでの申し込みサポートは1回3,300円の有料(スタッフが代行するのではなく、案内を受けながら本人が操作する方式)。一方、楽天モバイルは全国に実店舗があり、店頭サポートは基本無料です。「対面で教えてもらいながら手続きしたい」「スマホの設定が不安」という人は、店舗のある楽天モバイルのほうが安心して乗り換えられます。

あなたに向いているのはどっち?

「大容量が欲しいけどドコモ品質も譲れない」人へ

データを多く使いたいけれど電波の安定性も外せない、という人はahamoの大盛りオプション(+1,980円で合計110GB・月4,950円)という選択肢もあります。ドコモ品質のまま大容量を確保できるので、楽天の無制限と迷ったら比較検討の価値があります。

ahamo公式サイトを見る → 楽天モバイル公式サイトを見る →

料金・キャンペーンは変更される場合があります。お申し込み前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

KEN編集長の結論

ahamoと楽天モバイルは「どちらが優れているか」ではなく「あなたのデータの使い方に合うのはどちらか」で選ぶプランです。毎月の使用量が安定していて電波の安心を取るならahamo、使う月と使わない月の差が大きい・無制限で使いたい・通話が多いなら楽天モバイル。この軸さえ押さえれば、迷いはかなり減るはずです。

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よくある質問

使い方次第です。毎月20〜30GB前後を安定して使うならahamo(30GBで2,970円)が割安。3GB以下に収まる月があるなど使用量にバラつきがある人は、楽天モバイルの段階制(〜3GBなら1,078円)が安くなります(2026年7月時点)。
Rakuten Linkアプリを使える前提なら、国内通話がかけ放題無料になる楽天モバイルが有利です。ahamoは5分/回まで無料で、超過分は22円/30秒かかります。
楽天回線エリアに加えauローミングエリアでも無制限で使えますが、混雑時は速度が制御される場合があります。屋内・地下の繋がりやすさは地域差があり、プラチナバンド(700MHz帯・2024年6月運用開始)で改善が進んでいる段階です。
短期の海外利用が多いならahamoが便利です。基本の30GBの範囲内で追加料金なしに91の国・地域で使えます(15日超で速度制限)。楽天モバイルは海外2GBまで無料で、それ以上は追加が必要です。

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