Galaxy Z Fold8とZ Fold8 Ultraは同時期に発売された折りたたみスマートフォンで、名前も外見もよく似ています。ただし公式スペックを並べると、カメラ構成・画面サイズ・重量・価格に無視できない差があります。まずは結論の早見表から確認しましょう。
結論の早見表
| 項目 | Galaxy Z Fold8 | Galaxy Z Fold8 Ultra |
|---|---|---|
| 価格(SIMフリー参考・税込) | 269,880円 | 296,780円 |
| 画面(開いた状態) | 約7.6インチ・120Hz | 約8.0インチ・120Hz |
| 画面(閉じた状態・カバー) | 約5.5インチ・120Hz | 約6.5インチ・120Hz |
| 背面カメラ | 約5,000万画素広角+約5,000万画素超広角 | 約2億画素広角+約5,000万画素超広角+約1,000万画素望遠(光学3倍) |
| チップ | Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy | Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy |
| バッテリー | 4,800mAh(定格4,660mAh) | 5,000mAh |
| 重量 | 約201g | 約215g |
| 防水防塵 | IP48規格(IPX8・IP4X) | IPX8・IP4X |
| おサイフケータイ |
出典: Samsung公式・Galaxy Z Fold8・Samsung公式・Galaxy Z Fold8 Ultra(2026年8月23日確認)
価格差26,900円は何に対する対価か
SIMフリー参考価格(256GB・Samsungオンラインショップ・税込)で比較すると、Galaxy Z Fold8が269,880円、Galaxy Z Fold8 Ultraが296,780円で、差額は26,900円です。この差額の中身は主にカメラと画面サイズの2点に集約されます。詳しくストレージ構成を見ると、両モデルとも256GB/512GB(RAM 12GB)・1TB(RAM 16GB)という同じラインナップで、容量による差はありません。つまり「同じ容量を選んでも約2.7万円の差がつく」という点がポイントです。両モデルともドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの主要4キャリアで取り扱いがあります。
カメラ:望遠レンズの有無が最大の違い
Galaxy Z Fold8は約5,000万画素の広角と約5,000万画素の超広角というデュアル構成で、望遠レンズを搭載していません。一方のZ Fold8 Ultraは約2億画素の広角に加え、約5,000万画素の超広角、そして約1,000万画素・光学3倍ズームの望遠レンズを備えたトリプルカメラです。旅行先での風景撮影や、離れた場所からの人物撮影を光学ズームでこなしたい人にとって、この望遠レンズの有無は体感差の大きいポイントです。逆に近距離の書類撮影やSNS投稿用の写真が中心であれば、Z Fold8のデュアル構成でも不足を感じにくいでしょう。なお、フロントカメラは両モデルとも約1,000万画素×2(メイン内側・カバー側)で共通です。
画面サイズ:7.6インチと8.0インチ、閉じた状態にも差
開いた状態の画面はGalaxy Z Fold8が約7.6インチ、Z Fold8 Ultraが約8.0インチと0.4インチの差があります。さらに見落とされがちなのが、閉じた状態(カバーディスプレイ)の差です。Z Fold8の約5.5インチに対し、Z Fold8 Ultraは約6.5インチ。カバーディスプレイを片手で使う場面が多い人ほど、この1インチの差は日常的に体感しやすくなります。どちらも120Hzのリフレッシュレートに対応しており、なめらかさそのものは共通です。
重量とバッテリー:軽さのZ Fold8、大容量のUltra
重量はGalaxy Z Fold8が約201g、Z Fold8 Ultraが約215gで、Z Fold8の方が約14g軽く仕上がっています。折りたたみスマートフォンは片手保持の負担が指摘されやすいジャンルのため、この差は毎日の持ちやすさに直結します。一方でバッテリー容量はZ Fold8の4,800mAh(定格4,660mAh)に対し、Z Fold8 Ultraは5,000mAh。大画面化した分の消費を、より大きな電池でカバーする設計です。防水防塵は、Z Fold8がIP48規格(IPX8・IP4X)、Z Fold8 Ultraがメーカー公表でIPX8・IP4Xとなっています。
なお2026年9月10日には、Appleから初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」も発表されています。iOSの折りたたみ端末との違いが気になる場合はiPhone Duo vs Galaxy Z Fold8の比較記事、価格・発売日の詳細はiPhone Duo徹底解説記事で確認できます。
Z Fold8が向いている人/Z Fold8 Ultraが向いている人
- Galaxy Z Fold8が向いている人:折りたたみの軽さ(約201g)を最優先したい/広角+超広角の2眼で十分だと感じる/26万円台でも高いと感じる予算感の人
- Galaxy Z Fold8 Ultraが向いている人:光学3倍ズームの望遠レンズが欲しい/開いて8.0インチの大画面で動画や資料を見たい/カバーディスプレイ(6.5インチ)を片手操作の中心にしたい
各詳細ページでスペックの全項目を確認できます
端末を選んだら、通信プランも合わせて見直したい
折りたたみスマートフォンは本体価格が高い分、月々の通信費を見直すことで総支払額のバランスを取りやすくなります。Galaxy Z Fold8・Galaxy Z Fold8 UltraのどちらもSIMフリー版であれば主要な格安SIMにそのまま挿し替えて使えます。無料診断で自分に合った組み合わせを確認してみてください。
KEN編集長の結論
Galaxy Z Fold8とZ Fold8 Ultraの違いは、突き詰めると「望遠レンズ」と「画面サイズ」の2点です。軽さと価格を優先するならZ Fold8、光学ズームと大画面を求めるならZ Fold8 Ultraという住み分けがはっきりしています。26,900円の差額をどちらの価値に払うか、という考え方で選ぶと判断しやすくなります。
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