楽天モバイルのデメリット8つを先に一覧

注意

公式ページに書かれている事実から、注意が要る点を8つに絞りました。各項目に、対処も並べます。

デメリット公式の記載対処
1. パートナー回線のエリアは縮小予定KDDIが、ローミング提供エリアは順次縮小すると案内している自宅・職場・よく行く場所をエリアマップで見る
2. 屋内・地下で速度が変わる高速データ無制限エリアでも、地下・屋内・大きな商業ビルの中では速度が変わる場合があるWi-Fiを使う。副回線を足す
3. 通話無料はRakuten Link前提OS標準の電話アプリは30秒22円。0570と188は対象外発信はRakuten Linkアプリから行う
4. 混雑時に速度制御がある混雑時など、公平なサービス提供のために速度制御する場合があるよく使う時間帯の速度を、契約して試す
5. 端末の条件があるAndroidは楽天モバイルで購入した製品かSIMフリーのみ対象。技適が要る楽天回線対応製品のページで型番を調べる
6. ポイント払いはカード払いのみ口座振替では、楽天ポイントを使えない支払い方法をカードにして、楽天IDを登録する
7. 解約後のメールは有料楽メール持ち運びは月330円。解約日を含めて31日以内に申し込む乗り換える前に、メールの連絡先を変える
8. 家族割は小さく、解約に費用最強家族割は1人110円引き。1年以内の解約は最大1,078円家族の人数と、セットで受ける割引を足して比べる

デメリット8つの詳細、公式の記載と対処

1. パートナー回線(au回線)のエリアは縮小予定

楽天モバイルは、自社の楽天回線のエリアの外では、パートナー回線につながります。エリアのページに、パートナー回線エリア内ではau回線によるローミング接続が使えると書かれています(公式)。

楽天モバイルを検討しているなら

公式の申込ページで、いまの料金とキャンペーンの条件を確認できます。

パートナー回線(国内)の高速データ容量の制限は、2023年6月1日の最強プランの開始で撤廃されました(楽天モバイルのプレスリリース)。一方でKDDIは、ローミング提供エリアは順次縮小していくと案内しています(KDDI)。

対処:エリアマップで、自宅・職場・よく行く場所を見ます。出張や旅行で地方へ行く月が多い人は、行き先のエリアも見ておきます。マップは2026年10月13日更新(2026年9月30日時点のデータ)です。

2. 建物の中・地下・大きなビルの中で速度が変わる

公式のエリアのページには、高速データ無制限エリアでも、地下・屋内・大きな商業ビルの中では、電波の状況によって通信速度が変わる場合があると書かれています(公式)。エリアマップも計算上の数値判定で作られていて、実際の電波状況と異なる場合があります。

自宅のリビングと、職場の会議室と、通勤で使う地下鉄では、電波の状況が別々です。同じ地図の上でも、場所ごとに見え方が変わります。

対処:長く過ごす建物の中は、申し込む前に電波を見ます。弱い場所はWi-Fiを使うか、別系統の回線を足します。電波の改善は楽天モバイルの電波を改善する方法、2回線の組み方はデュアルSIMの組み合わせで説明しています。

3. 通話無料はRakuten Linkアプリが前提

Rakuten Linkアプリから発信した国内通話が無料です。OS標準の電話アプリで発信すると、30秒22円がかかります(公式)。

0570などから始まる他社接続サービスと、一部特番(188)は、アプリからでも無料の対象外です。対応OSは、Androidが10以降、iPhoneがiOS 16以降です。国内の緊急電話は、OS標準の電話アプリに切り替えて発信されます。

たとえば月に20分電話をかける人が、標準の電話アプリで発信すると880円です。Rakuten Linkからなら、同じ通話が0円です。

880円は、20分を30秒40回に直して22円をかけた編集部算出です。

対処:電話をかけるときは、標準の電話アプリではなくRakuten Linkを開きます。かけ放題オプションの料金はかけ放題の比較で見られます。

4. 混雑時に速度制御がかかる場合がある

最強プランのページに、混雑時など、公平なサービス提供のために速度制御する場合があるとの注記があります(公式)。具体的な速度や時間帯の数値は、公式ページに記載がありません。

対処:昼休みや夕方など、よく使う時間帯の速度は、契約して試すのが確実です。回線の利用開始から1年以内に解約した場合の費用は、最強プランで最大1,078円です。

5. 端末の条件と、iPhoneのeSIM開通

楽天回線対応製品のページに、Androidスマートフォンは、楽天モバイルで購入した製品かSIMフリースマホのみが対象とあります。他社で購入した製品は、動作保証の対象外です(公式)。

