編集部の結論はNothing Phone (3a)。決め手は価格と重さ

編集部ならNothing Phone (3a)です。決め手は、77,000円安く、17g軽いことです。
2台は、トリプルカメラ、メイン約5,000万画素、有機EL、120Hz、おサイフケータイ、eSIMと、主な項目はよく似ています。差は価格、防水、ワイヤレス充電、更新年数の4つです。価格は77,000円の差で、残る3つはPhone (3)が上です。その差額を払って取りたい人以外には、編集部は安くて17g軽い(3a)をすすめます。
さらに新しい世代と比べるならPhone (4b)と(3a)の違いの比較もあります(4bは2026年10月27日発売)。
値段は、差額が77,000円

SIMフリーの参考価格は、Nothing Phone (3)が124,800円〜(2026年9月9日確認)、Nothing Phone (3a)が47,800円〜(日本向けモデル・2026年9月確認)です。差額は77,000円です。
損得でいえば、77,000円で増えるのは、IP68の防水、ワイヤレス15Wとリバース充電、有線65W、光学3倍のペリスコープ望遠、約5,000万画素の超広角、そしてOSアップデート最大5年・セキュリティアップデート最大7年です。使い切れる項目が少ない人にとっては、Phone (3a)の47,800円が損の少ない価格です。
注意点として、Phone (3a)は日本向けモデルとグローバル版で仕様が違います。日本向けはおサイフケータイ対応でnanoSIM+eSIMのデュアル、グローバル版はFeliCa非搭載でデュアルnanoSIMのみです。並行輸入品や海外通販で買う場合は、販売元に仕様を確認してください。
Nothingは2026年10月27日に新機種「Phone (4b)」も発売します。楽天モバイルでの予約受付が始まっており、価格帯の選択肢がもう一つ増えました。
公式の売り文句を数字で確かめる
2台が並ぶと、店頭では次の3つの言い方が出てきます。それぞれ、公式の数字で確かめます。
売り文句1「どちらもトリプルカメラだから、カメラは同じ」
店頭でよく言われる言い方です。
メインは両機種とも約5,000万画素です。超広角はPhone (3)が約5,000万画素(114°)、Phone (3a)が約800万画素。望遠はPhone (3)が光学3倍のペリスコープ、Phone (3a)が光学2倍です。前面カメラも、約5,000万画素と約3,200万画素で違います(Nothing公式・2026年7月確認)。
判定: 条件つき(メインの画素数は同じですが、超広角・望遠・前面の数字は違います)
売り文句2「どちらも防水だから、水に強い」
店頭でよく言われる言い方です。
Phone (3)はIP68、Phone (3a)はIP64(防塵・防滴)です。IP64は水しぶきなどの防滴の等級で、水没を想定した等級ではありません(Nothing公式・2026年7月確認)。水回りで使う場面が多いなら、等級の違いは確認が必要な点です。
判定: 条件つき(どちらも防水防塵の表記ですが、等級が違い、水没を想定したのはIP68のPhone (3)だけです)
売り文句3「高いPhone (3)の方が、長く使える」
店頭でよく言われる言い方です。
公式のアップデート提供期間は、Phone (3)がAndroidメジャーアップデート最大5年・セキュリティアップデート最大7年、Phone (3a)がOSアップデート3年・セキュリティアップデート6年です(Nothing公式・2026年7月確認)。提供期間の数字は、Phone (3)の方が長いです。本体の耐久や電池の劣化は、公式の数字では比べられません。
判定: 条件つき(更新の期間は本当に長いです。本体が長く使えるかは、数字では言えません)
公式の数字では分からないこと

ここに挙げる項目は、公式の数字が無い、または測り方が違うため、比べられない項目です。優劣は付けません。
- 電池の持ち: 容量は5,150mAhと5,000mAhで並べられますが、画面もチップも違い、公式の持続時間の数字が無く、1日の持ちは比べられません。
- カメラの画質: 画素数と望遠の倍率は並べられますが、画質の優劣は公式に数字が無く、比べられません。
- 体感の速さ: チップ(Snapdragon 8s Gen 4と7s Gen 3)の体感差は、公式に比べられる数字がありません。
- 本体の耐久: 落としたときの強さなどは、公式に比べられる数字がありません。
