iPhone Duoとは — Apple初の折りたたみiPhone
iPhone Duoは、Appleが2026年9月9日(米国時間)/9月10日(日本時間)に発表した、Apple初の折りたたみ式iPhoneです。開くとインナーディスプレイが7.6インチ(対角)・解像度1,878×2,670のオールスクリーンOLEDフォールディングディスプレイになり、閉じた状態でもアウターディスプレイ5.4インチ(対角)・解像度1,398×2,034のオールスクリーンOLEDとして使えます。インナー・アウターとも最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応し、屋外ピーク輝度は最大3,000ニトです(Apple公式・2026年9月10日確認)。
サイズは開いた状態で幅164.6×高さ117.8×厚さ5.2mm、閉じた状態で幅84.1×高さ117.8×厚さ11.3mm。重量は開閉どちらの状態でも254gです。カラーはナイトスカイとスターホワイトの2色展開で、チップはA20 Pro(6コアCPU、7コアGPU、デュアル16コアNeural Engine)を搭載します(Apple公式・2026年9月10日確認)。
なお、iPhone 18 Pro/18 Pro Maxに新搭載されたApple N1ワイヤレスネットワークチップについて、iPhone Duoの公式仕様ページには記載が確認できませんでした。iPhone Duoと18 Pro/18 Pro Maxはチップ構成が同一ではない可能性がある点にご注意ください。詳しい発表内容はApple公式ニュースルームで確認できます。
価格とストレージ構成
iPhone Duoの価格は、Apple公式ストア(SIMフリー)の税込価格で以下の通りです。ストレージは256GB・512GB・1TB・2TBの4構成で、最上位のiPhone 18 Pro Maxよりさらに上の価格帯になります。
| ストレージ | 価格(税込) |
|---|---|
| 256GB | 364,800円 |
| 512GB | 399,800円 |
| 1TB | 469,800円 |
| 2TB | 574,800円 |
出典: Apple公式ストア購入ページ(2026年9月10日確認)
容量選びの考え方
256GBと512GBの価格差は35,000円です。折りたたみ端末は画面が大きく写真・動画も見応えがある分、容量を消費しやすい使い方になりがちです。写真・動画の保存が多い方は512GB以上を検討すると余裕が生まれます。
発売日・予約開始日とキャリアの取扱い
iPhone Duoの予約開始日は2026年10月16日21:00(日本時間)、発売日は2026年10月23日です。iPhone 18 Pro/18 Pro Max(予約開始2026年9月12日21:00・発売2026年9月18日)より1か月以上遅い発売スケジュールになっています(Apple公式・2026年9月10日確認)。
| キャリア | 予約開始 | 発売日 |
|---|---|---|
| ドコモ | 2026年10月16日21:00 | 2026年10月23日 |
| au | 2026年10月16日21:00 | 2026年10月23日 |
| ソフトバンク | 2026年10月16日21:00 | 2026年10月23日 |
| 楽天モバイル | 2026年10月16日21:00 | 2026年10月23日8:00 |
出典: ドコモ公式リリース・KDDIニュースルーム・ソフトバンク/楽天モバイルはケータイWatchの報道による(2026年9月10日確認。ソフトバンク・楽天モバイルの公式リリース個別URLは本記事執筆時点で直接確認できていません)
Apple公式購入ページのキャリア選択肢に注意
Apple公式ストアのiPhone Duo購入ページでは、キャリア選択肢が「ドコモ・ソフトバンク・SIMフリー」の3択で、au・楽天モバイルの選択肢は確認できませんでした。一方でau・楽天モバイルは自社の発表で2026年10月23日発売の取り扱いを明言しています。これはApple直販でのキャリアロック版の有無とキャリア自身の店舗・オンラインショップでの取り扱いが別の話であるためと考えられます。au・楽天モバイル向けに購入する場合は、各社の公式オンラインショップまたは店舗で申し込んでください。
生体認証とヒンジ — 確認しておきたい注意点
