結論:NURO光のセット割は2種類、どちらも追加オプションの費用が必要
NURO光で使えるセット割は次の2つです。どちらも割引を受けるための追加オプション契約が条件になっており、割引額をそのまま「お得額」と考えると実際の得を過大に見積もることになります。
| セット割 | 対象 | 必須オプション | 割引の上限 |
|---|---|---|---|
| おうち割 光セット | ソフトバンク・ワイモバイルのスマホ | NURO光でんわ(550円/月) | 永年最大1,650円/月 |
| NURO光×NUROモバイル セット割 | NUROモバイルの音声通話SIM | NURO光をWebから新規契約 | 36ヶ月間 最大491円/月 |
出典: NURO光でんわ×ソフトバンク公式ページ・NURO光×NUROモバイル セット割公式ページ(いずれも2026年9月13日確認)
おうち割 光セットの割引額はスマホのプランで決まる
おうち割 光セットの割引額は、NURO光側ではなくスマホ側のプランによって変わります。公式ページには「永年毎月最大1,650円割引」とあり、実際の金額はプラン別に次のとおりです。
| スマホプラン | 割引額(永年) |
|---|---|
| ソフトバンク ペイトク2・テイガク無制限・ミニフィット2 | 1,100円/月 |
| ワイモバイル シンプル3(S/M/L全プラン) | 1,650円/月 |
この割引を受けるには「NURO光でんわ」の契約(月550円)が必須です。つまり実質のお得額は「割引額−550円」で計算する必要があります。
| スマホプラン | 割引額 | NURO光でんわ | 実質お得額(月) | 36ヶ月累計 |
|---|---|---|---|---|
| ソフトバンク系(ペイトク2等) | 1,100円 | −550円 | 550円 | 19,800円 |
| ワイモバイル シンプル3 | 1,650円 | −550円 | 1,100円 | 39,600円 |
割引の対象は1回線(NURO光1契約)につき最大10回線までです。家族で複数台のソフトバンク・ワイモバイル回線があれば、その分だけ実質お得額が積み上がります。
NURO光でんわは西日本も2026年9月1日から550円に統一
NURO光でんわの月額は、以前は東日本550円・西日本330円と地域差がありましたが、2026年9月1日の料金改定で全国550円に統一されました。この記事の計算はすべて統一後の550円で行っています。
NUROモバイルとのセット割も計算する
もう一つのセット割は、NURO光とNUROモバイル(音声通話付きSIM)を組み合わせるものです。NURO光をWebから新規契約したうえで、専用ページからNUROモバイルを新規またはMNPで申し込むと、利用開始月を除く36ヶ月間、月額基本料金が割引されます。
| NUROモバイルのプラン | 通常月額 | セット割後 | 割引額 |
|---|---|---|---|
| VMプラン(5GB) | 990円 | 499円 | −491円 |
| VLプラン(10GB) | 1,485円 | 994円 | −491円 |
| VLLプラン(15GB) | 1,790円 | 1,299円 | −491円 |
| NEOプラン(35GB) | 2,699円 | 2,209円 | −490円 |
36ヶ月分の累計割引額は、VM/VL/VLLプランで491円×36=17,676円、NEOプランで490円×36=17,640円です。加えて登録事務手数料が3,300円→1,650円と半額になる特典も付きます。適用条件として「特典適用期間中、申し込み時の月額基本料金以上のプランを維持すること」が必要な点は押さえておいてください。
計算例:ソフトバンク回線1台+NUROモバイル1台を持つ世帯の年間お得額
NURO光を契約し、家族でソフトバンクのペイトク2を1回線、NUROモバイルのVLプラン(10GB)を1回線持っている想定で、年間の実質お得額を計算します。
| 内訳 | 年間の実質お得額 |
|---|---|
| おうち割 光セット(ペイトク2・NURO光でんわ550円差引後) | 550円×12=6,600円 |
| NUROモバイル セット割(VLプラン) | 491円×12=5,892円 |
| 年間の実質お得額(合計) | 12,492円 |
2つのセット割は併用でき、家族の回線が多いほど積み上がります。ただしおうち割は「NURO光でんわ550円」というコストが前提にあるため、固定電話をほとんど使わない世帯では、この550円分を割引額からきちんと差し引いて判断することをおすすめします。
向く人・向かない人
向く人
家族にソフトバンク・ワイモバイルのスマホが複数台あり、NURO光でんわの550円を払ってもおうち割の恩恵が上回る世帯や、これからNUROモバイルへの乗り換えを検討している人には、2つのセット割を組み合わせるメリットがあります。
向かない人
ドコモ・au・LINEMOなど対象外キャリアのスマホしか持っていない世帯は、この記事のセット割はどちらも使えません。その場合はセット割の有無ではなく、月額そのものの安さでNURO光を検討することになります。
すでにNURO光を契約していて、これから家族の回線をソフトバンク・ワイモバイルに乗り換える予定がある場合も、乗り換え後にNURO光でんわを契約すればおうち割の対象にできます。逆に固定電話をまったく使わない世帯にとっては、550円のオプション料そのものが負担に感じられることもあるため、実質お得額がプラスになるかを契約前に計算しておくことをおすすめします。
KEN編集長のまとめ
NURO光のセット割は「おうち割 光セット」と「NUROモバイルとのセット割」の2本立てで、どちらも割引額をそのまま鵜呑みにせず、NURO光でんわの550円や適用条件を差し引いた実質額で見る必要があります。家族の回線構成しだいでは2つを併用でき、年間で1万円以上のお得につながる計算になりました。
ソフトバンク光との比較や条件の詳細はソフトバンク光とNURO光の比較記事、光セット割全体の仕組みは光セット割で毎月いくら節約できるかの記事もあわせてご覧ください。
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