公式の数字で決まる観点の採点ボード
| 観点 | Nothing Phone (3) | Nothing Phone (3a) |
|---|---|---|
| 参考価格 | 124,800円〜 | 47,800円〜○ |
| 重さ | 218g | 201g○ |
| 画面サイズ・最大Hz | 6.67インチ・最大120Hz | 6.77インチ・120Hz |
| 電池容量 | 5,150mAh○ | 5,000mAh |
| 充電の最大W数 | 65W(有線)○ | 50W(有線) |
| メインカメラ画素 | 50MP(メイン)・望遠あり | 50MP(メイン)・望遠あり |
| 防水防塵 | IP68 | IP64(防塵・防滴) |
| おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
| OS更新年数 | 最大7年(セキュリティ更新)○ | 6年(セキュリティ更新) |
| 保証・修理の期限 | —(掲載機種のスペック一覧に記載なし) | —(掲載機種のスペック一覧に記載なし) |
| 勝ち数 | 3 | 2 |
○は、公式の数字で優劣が決まる観点にだけ付けています。「—」は公式に数字がなく、採点していません。同じ数字の行は○なしです。価格は2026年9月確認(Phone (3)は9月9日)。仕様はNothing公式で2026年7月15日(Phone (3))・7月17日(Phone (3a))に確認。Phone (3a)は日本向けモデルの仕様です。価格差は編集部算出です。
数字の根拠は、早見表と項目別の確認
スペック比較表
| 項目 | Nothing Phone (3) | Nothing Phone (3a) |
|---|---|---|
| 参考価格 | 124,800円〜(SIMフリー・2026年9月9日確認) | 47,800円〜(SIMフリー・日本向けモデル・2026年9月確認) |
| チップ | Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4 | Snapdragon 7s Gen 3(Qualcomm SM7635、4nm) |
| ディスプレイ | 6.67インチ フレキシブルAMOLED、30〜120Hzアダプティブ、1000Hzタッチサンプリング、ピーク輝度4,500nits | 6.77インチ AMOLED、120Hzリフレッシュレート |
| 解像度 | 1260×2800 | 1080×2392、約387ppi |
| カメラ | 5,000万画素メイン(OIS)+5,000万画素ペリスコープ望遠(OIS、光学3倍)+5,000万画素超広角(114°) | 5,000万画素広角(F1.9・OIS)+5,000万画素望遠(F2.0・光学2倍)+800万画素超広角(F2.2) |
| フロント | 5,000万画素 | 3,200万画素、F2.2 |
| バッテリー | 5,150mAh | 5,000mAh |
| 充電 | 有線65W(20分未満で50%)/ワイヤレス15W/リバース充電対応 | 有線50W(ワイヤレス充電非対応) |
| 重さ | 218g | 201g |
| サイズ | 160.60×75.59×8.99mm | 幅77.5×高さ163.5×厚さ8.4mm |
| ストレージ | 12GB+256GB/16GB+512GB | 128GB(RAM8GB)/256GB(RAM12GB) |
| 防水防塵 | IP68 | IP64(防塵・防滴) |
| おサイフケータイ | 対応 | 対応(日本向けモデル) |
| eSIM | 対応 | 対応(日本向けモデルはnanoSIM+eSIMのデュアル。グローバル版はデュアルnanoSIMのみで仕様が異なる) |
| アップデート | Androidメジャーアップデート最大5年、セキュリティアップデート最大7年 | OSアップデート3年間・セキュリティアップデート6年間 |
| 取扱キャリア | ドコモ× / au× / ソフトバンク× / 楽天モバイル× | ドコモ× / au× / ソフトバンク× / 楽天モバイル○(限定カラーのブルーあり) |
表中の「×」は、取り扱いを載せていないという意味で、取り扱いが無いことを示すものではありません。
差額77,000円は何に付いているのか