技適マークのない製品は、電波法違反になるため、ネットワークへの接続を断られる可能性があります。iPhoneは、SIMフリーでなければSIMロック解除が要ります。

eSIMは、開通の前にスタートガイド裏面のQRコードを読み取り、my 楽天モバイル(Rakuten Linkアプリ内)で開通の手続きをします。初期設定とAPN設定も行います(公式)。

対処:楽天回線対応製品のページで、型番を調べます。eSIMの手順はeSIM乗り換えの手順にまとめています。

6. 楽天ポイントで払えるのはカード払いのとき

月額料金は、クレジットカード、デビットカード、口座振替で払えます。楽天ポイントは1ポイント1円で使えますが、カード払いのときだけです(公式)。

口座振替では、楽天ポイントを使えません。ポイントは、期間限定ポイント、通常ポイント、楽天ペイ残高の順に使われ、一度に使えるのは1〜30,000ポイントです。

対処:ポイントで払いたいなら、支払い方法をカードにして、楽天IDを登録します。

7. 解約後もメールを使うなら有料

楽天モバイルのメールは「楽メール」(@rakumail.jp)で、Rakuten Linkアプリ内で使います(公式)。解約やMNP転出のあとも使い続けるには、「楽メール持ち運び」の申し込みが要ります(公式)。

月額は330円で、申し込みは解約日を含めて31日以内です。解約から31日間は、メールアカウントとデータが保持されます。メールボックスの容量は、最大1GBです。

対処:他社へ乗り換える前に、メールの連絡先を新しいアドレスへ変えておきます。

8. 家族割は小さく、1年以内の解約に費用がかかる

最強家族割の割引は、1人あたり月110円です。1グループ最大20回線まで入れます(公式)。

比べる材料として、ワイモバイルの公式ページの数字を並べます。家族割引サービスは2回線目以降が1,100円引き、おうち割 光セット(A)は1,650円引きです(ワイモバイル公式)。

ワイモバイル 申込ページを見る →

回線の利用開始から1年以内に解約すると、最強プランは最大1,078円がかかります。各種割引やプログラムで金額は変わります(公式)。

対処:家族の人数と、光回線やでんきのセットで受ける割引を足して、損得を比べます。損得は家族割の比較と楽天モバイルとワイモバイルの比較で見られます。

申し込む前に見る5つのチェック

デメリットの多くは、申し込む前に確かめれば避けられます。順番に見る5つを並べます。

  1. 楽天モバイルのエリアマップで、自宅・職場・よく行く場所を見ます
  2. 楽天回線対応製品のページで、使う端末の型番を調べます
  3. 支払い方法を決めます。ポイントで払うなら、カード払いにします
  4. 電話の発信は、Rakuten Linkから行う前提で考えます
  5. 乗り換えるなら、今のキャリアメールの連絡先を変える時期を決めます

1番目で自宅が範囲外なら、ほかの項目に進む前に、別の会社も比べます。

楽天モバイルをやめるときの費用

値段と損得

他社へ乗り換えるときに、楽天モバイルへ払う費用を並べます。

項目金額(税込)出典
MNP転出手数料0円手数料のページ
1年以内の解約最強プランは最大1,078円。各種割引やプログラムで変わる手数料のページ
SIMカードの交換・再発行3,300円手数料のページ
eSIMの交換・再発行0円手数料のページ
楽メール持ち運び月330円。解約日を含めて31日以内に申し込む楽メール持ち運び

MNPで他社へ移るなら、転出手数料は0円です。費用が出るのは、1年以内の解約と、楽メールを残す場合です。

楽天モバイルの良い点

デメリットだけで決めないために、公式ページで確かめられる良い点も並べます。

通勤電車で動画を毎日見て、データが20GBを超える月がある人は、3,278円で収まる上限があります。使う量が月ごとに大きく変わる人にも、段階制は合います。

利用者の評価では、オリコン顧客満足度®調査の「2025年 オリコン顧客満足度®調査 携帯キャリア」(2025年12月1日発表・回答7,740人)で、楽天モバイルが69.9点で総合1位でした。対象は回線網を自社で持つ4社(楽天モバイル・au・docomo・SoftBank)で、楽天モバイルの総合1位は3年連続4度目です。順位と点数は オリコン顧客満足度ランキング 携帯キャリア で見られます。

楽天モバイルの料金を使い方別に計算する

手順

楽天モバイルの月額は、その月に使ったデータ量で決まります。使い方の例で、1年間の合計を並べます。

使い方月額(割引適用前・税込)1年間の合計(割引適用前)1年間の合計(最強家族割あり)
毎月3GB以下1,078円12,936円11,616円
毎月3GB超〜20GB以下2,178円26,136円24,816円
毎月20GB超3,278円39,336円38,016円
4か月が20GB超、8か月が3GB以下3,278円と1,078円21,736円20,416円

