Galaxy Z Fold8・Fold8 Ultra・Flip8が2026年8月7日に発売され、折りたたみスマホの選択肢が広がりました。この記事では現行の折りたたみスマホ9機種を、画面サイズ・重さ・防水防塵・参考価格で横並びにし、2026年モデルから起きた変化と、購入後に関わる返却プログラムの注意点までまとめます。数値は2026年8月10日時点の確認です(2026年8月20日発売のPixel 11 Pro Foldのみ2026年8月23日確認)。

さらに2026年9月10日、Appleが初の折りたたみiPhoneとなる「iPhone Duo」を発表しました。本記事の9機種比較表は2026年8月10日時点のデータのため対象に含めていませんが、価格・発売日・注意点はiPhone Duo徹底解説、Galaxy Z Fold8・Pixel 11 Pro Foldとの公式仕様比較はiPhone Duo vs Galaxy Z Fold8・Pixel 11 Pro Foldの比較記事で確認できます。

2026年モデルから、折りたたみは4キャリアすべてで買えるようになった

Galaxy Z Fold8・Fold8 Ultra・Flip8は2026年8月7日に発売され、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社で取扱があります。一方、前世代のGalaxy Z Flip7・Fold7とPixel 10 Pro Foldは、楽天モバイルの製品一覧には掲載がありません。

つまり2026年モデルは、楽天モバイルを含めた4キャリアすべてで折りたたみスマホの取扱があるという、これまでになかった世代になります。楽天モバイルの回線を使っている人にとっては、回線を乗り換えずにキャリアで折りたたみスマホを買えるという選択肢が、今回はじめて生まれたことになります。

2026年モデルで変わったこと

Galaxy Z Fold8・Fold8 Ultra・Flip8(2026年8月7日発売)はドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社で取扱があります。前世代のFlip7・Fold7、Pixel 10 Pro Foldは楽天モバイルの製品一覧に掲載がなく、4キャリアすべてで買える折りたたみは今回が初めてです。

折りたたみ9機種のスペック比較

機種開いた画面重さバッテリー防水・防塵参考価格(税込)
Galaxy Z Fold8約7.6インチ・120Hz約201g4,800mAhIPX8・IP4X269,880円
Galaxy Z Fold8 Ultra約8.0インチ・120Hz約215g5,000mAhIPX8・IP4X296,780円
Galaxy Z Flip8約6.9インチ・最大120Hz約180g4,300mAhIPX8・IP4X192,680円
Galaxy Z Fold7約8.0インチ・120Hz約215g4,400mAhIPX8・IP4X265,750円
Galaxy Z Flip7約6.9インチ約188g4,300mAhIPX8・IP4X164,800円
Galaxy Z Fold6約7.6インチ約239g4,400mAhIPX8・IP4X249,800円
Google Pixel 11 Pro Fold約8インチ約239g4,806mAhIP68279,900円
Google Pixel 10 Pro Fold8インチ258g5,015mAhIP68267,500円
Google Pixel 9 Pro Fold8インチ257g4,650mAhIPX8(防塵非対応)257,500円

参考価格は、Galaxy各機種がSIMフリー版256GB・Samsungオンラインショップの参考価格(税込)、PixelはGoogleストアの256GB版価格(税込)です。キャリアでの販売価格は各社で異なるため、この表の価格はキャリア価格ではありません。確認日:2026年8月10日(Pixel 11 Pro Foldのみ2026年8月23日確認)。Galaxy Z Fold6・Pixel 9 Pro Foldは前世代機のため、現時点での各社での在庫状況は要確認です。

最初に決めるのは「縦折りか横折りか」

縦折り(Flip)は、ポケットの中で小さくなるタイプ

Galaxy Z Flip8は開いた状態で約6.9インチ、閉じると約4.1インチというコンパクトな筐体になり、重さは約180gです。縦に折りたたんで小さくなるぶん、開いた画面はFold系より狭く、動画や資料を大きく見る用途には向きません。カメラは約5,000万画素広角+約1,200万画素超広角の構成で、望遠レンズはありません。前世代のZ Flip7(約188g・164,800円)との差額は27,880円ですが、Z Flip8とZ Flip7を1項目ずつ突き合わせると、公式スペック上で数値が変わっているのはSoC・重さ・厚み・楽天モバイルの取り扱いの4項目だけで、画面・カメラ・電池容量には同じ数値が並びます。

