結論は、Xperia 1 VII。例外は、処理を重く使う人です

編集部ならXperia 1 VIIです。毎日のゲームや動画の書き出しなど処理を重く使う人は、新しいチップのXperia 1 VIIIをすすめます。
理由は、46,200円の差が、土台以外の部分に払うお金だからです。電池・防水防塵・おサイフケータイ・更新の条件は2機種で同じで、公式の数字で優劣が付くのは価格(189,200円と235,400円)と重さ(約197gと約200g)の2つ。どちらもXperia 1 VII側です。VIIIが上回るのは、チップの世代(Snapdragon 8 Elite Gen 5)と、SIMフリーで選べるストレージの上位構成、修理受付の期限の先の長さです。
価格は46,200円差、VIIはメーカー直販が終了

ソニーストア直販の参考価格(12GB/256GB)は、Xperia 1 VIIIが235,400円〜(2026年時点)、Xperia 1 VIIが189,200円〜です。差額は46,200円です。
Xperia 1 VIIはメーカー直販が終了しており、189,200円は2026年9月確認の最終直販価格です。ドコモ・ソフトバンクのオンラインショップでは販売中でした(2026年9月13日確認)。現在の販売価格は、販売先で確かめてください。
5年使うなら、46,200円の差は1年あたり約9,200円です。この金額で、チップの世代と上位ストレージ、修理受付の期限の長さを買うかどうかが、損得の分かれ目です。差額と1年あたりの金額は当サイトの計算です。
公式の売り文句を数字で確かめる
2機種が並ぶと、説明は次の3つに集まりがちです。それぞれ、公式の数字で確かめます。
売り文句1「VIIIは望遠が強くなった」
店頭でよく言われる言い方です。公式の表記は、Xperia 1 VIIが「望遠85-170mm相当(約1,200万画素、光学ズーム3.5〜7.1倍)」です。Xperia 1 VIIIは「望遠70mm(F2.8、光学2倍相当140mm撮影可)・光学5倍相当ズーム」です。表し方が違い、望遠端の長さはVIIの170mm相当の方が長く見えます。VIIIは望遠をF2.8まで明るくし、広角24mmから望遠70mmまでのつながりを取った設計として載っています(ソニー公式)。
判定: 数字では言えない(焦点距離や倍率の表し方が違い、「強くなった」とは公式の数字からは言えません)
売り文句2「46,200円は、全部チップの代金」
店頭でよく言われる言い方です。2機種の土台は、電池5,000mAh・防水防塵IPX5/IPX8・IP6X・おサイフケータイ・eSIM・更新の条件が同じです。変わったのは、チップ(Snapdragon 8 EliteからGen 5)、望遠の設計、SIMフリーで選べるストレージの上位構成(16GB/1TBの追加)です。価格の差がどの項目の代金かは、公式の数字からは分かりません。
判定: 条件つき(土台は同じで、変わった項目は3つ。差額の内訳そのものは数字にありません)
売り文句3「どちらも同じ6年サポートだから、長く使える年数は同じ」
店頭でよく言われる言い方です。更新の条件は、2機種とも「最大4回のOSバージョンアップ、6年間のセキュリティアップデート(発売時期により回数・年数は異なる)」で同じです。起算日は発売時期なので、期限の日付は違います。掲載機種のスペック一覧(2026年10月8日確認)の目安では、Xperia 1 VIIが2031年6月30日、Xperia 1 VIIIが2032年6月30日で、約1年の差があります。2026年10月11日から数えた残りは、約4年8か月と約5年8か月です。
判定: 条件つき(年数と回数は同じ。期限の日付は、発売時期で約1年ずれます)
公式の数字では分からないこと

ここに挙げる項目は、公式の数字が片方にしか無い、または測り方が違うため、公式の数字からは分かりません。優劣は付けません。
- 望遠の写り: 焦点距離・倍率の表し方が2機種で違い、写りの優劣も公式に数字が無く、比べられない項目です。
- チップの体感の速さ: 世代差は分かりますが、処理性能を数値で比べられる記載が公式に無く、比べられない項目です。
- 充電の速さ: 有線急速充電の具体的なW数は、2機種とも公式仕様に記載が無く、比べられない項目です。