各社公式の月額を12か月分に直した編集部算出です。最強家族割は、1人あたり月110円引きで計算しています。

月によって使う量が大きく変わる人は、段階制のおかげで、使わなかった月の料金が下がります。毎月20GBを超える人は、3,278円が上限です。

楽天モバイルの基本スペック

項目内容
月額料金(税込)3GB以下:1,078円/20GB以下:2,178円/20GB超:3,278円(無制限)
最強家族割適用時3GBまで968円/20GBまで2,068円/20GB超3,168円
回線楽天回線+パートナー回線(au回線のローミング)
通話Rakuten Linkアプリで国内通話が無料。アプリ未使用は30秒22円
契約事務手数料0円(同一名義で累計5回線以上は3,850円)
MNP転出手数料0円
1年以内の解約最強プランは最大1,078円
eSIM対応。SIM交換・再発行手数料はeSIMが0円、SIMカードが3,300円
実店舗あり(楽天モバイルショップ)。事前の来店予約を案内している

割引適用前の料金は楽天モバイルのお知らせ、最強家族割適用時の料金は最強プランのページの記載です。ショップは、家電量販店と郵便局内の店舗で一部の手続きに対応していません(ショップのページ)。

楽天モバイルが向いている人・向いていない人

内容
向いている人自宅・職場・よく行く場所がエリアマップで楽天回線の範囲にある人。通勤電車で動画を毎日見る人や、テザリングで在宅仕事をして月20GBを超える人。Rakuten Linkで発信する習慣がつく人。楽天カードで払い、楽天ポイントを使う人
向いていない人山間部や地方で、自宅がパートナー回線に頼る人。地下や大きなビルの中で長時間過ごす人。標準の電話アプリで発信し、0570へかけることも多い人。他社で買ったAndroid端末を使い続けたい人
楽天モバイル公式サイトを見る →

出典

確認日はすべて2026年10月21日です。

乗り換え前の3点

  • MNP予約番号いまの契約先でMNP予約番号を取る方法のほか、MNPワンストップに対応した携帯会社からの乗り換えなら、予約番号なしで申し込めます。対応しているかは、申込ページで調べます。
  • SIMの種類eSIMと物理SIMのどちらで申し込むか決めます。eSIMは、お使いの機種がeSIMに対応していることが前提です。
  • 初月の料金月の途中で申し込んだとき、初月の料金が日割りか満額かは、申込ページの料金の注記で調べます。

各社公式サイトの記載をもとにしています(2026年10月12日確認)。

楽天モバイルに申し込むなら

編集部のまとめ

まとめ

自宅・職場・よく行く場所が、エリアマップで楽天回線の範囲にある人なら、楽天モバイルの料金は魅力です。データを多く使う人ほど、3,278円で収まる上限が効きます。デメリットの多くは、申し込む前の確認と、日々の使い方で減らせます。

向かないのは、自宅がパートナー回線に頼る人と、地下や大きなビルの中で長く過ごす人、標準の電話アプリで発信する人です。申し込む前に、公式のエリアマップで場所を見てください。

よくある質問

よくある質問
楽天回線のエリア外では、パートナー回線(au回線のローミング)につながります。パートナー回線(国内)の高速データ容量の制限は、2023年6月1日に撤廃されました。KDDIは、ローミング提供エリアは順次縮小していくと案内しています。
屋内や地下は、高速データ無制限エリアでも速度が変わる場合があると公式に書かれています。Wi-Fiに切り替えるか、別系統の回線を足します。申し込み前に、エリアマップで自宅・職場・よく行く場所を見ておくと安全です。
地方でも、パートナー回線のau回線エリアでは使えます。ただし、ローミング提供エリアは順次縮小していくとKDDIが案内しています。地方にお住まいの人は、楽天モバイルのエリアマップで、自宅周辺の区分を見てください。
Rakuten Linkアプリから発信した国内通話は、何分でも何回でも無料です。0570などから始まる他社接続サービスと、一部特番(188)は対象外です。OS標準の電話アプリで発信すると、30秒22円がかかります。
回線の利用開始から1年以内なら、最強プランは最大1,078円がかかります。MNP転出手数料は0円です。解約後も楽メールを使うなら、月330円の楽メール持ち運びを、解約日を含めて31日以内に申し込みます。
払えます。ただし、クレジットカードかデビットカードで払うときだけで、口座振替では使えません。ポイントは、期間限定ポイント、通常ポイント、楽天ペイ残高の順に使われ、一度に使えるのは1〜30,000ポイントです。
スマホ・光回線・端末の組み合わせを診断するイメージ

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