結論は、Ultraの追加分を使い切れないなら編集部はGalaxy Z Fold8

Ultraが上回る望遠・画面・電池を毎日は使わないなら、編集部はGalaxy Z Fold8です。どれかを毎日使うなら、Galaxy Z Fold8 Ultraです。
理由は3つです。価格は269,880円対296,780円で、Fold8が26,900円安いです。重さは約201g対約215gで、Fold8が14g軽いです。そして、チップもメモリも2機種で共通なので、処理の速さでUltraを選ぶ理由が公式の数字にありません。Ultraの追加分は、望遠・画面・電池に対する対価です。それを使い切る場面が思い浮かばないなら、編集部はFold8を選びます。
値段と損得(差は26,900円、何に対する差額か)

SIMフリーの参考価格(256GB・税込)は、Galaxy Z Fold8が269,880円、Galaxy Z Fold8 Ultraが296,780円です(Samsungオンラインショップ・2026年9月30日確認)。差額は26,900円です。
ストレージの構成は2機種とも同じで、256GB・512GB(RAM 12GB)と1TB(RAM 16GB)です。つまり、同じ容量を選んでも約2.7万円の差がつきます。両機種ともドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4キャリアで取り扱いがあります。
損得でいえば、Ultraの26,900円は、主にカメラ(約2億画素の広角と光学3倍の望遠)、画面(約8.0インチ・カバー約6.5インチ)、電池(5,000mAh)に対する差額です。処理を担うチップとメモリは共通なので、この3つを毎日使い切れるかどうかが、損得の分かれ目です。
26,900円と約2.7万円の差は、公式の参考価格から計算した編集部算出の値です。
公式の売り文句を数字で確かめる
2機種が並ぶと、店頭では次の3つの言い方が出てきます。それぞれ、公式の数字で確かめます。
売り文句1「Ultraは名前のとおり、性能が一段上」
店頭でよく言われる言い方です。
公式の仕様では、2機種ともチップはSnapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy(ドコモ公式ではオクタコア・4.74GHz+3.6GHz)です。メモリも、256GB・512GBは12GB、1TBは16GBと同じです。処理性能を決める部分に差はありません。差が出るのは、カメラ・画面・電池・重さです。
判定: 条件つき(チップとメモリは同じ。差が出るのはカメラ・画面・電池・重さだけです)
売り文句2「望遠が付くのはUltraだけ」
店頭でよく言われる言い方です。
Ultraの背面カメラは、約2億画素の広角、約5,000万画素の超広角、約1,000万画素の望遠(光学3倍)の3眼です。Fold8は約5,000万画素の広角と約5,000万画素の超広角の2眼で、望遠はありません(Samsung公式・2026年9月30日確認)。
判定: 本当(望遠レンズはUltraだけに付くと、公式の数字で確かめられます)
売り文句3「Ultraは画面が大きい分、電池も大きいから安心」
店頭でよく言われる言い方です。
電池容量は、Fold8が4,800mAh(定格4,660mAh)、Ultraが5,000mAh(定格4,854mAh)で、200mAhの差です。開いた画面は約7.6インチと約8.0インチで、Ultraの方が大きいです。容量は大きいのですが、画面が大きい分の消費も増えるため、1日にどれだけ持つかは公式の数字では比べられません。
判定: 数字では言えない(容量の差は本当。持ち時間の差は、公式に比べられる数字がありません)
公式の数字では分からないこと