- 画面の解像度の細かい数字: Xperia 1 VIIの1080×2340は海外公式の記載で、日本の公式は「Full HD+」表記のみです。VIIIは画素数の明記がなく、比べられない項目です。
当サイトは実機を試していないので、使い心地や写真の仕上がりは書いていません。分かるのは、公式が書いた数字と、その測り方までです。
採点ボード(公式の数字で決まる観点だけ)
| 観点 | Xperia 1 VIII | Xperia 1 VII |
|---|---|---|
| 参考価格 | 235,400円〜(256GB) | 189,200円〜(最終直販価格)○ |
| 重さ | 約200g | 約197g○ |
| 画面サイズ・最大Hz | 約6.5インチ・最大120Hz | 約6.5インチ・最大120Hz |
| 電池容量 | 5,000mAh | 5,000mAh |
| 充電の最大W数 | —(W数の記載なし) | —(W数の記載なし) |
| メインカメラ画素 | 各約4,800万画素・望遠70mm | 広角約4,800万画素・望遠85-170mm |
| 防水防塵 | IPX5/IPX8・IP6X | IPX5/IPX8・IP6X |
| おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
| OS更新年数 | 最大4回/6年(2032年6月まで) | 最大4回/6年(2031年6月まで) |
| 保証・修理の期限 | 3キャリアとも受付中 | au: 2030年1月終了予定 |
| 勝ち数 | 0 | 2 |
○は、公式の数字で優劣が決まる観点にだけ付けています。「—」は公式に数字がなく、採点していません。同じ数字の行は○なしです。数字は2026年7月にソニー公式で確認(Xperia 1 VIIの価格は2026年9月確認の最終直販価格)。更新の期限と修理の期限は2026年10月8日確認。
数字の根拠(早見表と項目別)
2機種のスペックと価格の早見表
| 項目 | Xperia 1 VIII | Xperia 1 VII |
|---|---|---|
| 参考価格 | 235,400円〜(2026年時点のソニーストア直販価格・12GB/256GBモデル) | 189,200円〜(直販終了・2026年9月確認の最終直販価格・12GB/256GBモデル) |
| 発売 | 2026年 | 2025年 |
| チップ | Snapdragon 8 Elite Gen 5 Mobile Platform | Snapdragon 8 Elite |
| ディスプレイ | 約6.5インチ有機EL、リフレッシュレート1〜120Hz可変、HDR対応 | 約6.5インチ有機EL、Full HD+、1〜120Hz可変、HDR対応、BRAVIA連携 |
| 解像度 | Full HD+(公式ページに画素数の明記なし) | 1080×2340(ソニー海外公式ページで確認。日本の公式ページは「Full HD+」表記のみ) |
| カメラ | 超広角16mm(F2.0)+広角24mm(F1.9、光学2倍相当48mm撮影可)+望遠70mm(F2.8、光学2倍相当140mm撮影可)。各有効約4,800万画素(記録約1,200万画素)、光学5倍相当ズーム、全レンズZEISS Tコーティング | 広角(有効画素数約4,800万画素)+超広角(約4,800万画素、VI比約2.1倍大型化センサー)+望遠85-170mm相当(約1,200万画素、光学ズーム3.5〜7.1倍)。ZEISS T*コーティング |
| フロント | 有効約1,200万画素/F2.0 | 約1,200万画素、f2.0 |
| バッテリー | 5,000mAh | 5,000mAh |
| 充電 | いたわり充電・ワイヤレス充電対応(有線急速充電の具体的W数は公式仕様に記載なし) | USB PD急速充電・Qiワイヤレス充電・いたわり充電対応(公式ページに具体的なワット数の記載なし) |
| 重さ | 約200g | 約197g |
| サイズ | 約74mm×約162mm×約8.3mm | 約74×162×8.2mm |
| ストレージ | 12GB/256GB、12GB/512GB※、16GB/512GB※、16GB/1TB※(※印はSIMフリーモデルのみ) | 12GB/256GB、12GB/512GB、16GB/512GB(SIMフリーモデル) |
| 防水防塵 | IPX5/IPX8、IP6X | IPX5/IPX8、IP6X |
| おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
| eSIM | 対応 | 対応 |
| 更新保証 | 最大4回のOSバージョンアップ、6年間のセキュリティアップデート(購入時期により回数・年数は異なる) | 最大4回のOSバージョンアップ、6年間のセキュリティアップデート(発売時期により回数・年数は異なる) |
| 取扱キャリア | ドコモ○ / au○ / ソフトバンク○ / 楽天モバイル× | ドコモ○ / au○ / ソフトバンク○ / 楽天モバイル× |
変わらなかったところは、同じ土台
この2機種は、多くの部分で同じ土台を共有しています。画面は両モデルとも約6.5インチ有機ELで、リフレッシュレートは1〜120Hzの可変。バッテリーはどちらも5,000mAh、防水防塵はIPX5/IPX8・IP6Xで共通です。おサイフケータイとeSIMにも両モデルが対応し、更新保証は最大4回のOSバージョンアップ・6年間のセキュリティアップデート(購入時期により回数・年数は異なる)という条件も同じです。取扱キャリアもドコモ・au・ソフトバンクの3社で共通しており、楽天モバイルでの取り扱いは、どちらも公式ページに記載がありません。
重さとサイズもほぼ変わりません。Xperia 1 VIIIが約200g・約74mm×約162mm×約8.3mm、Xperia 1 VIIが約197g・約74×162×8.2mmで、数値としての差はわずかです。土台がここまで同じなら、46,200円の差額は土台以外の部分に払っています。
変わったところ1、チップが1世代進んだ
チップはXperia 1 VIIがSnapdragon 8 Eliteだったのに対し、Xperia 1 VIIIはSnapdragon 8 Elite Gen 5 Mobile Platformを搭載しています。同じ「8 Elite」内の型番違いではなく、Gen 5という世代表記がついた新しい世代のチップです。公式スペックには処理性能を数値で比較できる記載がないため、「何%速くなった」とは言えません。世代が1つ進んだという事実だけを押さえてください。体感差は、アプリの使い方や普段の負荷のかけ方で変わります。
変わったところ2、望遠の考え方が入れ替わった
いちばん比較しにくいのがカメラ、特に望遠の設計です。Xperia 1 VIIは広角(有効画素数約4,800万画素)・超広角(約4,800万画素、VI比約2.1倍大型化センサー)・望遠85-170mm相当(約1,200万画素、光学ズーム3.5〜7.1倍)という構成です。ZEISS T*コーティングを採用しています。Xperia 1 VIIIは、超広角16mm(F2.0)・広角24mm(F1.9、光学2倍相当48mm撮影可)・望遠70mm(F2.8、光学2倍相当140mm撮影可)という3レンズ構成です。各レンズが有効約4,800万画素(記録約1,200万画素)、光学5倍相当ズームに対応し、全レンズZEISS Tコーティングが採用されています。
どちらが上かは、公式の数字では言えません。望遠端の焦点距離の長さで見れば、170mm相当まで伸びるXperia 1 VIIの表記のほうが長くなります。一方Xperia 1 VIIIは望遠をF2.8まで明るくし、広角24mmから望遠70mmまでの連続性を取った設計として公式に記載されています。遠くのものを大きく写す焦点距離を重視するならVIIの表記を、暗い場面での明るさや広角からのつながりを重視するならVIIIの表記を、それぞれ確認しておくとよさそうです。
公式スペックの書かれ方が世代で違う点
記載の有無と機能の有無は別
Xperia 1 VIIの公式スペックにはBRAVIA連携や1080×2340という解像度の記載があります(1080×2340はソニー海外公式ページでの確認で、日本の公式ページは「Full HD+」表記のみです)。Xperia 1 VIIIの公式仕様には、これらに該当する記載がありません。これは記載の有無であって、機能の有無ではありません。世代によって公式スペック表の書かれ方自体が変わっているため、BRAVIA連携や解像度の詳細が気になる方は、購入前に各社公式サイトで最新の記載をご確認ください。
出典と確認日
