結論:2026年7月1日から。名前が挙がっているのは受付を終了した旧プラン

ソフトバンクの料金プラン改定は、原則として2026年7月1日に効力が発生しました。ただし請求締め日が毎月20日である一部の契約者については、2026年7月21日が効力発生日になっています(2026年8月18日公式確認)。改定額は契約中の料金プランによって異なり、月110円〜550円という幅で案内されています。

公式ページの本文で名前が挙がっているのは、データプランメリハリ無制限/メリハリ無制限+/ペイトク無制限/ペイトク50/ペイトク30/ミニフィットプラン+/基本プラン(音声)/通話基本プラン/通話定額基本料/通話定額ライト基本料/ホワイトプラン/標準プランです。これらはいずれも、後述するとおり新規の受付をすでに終えたプランを含みます。

ただし、これが対象プランの全リストとは限りません。公式ページは対象プランの詳細を「各料金プランの改定内容一覧」というPDFに委ねており、本文に出てくる名称はその一部です。ここに挙げた名前に自分のプランが無かったとしても、対象外と決めつけないでください。

直前に世代交代していたタイミング

ソフトバンクは2026年6月2日に、ペイトク2・テイガク無制限・ミニフィット2という現行の新プラン群の提供を始めたばかりでした。今回の改定は、その1か月後というタイミングで発表されています。プラン名を古いまま止めている契約者ほど、改定の対象として名前が挙がりやすい構図になっています。

何が変わったのか(公式告知に書かれていること)

公式告知「料金プランのサービス内容と月額料金の改定について」に書かれている内容を、料金以外の変更点も含めて整理すると次のとおりです。店頭では「値上げ」という言葉だけが先に伝わり、通信量の制限が新設されたことは見落とされがちです。

項目内容
効力発生日原則2026年7月1日(請求締め日が20日の一部契約者は2026年7月21日)
改定額月110円〜550円(契約中の料金プランにより異なる)
速度制限直近30日間で300GBを超過すると、超過確認時点から翌日0時まで通信速度を最大4.5Mbpsに制限
追加チャージデータ量の上限を超過しても、追加データのチャージ(購入)は利用できない

自分が対象かどうかの見分け方

店頭で相談を受けるとき、最初にお願いするのは「契約書ではなく、今の請求書を見せてください」ということです。契約時の記憶とプラン名が食い違っているケースは珍しくありません。次の3ステップで確認できます。

  1. My SoftBankまたは請求書で、契約中のプラン名を確認する:料金プラン欄に表示されている正式名称を控えます
  2. そのプラン名が公式告知に挙がっているか照合する:前章で挙げた名称と一致するかを確認します(一致しなくても対象外とは限りません)
  3. 7月または7月21日以降の請求と、その前月の請求の基本料を並べて見比べる:他の項目(オプションやキャンペーン割引の終了など)による変動を除けば、基本料の差額がそのまま今回の改定額です

①と②はあくまで「対象になりうるか」の見当をつける手がかりです。確実なのは③で、実際の請求額を月次で比較することです。

「自分はいくら上がるのか」が公式ページだけでは分からない

本サイトで確認できなかったこと

改定額は110円〜550円と幅があり、プランごとの具体的な額は公式ページからリンクされた「各料金プランの改定内容一覧」PDFにしか載っていません。本サイトでは、このPDFの中身をまだ確認できていないため、プラン別の金額はここには掲載していません。

加えて、2026年6月2日に提供が始まったペイトク2・テイガク無制限・ミニフィット2といった現行の新プランが、今回の改定の対象に含まれるかどうかも、公式ページの本文からは確定できませんでした。含まれる・含まれないのどちらとも書かれていない、という状態です。

金額を確認する一番確実な方法は、前章③で紹介したとおり、7月または7月21日以降の請求書と、その前の月の請求書を並べて基本料の欄を見比べることです。My SoftBankの利用明細からは過去数か月分をさかのぼって確認できます。曖昧な数字を先に出すより、この比較のほうが確実だと考え、本記事では推測の金額を書いていません。

値上げと同時に入った、料金以外の2つの変更

店頭では料金の話題に隠れて見落とされやすいのですが、今回の改定では通信量に関するルールも同時に変わっています。1つは、直近30日間で300GBを超えると、超過を確認した時点から翌日0時まで通信速度が最大4.5Mbpsに制限されるというものです。もう1つは、データ量の上限を超えても追加データのチャージ(購入)ができなくなったことです。

この2点は、データ利用量が多い契約者ほど影響を受けます。特に「月末が近づいて上限に近づいたら、その都度チャージして凌ぐ」という使い方をしていた方にとっては、運用そのものが成り立たなくなる変更です。料金の110円〜550円という幅だけを見て「大した額ではない」と判断する前に、自分の月間データ利用量が300GBに近いかどうかも確認しておく価値があります。