ここに挙げる項目は、公式の数字が無い、または測り方が違うため、公式の数字からは分かりません。優劣は付けません。
- 電池の持ち: 容量は4,800mAhと5,000mAhで並べられるが、画面の大きさが違い、公式の持続時間も掲載機種のスペック一覧に無いため、1日の持ちは比べられない項目です。
- 望遠の写り: 光学3倍の望遠がUltraだけにあるのは数字で言えるが、写真の仕上がりは公式に数字が無く、比べられない項目です。
- 処理の体感: チップとメモリは共通で、体感の差を示す公式の数字はありません。
- 充電の速さ: 2機種ともW数の公表が掲載機種のスペック一覧に無く、比べられない項目です。
この記事は実機レビューではないので、使い心地や写真の仕上がりには触れません。分かるのは、公式が書いた数字と、その測り方までです。
公式の数字で決まる観点だけを並べた採点ボード
| 観点 | Galaxy Z Fold8 | Galaxy Z Fold8 Ultra |
|---|---|---|
| 参考価格 | 269,880円○ | 296,780円 |
| 重さ | 約201g○ | 約215g |
| 画面サイズ・最大Hz | 約7.6インチ・120Hz(開いた状態) | 約8.0インチ・120Hz(開いた状態) |
| 電池容量 | 4,800mAh | 5,000mAh○ |
| 充電の最大W数 | —(W数の公表なし) | —(W数の公表なし) |
| メインカメラ画素 | 約5,000万画素(広角)・望遠なし | 約2億画素(広角)・望遠あり |
| 防水防塵 | IP48(IPX8・IP4X) | IPX8・IP4X |
| おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
| OS更新年数 | 2033年7月31日まで(セキュリティ更新) | 2033年7月31日まで(セキュリティ更新) |
| 保証・修理の期限 | Samsung保守: 受付中 | Samsung保守: 受付中 |
| 勝ち数 | 2 | 1 |
○は、公式の数字で優劣が決まる観点にだけ付けています。「—」は公式に数字がなく、採点していません。同じ数字の行は○なしです。価格・仕様は2026年9月30日にSamsung公式ページ・ドコモ公式で確認(256GB・税込)。更新期限と修理・保守は2026年10月8日確認。
数字の根拠となる早見表と項目別の説明
早見表(チップ・メモリ・電池・画面・重さ・価格差)
| 項目 | Galaxy Z Fold8 | Galaxy Z Fold8 Ultra |
|---|---|---|
| 価格(SIMフリー参考・税込) | 269,880円 | 296,780円 |
| 画面(開いた状態) | 約7.6インチ・120Hz | 約8.0インチ・120Hz |
| 画面(閉じた状態・カバー) | 約5.5インチ・120Hz | 約6.5インチ・120Hz |
| 背面カメラ | 約5,000万画素広角+約5,000万画素超広角 | 約2億画素広角+約5,000万画素超広角+約1,000万画素望遠(光学3倍) |
| チップ | Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy(オクタコア・4.74GHz+3.6GHz) | Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy(オクタコア・4.74GHz+3.6GHz) |
| メモリ/ストレージ | RAM 12GB(256GB/512GB)・RAM 16GB(1TB) | RAM 12GB(256GB/512GB)・RAM 16GB(1TB) |
| バッテリー(標準値) | 4,800mAh(定格4,660mAh) | 5,000mAh(定格4,854mAh) |
| 重量 | 約201g | 約215g |
| 厚さ(開いた状態) | 約4.5mm | 約4.1mm |
| 防水防塵 | IP48規格(IPX8・IP4X) | IP48規格(IPX8・IP4X) |
| OSアップデート | 最大7回のOSおよびセキュリティアップデート | 最大7回のOSおよびセキュリティアップデート |
| おサイフケータイ |
出典: Samsung公式・Galaxy Z Fold8・Samsung公式・Galaxy Z Fold8 Ultra・Samsung公式・Z Fold8 価格・Samsung公式・Z Fold8 Ultra 価格・ドコモ公式・Z Fold8(SC-57G)・ドコモ公式・Z Fold8 Ultra(SC-56G)(2026年9月30日確認)
性能の違いを読み解く(チップとメモリは同じ、差は電池・カメラ・重さ)
Galaxy Z Fold8 Ultraについて最初に気になるのは、「Fold8より処理が速いのか」という点です。公式仕様で見ると、両モデルとも搭載チップはSnapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy(ドコモ公式ではオクタコア・4.74GHz+3.6GHz)です。メモリも、256GB/512GBが12GB、1TBが16GBと同じです。チップとメモリの構成に差がないため、「Ultraだから処理性能が上」と公式仕様から言える根拠はありません。
性能の差として表に出るのは次の3点です。
- カメラ:Z Fold8は約5,000万画素の広角と超広角、Z Fold8 Ultraは約2億画素の広角・約5,000万画素の超広角・約1,000万画素の光学3倍望遠です。
- 電池:標準値でZ Fold8が4,800mAh、Z Fold8 Ultraが5,000mAh。Samsung公式の定格容量はそれぞれ4,660mAhと4,854mAhです。
- 画面と筐体:開いた画面は約7.6インチと約8.0インチ、閉じたカバー画面は約5.5インチと約6.5インチ。重さは約201gと約215gで、開いた状態の厚さはUltraが約4.1mm、Z Fold8が約4.5mmです。
