ドコモ光マンションタイプの月額料金(タイプA/B)

ドコモ光のマンションタイプは、2026年9月13日時点の公式ページで次の料金が確認できました。

プラン2年定期契約契約期間なし
マンション タイプA/C4,400円/月5,500円/月
マンション タイプB4,620円/月5,720円/月
マンション 10ギガ(タイプA)6,380円/月
(最初6か月は500円/月)
記載なし

出典: ドコモ光公式・料金ページドコモ光10ギガ公式ページ(いずれも2026年9月13日確認)

タイプA/Cとタイプ Bの差は月220円で、戸建てタイプと同じ価格差です。契約事務手数料4,950円・工事費(新規開通)28,600円は戸建てタイプと共通です。総額の計算方法はドコモ光の料金と2年総額の記事で戸建てと合わせて解説しています。

マンションタイプは「料金」より「配線方式」で速度が決まる

マンションタイプの月額は建物内のどの部屋でも同じですが、実際に出る速度は建物の設備によって大きく変わります。これはドコモ光に限らず、NTTの設備を使う光コラボレーション全般に共通する仕組みです。ドコモが運営するメディア「おうちネットプレス」によると、マンションの配線方式には次の3種類があります。

配線方式共用部から各戸までの接続最大通信速度
光配線方式光回線最大1Gbps
LAN配線方式LANケーブル最大1Gbps
(規格により変動)
VDSL方式既存の電話回線最大50〜100Mbps

出典: NTTドコモ運営メディア「おうちネットプレス」・マンションの配線方式に関する記事(2026年9月13日確認)

配線方式は入居者が選べません

配線方式は建物側の設備によって決まっており、申し込み時に利用者が選択するものではありません。同じ「ドコモ光 マンションタイプ」という契約でも、光配線方式の建物とVDSL方式の建物では最大速度に10倍以上の差が出ることがあります。

光配線方式は電柱から各戸まで光回線1本でつながるため、3方式の中で最も速度と安定性が期待できるとされています。VDSL方式は共用スペースから各戸までを既存の電話回線で結ぶため、光配線方式に比べて速度が出にくい方式です。LAN配線方式は共用スペースから各戸までLANケーブルで接続されますが、速度はLANケーブルの規格に左右されます。

自分の部屋の配線方式を確認する方法

公式ページには配線方式の具体的な確認手順は明記されていません。実務的には、次のような方法で確認することになります。

マンションで光回線を選ぶ際の一般的な注意点はマンションで光回線が選べないときの対処法でも扱っているので、選択肢自体に制約がある場合はあわせて確認してください。

VDSL方式でも実質を上げる方法はあるか

VDSL方式の建物でも、共用部の設備を「光配線方式」に変更する工事が可能な場合があります。ただしこれは建物全体の設備工事にあたり、個人の契約変更だけでは行えず、管理組合・大家の合意と工事費用の負担が必要になるのが一般的です。賃貸物件の一室だけを契約している場合は、居住者の一存で切り替えを進められないケースがほとんどです。

個人でできる対策としては、VDSLモデムとルーターの規格を最新のものに揃える、有線LANで接続する、無線LANルーターの設置場所を見直すといった方法がありますが、これらは配線方式そのものの上限(50〜100Mbps)を超える改善にはなりません。速度そのものを大きく上げたい場合は、光配線方式への切り替えが可能か管理会社に相談するか、テレワークなど速度が重要な用途では在宅勤務に必要な光回線の速度の記事もあわせて参考にしてください。

なお、VDSL方式のまま複数人が同時にオンライン会議や動画配信を行うと、最大速度に近づくにつれて遅延や画質低下が起きやすくなります。同居人数が多い部屋でVDSL方式しか選べない場合は、利用時間帯をずらす、有線接続を優先するといった運用でのカバーも現実的な選択肢です。

配線方式ごとのメリット・デメリット

3つの配線方式を、速度以外の観点も含めて整理します。

どの方式が導入されているかは物件によって固定されているため、「安いから」「ドコモ光だから」という理由だけで契約すると、想定より速度が出ないケースがあります。

まとめ:マンションタイプは料金だけでなく配線方式も確認する

ドコモ光のマンションタイプは戸建てタイプよりも月額が安く、タイプA/Cなら2年契約で4,400円/月です。ただし実際に出る速度は建物の配線方式(光配線方式・LAN配線方式・VDSL方式)によって最大10倍以上変わるため、料金表だけを見て速度まで判断することはできません。契約前に配線方式を確認できるか管理会社やプロバイダに相談することをおすすめします。

KEN編集長のまとめ

ドコモ光のマンションタイプは月額こそ一律ですが、体感速度を決めるのは料金表に出てこない「配線方式」です。光配線方式なら最大1Gbps、VDSL方式では最大50〜100Mbpsと差が大きいため、契約前に建物の配線方式を確認できるか管理会社に相談することをおすすめします。

戸建てタイプとの料金比較はドコモ光の料金と2年総額の記事、他社との比較はドコモ光とソフトバンク光の比較で解説しています。ドコモ光の基本情報はドコモ光の解説ページもご覧ください。

よくある質問

いいえ。マンションタイプの月額料金は同じでも、建物の配線方式(光配線方式・LAN配線方式・VDSL方式)によって最大速度が異なります。光配線方式なら最大1Gbpsですが、VDSL方式では最大50〜100Mbps程度にとどまります。
選べません。配線方式は建物の設備によってあらかじめ決まっており、利用者が申し込み時に選択するものではありません。
料金の違い(タイプA/Cのほうが月220円安い)で、どちらのプロバイダ群に属するかによる分類です。配線方式(光配線方式・VDSL方式・LAN配線方式)とは別の区分です。
この記事の調査範囲では確認できていません。10ギガプランは提供エリア・建物設備の条件があるため、VDSL方式の建物で提供されるかどうかは個別にドコモ光へ確認が必要です。
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