iPhone Duoの生体認証はTouch ID(サイドボタンに内蔵された指紋認証センサー)で、Face IDは搭載されていません。iPhone 18 Pro/18 Pro MaxがFace ID(Touch ID非搭載)であるのとは逆の構成になっている点は、乗り換えを検討する際に見落としやすいポイントです(Apple公式・2026年9月10日確認)。
ヒンジについては、3Dプリントされたヒンジカバーに100%再生チタニウムを使用していることがApple公式で確認できました。ただし、開閉耐久回数など具体的な数値の記載はApple公式仕様ページ上に見当たりませんでした。この点は本記事のもとになった事実確認でも「未確認」として扱っています。耐久性が気になる方は、購入前にApple Storeなどの店頭で実機を確認することをおすすめします。
防水防塵性能はIP68(IEC規格60529にもとづく、最大水深6メートルで最大30分間)で、iPhone 18 Pro/18 Pro Maxと同等です。デュアルeSIM(2つのアクティブなeSIM)対応で、物理SIMカードには非対応です(Apple公式・2026年9月10日確認)。詳しい仕様はApple公式仕様ページで確認できます。
カメラ・バッテリー・充電
カメラは広角+超広角の2眼構成で、望遠レンズは搭載されていません。メインカメラは48MP Fusion(焦点距離26mm、ƒ/1.6、センサーシフト光学式手ぶれ補正)、超広角は48MP Fusion(焦点距離13mm、ƒ/2.2、視野角120°)です。フロントカメラは外側が12MPセンターフレームカメラ、インナー側はアンダーディスプレイFaceTimeカメラを採用しています(Apple公式・2026年9月10日確認)。
| 項目 | iPhone Duo |
|---|---|
| バッテリー | 通常使用 最大24時間 |
| 有線充電 | 60W以上アダプタ+USB-Cで約20分に最大50% |
| MagSafe | 最大25W |
| Qi2 | 最大25W |
出典: Apple公式仕様ページ(2026年9月10日確認)
バッテリーの「通常使用 最大24時間」は、ビデオ再生時間を公表しているiPhone 18 Pro(最大36時間)・18 Pro Max(最大45時間)とは測定条件が異なる表記です。単純な時間の大小だけで比較しないよう注意してください。
iPhone Duoが向く人・向かない人
iPhone Duoが向いているのは、大画面での資料閲覧やマルチタスクをiPhone・iOSのエコシステムのまま使いたい方です。7.6インチのインナーディスプレイは、開いた状態での動画視聴や電子書籍・PDF閲覧に余裕があります。おサイフケータイ(FeliCa)にも対応しているため、普段使いの決済機能を折りたたみ端末でもそのまま使えます(Apple公式・2026年9月10日確認)。
一方で、望遠レンズを使った写真撮影を重視する方、Face IDでの認証に慣れている方、価格を抑えたい方には向きません。256GBモデルでも364,800円と、iPhone 18 Pro Max(256GB・239,800円)より125,000円高く、望遠カメラも非搭載です。写真の望遠性能を重視する場合はiPhone 18 Pro・Pro Max・Duoの比較記事、他社の折りたたみ端末との違いが気になる場合はiPhone DuoとGalaxy Z Fold8・Pixel 11 Pro Foldの比較記事もあわせてご覧ください。
KEN編集長のまとめ
iPhone Duoは、Apple初の折りたたみiPhoneとして画面の大きさ・iOSとの親和性を重視する人に向けた端末です。ただし256GBで364,800円という価格、望遠レンズなしのカメラ構成、Face ID非搭載という設計は、これまでのiPhone Proシリーズとは違う割り切りをしている点として押さえておく必要があります。
他社の折りたたみ端末との具体的な違いはiPhone Duo vs Galaxy Z Fold8・Pixel 11 Pro Foldの比較記事、iPhone 18 Pro・18 Pro Maxとの選び方はiPhone 18シリーズ比較記事で詳しく解説しています。折りたたみスマホ全体のラインナップを見たい方は折りたたみスマホ比較コラムもご覧ください。
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