横折り(Fold)は、開くとタブレットになるタイプ

Galaxy Z Fold8は約201g、Fold8 Ultraは約215g、Pixel 10 Pro Foldは258gと、開くとタブレットのような画面になる分、Flip8より重くなります。Fold8は前世代のFold7(約215g)から約201gへ軽量化されており、公式仕様によると本体サイズも刷新されています(開いた状態で約124×161×4.5mm、閉じた状態で約124×82×9.7mm)。前世代Fold7(開:158×143×4.2mm)とは縦横比が変わっているため、数値の並びが違って見えますが、これは仕様変更によるものです。Pixel 11 Pro Foldは約239gで、Pixel 10 Pro Fold(258g)より軽くなっています。

カメラの望遠レンズの有無も選ぶうえで重要な軸です。Fold8とFlip8は望遠レンズを搭載していませんが、Fold8 Ultraは約1,000万画素の望遠(光学3倍)、Pixel 10 Pro Foldは1,080万画素の望遠5倍を搭載しています。Pixel 11 Pro Foldも約1,080万画素・光学5倍の望遠レンズを搭載しており、Pixel 10 Pro Foldと同様に望遠込みの3眼構成です。遠くの被写体をズームで撮りたい人は、Fold8 Ultra・Pixel 10 Pro Fold・Pixel 11 Pro Foldが候補になります。

厚さも縦折り・横折りで性格が分かれます。Galaxy Z Flip8は開いた状態で約6.1mm、閉じた状態で約13.1mmです。Galaxy Z Fold8は開いた状態で約4.5mm、閉じた状態で約9.7mm、Fold8 Ultraは開いた状態で約4.1mm、閉じた状態で約8.9mmと、Fold系のほうが開いたときの薄さを追求した数値になっています。Pixel 10 Pro Foldは展開時5.2mm・折畳み時10.8mmで、こちらもFold系に近い薄さです。閉じたときのポケットへの収まりを重視するならFlip8の閉時約13.1mmが目安になり、開いて使う時間の薄さを重視するならFold8・Fold8 Ultra・Pixel 10 Pro Foldのほうが有利という見方になります。

折りたたみスマホは、画面を2枚持ちヒンジで開閉する構造上、板状のスマホに比べて重い側に集まりやすい傾向があります。今回の9機種が、当サイトに掲載している機種全体の中でどのくらい重い側に位置するのかは、掲載99機種の重さを一覧にした記事であわせて確認できます。

折りたたみで見落とされやすいのが防塵等級

Galaxy Z系(Fold8・Fold8 Ultra・Flip8・Fold7・Flip7・Fold6)はいずれもIPX8・IP4Xという表記です。Pixel 10 Pro FoldはIP68、Pixel 9 Pro FoldはIPX8で防塵には対応していません。Pixel 11 Pro FoldもIP68で、Pixel 10 Pro Foldと同じ防塵等級です。

IP等級の後ろ2桁は防塵等級・防水等級を表しています。IP4Xは「直径1mmを超える固形物の侵入に対する保護」、IP6Xは「粉じんの侵入をほぼ完全に防ぐ」という規格上の区分で、IP4XはIP6Xより保護される範囲が狭い等級です。

折りたたみ機の防塵等級は機種ごとに違う

Galaxy Z系はIPX8・IP4X、Pixel 11 Pro Fold・Pixel 10 Pro FoldはIP68、Pixel 9 Pro FoldはIPX8(防塵非対応)と、機種によって防塵の等級表記が異なります。IP4XはIP6Xより保護範囲が狭い規格ですが、これは規格上の区分であり、「壊れやすい」といった故障率の違いを示すものではありません。砂ぼこりの多い環境で使うかどうかで、確認すべき等級は変わります。