ベンチマークスコアについて:当サイトでは自前の計測を行っておらず、公表元を明示できるスコアも手元にないため、数値の優劣は掲載しません。チップが共通である以上、日常の操作で差を感じる場面は、処理速度よりもカメラ・画面・電池のほうが多いと考えられます。
カメラは望遠レンズの有無が最大の違い
Galaxy Z Fold8は約5,000万画素の広角と約5,000万画素の超広角というデュアル構成で、望遠レンズを搭載していません。一方のZ Fold8 Ultraは約2億画素の広角に加え、約5,000万画素の超広角、そして約1,000万画素・光学3倍ズームの望遠レンズを備えたトリプルカメラです。旅行先での風景撮影や、離れた場所からの人物撮影を光学ズームでこなしたい人にとって、この望遠レンズの有無は、撮れる範囲の差になるポイントです。逆に近距離の書類撮影やSNS投稿用の写真が中心であれば、Z Fold8のデュアル構成でも足りる場面が多いと考えられます。なお、フロントカメラは両モデルとも約1,000万画素×2(メイン内側・カバー側)で共通です。
画面サイズは7.6インチと8.0インチ、閉じた状態にも差がある
開いた状態の画面はGalaxy Z Fold8が約7.6インチ、Z Fold8 Ultraが約8.0インチと0.4インチの差があります。さらに見落とされがちなのが、閉じた状態(カバーディスプレイ)の差です。Z Fold8の約5.5インチに対し、Z Fold8 Ultraは約6.5インチ。カバーディスプレイを片手で使う場面が多い人ほど、この1インチの差は使う場面が多いほど数字の上で効いてきます。どちらも120Hzのリフレッシュレートに対応しており、なめらかさそのものは共通です。
重量とバッテリー、軽さのZ Fold8と大容量のUltra
重量はGalaxy Z Fold8が約201g、Z Fold8 Ultraが約215gで、Z Fold8の方が約14g軽く仕上がっています。折りたたみスマートフォンは片手保持の負担が指摘されやすいジャンルのため、この差は毎日の持ち運びの負担に関わります。一方でバッテリー容量はZ Fold8の4,800mAh(定格4,660mAh)に対し、Z Fold8 Ultraは5,000mAh。大画面化した分の消費を、より大きな電池でカバーする設計です。防水防塵は、どちらもIP48規格(IPX8・IP4X)に対応しています(Samsung公式)。
なお2026年9月10日には、Appleから初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」も発表されています。iOSの折りたたみ端末との違いが気になる場合はiPhone Duo vs Galaxy Z Fold8の比較記事、価格・発売日の詳細はiPhone Duo徹底解説記事で確認できます。
こんな使い方なら、こっち
- 通勤で毎日片手で持つ時間が長く、約201gの軽さを取りたい
- SNS用の写真や書類の撮影が中心で、望遠は使わないので、その分の26,900円を抑えたい
- 初めての横折りで、まず269,880円の側から試したい
- 旅行や子どもの運動会で遠くを毎回撮るので、光学3倍の望遠を取りたい
- 電車の中で毎日動画や資料を見るので、開いて約8.0インチの画面を取りたい
- 外出先で動画を長く見る日が多く、5,000mAhの電池を取りたい
編集部の意見はGalaxy Z Fold8(理由3つと、Z Fold8 Ultraを選ぶ条件)
編集部ならGalaxy Z Fold8です。初めての横折りなら、チップもRAMも同じFold8で足ります。Ultraより26,900円安く、14g軽いからです。
- 価格: 269,880円対296,780円で、Fold8が26,900円安いです。初めての横折りで予算を抑えたい人ほど、この差は数字の上で大きく効いてきます
- 重さ: 約201g対約215gで、Fold8が14g軽いです。通勤で毎日片手で持つ時間が長い人ほど、この差は数字の上で効いてきます
- 処理性能: チップはSnapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy、RAMも256GB・512GBは12GB、1TBは16GBで2機種とも同じ。処理の速さでUltraを選ぶ理由は、公式の数字にありません
望遠、画面の大きさ、電池。この3つを毎日使い切る方は、価格差を払ってでもUltraへ行く意味があります。
- 旅行や子どもの運動会で遠くを毎回撮るので、約1,000万画素・光学3倍の望遠(Fold8は望遠なし)を取りたい人
- 電車の中で毎日、動画や資料を見るので、開いて約8.0インチ・閉じて約6.5インチ(Fold8は約7.6インチと約5.5インチ)の画面を取りたい人
- 外出先で動画を長く見る日が多く、4,800mAhより大きい5,000mAhの電池を取りたい人
あなたはどっち派?
価格と軽さを取るならFold8、望遠と大きな画面を取るならFold8 Ultra。あなたはどちら派ですか。
読み終えたら: この記事の機種を Amazon で見る
買う理由
- 折りたたみで約201g。開いた厚さは4.5mm
- 開くと7.6インチ。新しいワイド比率の画面
買わない理由
- 望遠レンズがなく、背面カメラは広角と超広角
- 本体の価格は高め
買う理由
- 約2億画素のメイン。光学3倍の望遠も
- Armor Aluminumのフレーム+2層チタンの構造
買わない理由
- 価格はシリーズの中でも最高値クラス
- 約215gで、Z Fold8よりやや重い
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参考価格はメーカー直販などの価格です。Amazonの販売価格と在庫は商品ページでご確認ください。
編集部の結論

編集部ならGalaxy Z Fold8です。26,900円安く、14g軽く、チップとメモリは共通。Ultraの追加分は望遠・画面・電池なので、使い切れるかどうかで選びます。
光学3倍の望遠、約8.0インチの画面、5,000mAhの電池のどれかを毎日使うなら、Galaxy Z Fold8 Ultraです。
よくある質問


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