いま新規で契約できるプランの料金

今回の改定で名前が挙がった旧プランのうち、メリハリ無制限+とペイトク(無印/50/30)は、公式ページ上で契約可能期間が「2023年10月3日〜2026年6月1日」と明記されており、すでに新規受付を終えています。これから新規で契約する場合、選べるのは2026年6月2日に提供が始まった現行プランです。

プラン月額(税込・割引なし)
データプランペイトク210,538円
データプランテイガク無制限8,008円
ミニフィット22GBまで3,058円/5GBまで4,158円

前章のとおり、これらの現行プランが今回の改定の対象に含まれるかどうかは、公式ページの本文からは確定できませんでした。契約前に、自分が申し込むプランがどちらに当たるのかをMy SoftBankや店頭で確認しておくと安心です。

上がった分を打ち消す3つの方向

① 自宅の光回線とセットにする

「おうち割 光セット」を使うと、ソフトバンク利用者は月1,100円の割引が受けられます(一部の旧プランは550円)。自宅の固定回線をまだセットにしていない場合、今回の改定で増えた110円〜550円を相殺できる可能性があります。詳しい試算はソフトバンク×SoftBank光のセット割の記事、プラン一覧はソフトバンクのプラン比較にまとめています。

② 家族回線をまとめる

「新みんな家族割」は、契約しているプランによって割引額が異なります。基本プラン+テイガク無制限の組み合わせでは、2回線で月660円、3回線以上で月1,210円の割引です。ミニフィット2の場合は2回線で月220円、3回線以上で月605円と、同じ「家族割」でも額が変わります。家族で複数回線を使っている場合は、まとめる前に自分たちの組み合わせでの割引額を確認しておく必要があります。

③ サブブランド・オンライン専用へ動かす

店頭では「同じソフトバンクグループの中で、料金だけを見直す」という選択肢もよく案内します。オンライン専用のLINEMOと、サブブランドのY!mobileです。

プラン月額(税込)
LINEMO ベストプラン(〜3GB)990円
LINEMO ベストプラン(〜10GB)2,090円
LINEMO ベストプランV(〜30GB・5分通話定額込み)2,970円
Y!mobile シンプル3 S3,278円
Y!mobile シンプル3 M4,378円
Y!mobile シンプル3 L5,478円

LINEMOは2026年9月1日から、SoftBank Starlink Directと海外データ通信(毎月最大7日間)が追加料金なしで利用できるようになる旨が公式サイトに記載されています。Y!mobileのシンプル3は2026年6月2日に改定されたプランで、2026年6月1日までに契約していた方には「シンプル3特別割引」が適用され、2026年12月31日までは改定前の金額のまま利用できます。この特別割引の期限や、契約時期による判定はワイモバイル値上げはいつから?契約時期別の判定表で詳しく整理しています。

出典:ソフトバンク公式「料金プランのサービス内容と月額料金の改定について」・データプランペイトク2/データプランテイガク無制限/ミニフィット2/メリハリ無制限+/ペイトク 各プランページ・おうち割 光セット/新みんな家族割 各FAQ・LINEMO公式・ワイモバイル公式(いずれも2026年8月18日確認)

KEN編集長のまとめ

今回の改定は、長く同じプランを使い続けてきた人ほど当たりやすい構図になっています。名前が挙がっているのはすでに新規受付を終えたプランで、2026年6月2日に始まった現行プランへの世代交代が済んでいない契約ほど影響を受けやすいということです。

金額そのものよりも、自分が今どのプラン名で契約しているかを把握していない状態のほうが、実は損につながります。My SoftBankでプラン名を確認し、7月分の請求とその前月の請求を並べて見比べることから始めてみてください。自分に合うプランを一から見直したい場合は、無料のプラン診断も活用できます。

よくある質問

原則2026年7月1日です。ただし請求締め日が毎月20日である一部の契約者は2026年7月21日から適用されます。
プランごとの正確な改定額は公式サイトのPDFでのみ案内されており、本サイトでは確認できていません。確実なのは、My SoftBankや請求書で7月(または7月21日)以降の請求と、その前月の請求の基本料を並べて見比べる方法です。
2026年6月2日に提供が始まったペイトク2・テイガク無制限・ミニフィット2が今回の改定対象に含まれるかどうかは、公式ページの本文からは確定できませんでした。含む・含まないのどちらとも明記されていません。
自宅の光回線とセットにする「おうち割 光セット」(月1,100円、一部旧プランは550円)、家族回線をまとめる「新みんな家族割」、LINEMOやY!mobileといったオンライン専用・サブブランドへ乗り換える方法があります。
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