出典:ソニー公式サイト(Xperia 1 VIII スペック・2026年7月21日確認/Xperia 1 VII スペック・2026年7月15日確認)。価格は変動します。購入前に各社公式サイトで最新情報をご確認ください。
あわせて読みたい
他社のハイエンドとの違いはXperia 1 VIIIとGalaxy S26 Ultra、ハイエンドの全体像はフラッグシップ3機種の比較、同じ2026年のミドルレンジはXperia 10 VIIIと10 VII(チップ・電池・重さ・本体寸法など7項目が公式値で一致)、更新の「回数」と「年数」の違いはAndroidスマホは何年使える?で解説しています。
こんな使い方なら、こっち
- 毎日のゲームや動画の書き出しなど処理を重く使い、新しい世代のチップ(8 Elite Gen 5)がよい
- 写真や動画を毎月たくさんためるので、SIMフリーで16GB/1TBまで選びたい
- auで契約して5年以上使うつもりで、修理受付の終了予定の記載がない方がよい
- 毎日の通勤で持ち歩くので、200gより197gの軽さを取りたい
- 差額46,200円を、ケースや保証、毎月の通信費に回したい(5年なら年あたり約9,200円)
- 電池・防水・おサイフケータイ・更新の条件が同じなら、安い方で十分
編集部の意見はXperia 1 VII、理由は3つ
編集部は、Xperia 1 VIIを勧めます。土台が同じで、価格が46,200円違うからです。
- 価格: 189,200円(最終直販価格)対235,400円で、46,200円(約20%)の差。5年使うなら1年あたり約9,200円で、差額を数字で見たうえで決められます
- 土台は同じ: 電池5,000mAh・防水防塵IPX5/IPX8・IP6X・おサイフケータイ・更新(最大4回のOS更新と6年間のセキュリティ更新)は2機種で同じで、重さも197g対200gでVIIが3g軽い。毎日の通勤で持ち歩く条件は、ほぼ変わりません
- 残り期間あたりの価格: 更新の期限の目安は2031年6月と2032年6月で約1年の差ですが、2026年10月11日から数えた残りで割ると、VIIが約40,100円/年、VIIIが約41,200円/年。期限が新しい分を考えても、VIIの方が安くなります
迷うのは、46,200円の差をどこに払うかです。処理の重さ、容量、使う年数の長さに用事がある人には、Xperia 1 VIIIの差額に意味が出ます。
- 毎日のゲームや動画の書き出しなど処理を重く使い、チップが新しい世代(Snapdragon 8 Elite Gen 5)の方がよい人
- 写真や動画を毎月たくさんためるので、SIMフリーで16GB/1TB(VIIは最大16GB/512GB)まで選びたい人
- auで契約して5年以上使うつもりで、修理受付の終了予定が2030年1月のVIIより先まで使いたい人(VIIIは終了予定の記載なし)
あなたはどっち派?
46,200円の差で、チップの世代と上位ストレージを取りますか。それとも価格を取りますか。
読み終えたら: この記事の機種を Amazon で見る
買う理由
- 3つのレンズはどれも有効約4,800万画素
- 光学5倍相当のズームが使える
買わない理由
- 購入費用は高め
- 重さは約200gで、シリーズでは重め
買う理由
- OSは最大4回、セキュリティ更新は6年間
- 望遠は光学3.5〜7.1倍のズームが使える
買わない理由
- メーカー直販は終了している
- 楽天モバイルでは取り扱いなし
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参考価格はメーカー直販などの価格です。Amazonの販売価格と在庫は商品ページでご確認ください。
編集部のまとめ

編集部ならXperia 1 VIIです。電池・防水防塵・おサイフケータイ・更新の条件が2機種で同じで、公式の数字で優劣が付く価格(189,200円〜)と重さ(約197g)の2つがVII側。46,200円の差は、チップの世代と上位ストレージ、修理受付の期限の長さに払うお金です。
処理を重く使ってチップの世代を取りたい人・16GB/1TBまで選びたい人・auで5年以上使う人は、Xperia 1 VIIIです。迷う場合は90秒の無料診断で、端末とセットで通信費全体の節約額もあわせて確認できます。
よくある質問


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