19万〜30万円という価格を、返却プログラムでどう見るか

今回の9機種の参考価格は、Galaxy Z Flip8の192,680円からGalaxy Z Fold8 Ultraの296,780円まで、19万円台から30万円近くまでの幅があります。この価格帯になると、購入時に検討されやすいのが各社の返却プログラムです。返却プログラムは、あらかじめ端末を一定期間後に返却する前提で、分割払いの一部を支払わなくてよくなる仕組みで、ドコモは「いつでもカエドキプログラム」、auは「スマホトクするプログラム+」、ソフトバンクは「新トクするサポート+」という名称で提供されています。

ここで注意したいのが、2026年に各社が返却時にかかる費用まわりを新設・改定していることです。特にソフトバンクは2026年8月19日加入分から査定基準が変わり、Cランク(擦り傷・打痕など)の負担金上限が22,000円、Dランク(画面割れ・部品破損など)の上限が44,000円になります。2026年8月18日までの加入は旧基準のままです。この記事の公開時点(8月10日)から見ると、9日後にこの基準が切り替わるため、いつ加入するかで結論が変わる点を押さえておく必要があります。

また折りたたみスマホは、画面が2枚あり開閉するヒンジを持つという構造上、板状のスマホに比べて査定で見られる箇所が多くなります。これは構造上の事実であり、返却時に何を見られるかを理解したうえで日々の使い方を決めることが、総額を左右します。返却プログラムの各社の条件を詳しく比較したい方は、端末の返却プログラム4社比較で全条件をまとめていますので、そちらをご覧ください。

返却プログラムは加入日で条件が変わる

ソフトバンクの新トクするサポート+は2026年8月19日加入分から査定基準が変わります(Cランク上限22,000円・Dランク上限44,000円)。8月18日までの加入は旧基準が適用されるため、加入予定日が基準の切り替え前後どちらになるかを先に確認しておくと安心です。

向いている人・いったん見送ったほうがいい人

KEN編集長のまとめ

2026年モデルのGalaxy Z Fold8・Fold8 Ultra・Flip8は、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社で取扱があり、折りたたみスマホが初めて4キャリアすべてで買える世代になりました。楽天モバイルを使っている方にとっては、回線を変えずに折りたたみを選べるようになったのが大きな変化です。

選ぶときは開いた画面の大きさだけでなく、重さと防塵等級も見てください。Flip8の約180gからPixel 10 Pro Foldの258gまで差があり、防塵等級もGalaxy Z系のIP4XとPixel 10 Pro FoldのIP68で表記が異なります。

そして19万〜30万円という価格帯だからこそ、返却プログラムの条件は購入前に確認しておきたいところです。特にソフトバンクは2026年8月19日加入分から査定基準が変わるため、加入日によって総額が変わります。

関連: Galaxy Z Flip8とZ Fold8はどっちがいい?Galaxy Z Fold8とZ Fold8 Ultraの違いPixel 11 Pro FoldとGalaxy Z Fold8の比較スマホ保険は必要?

よくある質問

2026年8月7日発売のGalaxy Z Fold8・Fold8 Ultra・Flip8は、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社で取扱があります。前世代のGalaxy Z Flip7・Fold7やPixel 10 Pro Foldは、楽天モバイルの製品一覧には掲載がありません。
Fold8は約7.6インチ・約201g・カメラは望遠なしの2眼構成です。Fold8 Ultraは約8.0インチ・約215gで、約1,000万画素の望遠(光学3倍)を搭載した3眼構成になっており、参考価格もFold8の269,880円に対しFold8 Ultraは296,780円です。
Galaxy Z Fold8・Fold8 Ultra・Flip8はIPX8・IP4Xに対応しています。Pixel 10 Pro FoldはIP68、Pixel 9 Pro FoldはIPX8で防塵には対応していません。IP4XはIP6Xに比べて防塵の保護範囲が狭い規格です。
ソフトバンクの新トクするサポート+は2026年8月19日加入分から査定基準が変わり、Cランクの負担金上限が22,000円、Dランクが44,000円になります。8月18日までの加入は旧基準のままなので、加入日によって条件が変わる点に注意してください。詳しい条件は端末の返却プログラム4社比較で確認できます。
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