見出し項目が並んでいても、中身を見ると4つの差があります。1つ目は防水防塵です。Nothing Phone (3)はIP68、Nothing Phone (3a)はIP64(防塵・防滴)。IP64は防滴の等級であり、水没を想定した等級ではありません。2つ目はワイヤレス充電の有無です。Phone (3)は有線65Wに加えてワイヤレス15W・リバース充電に対応しますが、Phone (3a)は有線50Wのみでワイヤレス充電には対応していません。
3つ目はカメラの中身です。超広角はPhone (3)が約5,000万画素(114°)、Phone (3a)は800万画素(F2.2)。望遠はPhone (3)が光学3倍のペリスコープ、Phone (3a)は光学2倍です。メインの画素数は同じ約5,000万画素でも、超広角と望遠の中身は別物です。4つ目はチップの系列で、Phone (3)はQualcomm Snapdragon 8s Gen 4、Phone (3a)はSnapdragon 7s Gen 3(Qualcomm SM7635、4nm)という異なる系列が使われています。
どの条件が上かではなく、どの条件が自分の使い方に効くかで見え方が変わります。水回りでの利用が多いか、充電台に置く生活をしたいか、望遠や超広角を頻繁に使うか。この4点をチェックリストとして持っておくと、価格差の意味を自分の生活に置き換えて判断できます。
買える場所と、選び方の判断軸
取扱キャリアも確認しておきたいポイントです。Nothing Phone (3a)は楽天モバイルでの取り扱いがあり、限定カラーのブルーも用意されています。Nothing Phone (3)はSIMフリー版の購入が中心です。ドコモ・au・ソフトバンクでの取り扱いは取り上げていません。他の格安SIMでの取り扱いも含め、購入前に各社公式サイトで確認するのが安全です。
- 水回りでの利用頻度:水没に対する等級を重視するならIP68のPhone (3)、防滴で足りるならPhone (3a)でも差はありません
- ワイヤレス充電を使う生活かどうか:充電台に置く運用をしたいならワイヤレス15W対応のPhone (3)。有線充電だけで足りるならPhone (3a)でも問題ありません
- 何年使うつもりか:長く使うつもりならアップデート年数が長いPhone (3)、初期費用を抑えたいならPhone (3a)が選択肢です
- 購入経路:楽天モバイルで購入したいならPhone (3a)、SIMフリー版を前提にするならどちらも検討対象です
出典
出典: Nothing公式サイト(Phone (3) 製品ページ・2026年7月15日確認/Phone (3a) 製品ページ・2026年7月17日確認)。価格・取り扱いは変動します。購入前に各社公式サイトで最新情報をご確認ください。
この記事で扱っていないこと
実機を使ったレビューではないため、使い心地や写真の仕上がりは扱っていません。分かるのは、公式が書いた数字と、その測り方までです。
こんな使い方なら、こっち
- 台所や風呂場、雨の日の屋外で毎日スマホを使うので、IP68の防水を取りたい
- 毎日、充電台に置いて充電したいので、ワイヤレス15Wの充電を取りたい
- 5年以上使うつもりで、OSアップデート最大5年・セキュリティアップデート最大7年を取りたい
- 初めてのNothingで、47,800円から選びたい
- 通勤で毎日片手で使う時間が長く、201gの軽さを取りたい
- 楽天モバイルの回線のまま、機種変更で買いたい
編集部の意見はNothing Phone (3a)(理由3つと、Phone (3)を選ぶ条件)
編集部ならNothing Phone (3a)です。価格は、Phone (3a)が47,800円から、Phone (3)が124,800円からで、77,000円の差があります。そのうえ17g軽く、楽天モバイルでも取り扱いがあります。
- 価格: Phone (3a)は47,800円から、Phone (3)は124,800円からで、Phone (3a)が77,000円安いです。初めてのNothingで予算を抑えたい人ほど、この差は数字の上で大きく効いてきます
- 重さ: 201g対218gで、Phone (3a)が17g軽いです。通勤で毎日片手で使う時間が長い人ほど、この差は数字の上で効いてきます
- 購入窓口: Phone (3a)は楽天モバイルで取り扱いがあります(限定カラーのブルーあり)。Phone (3)は、SIMフリー版の購入が中心です。回線を乗り換えずに機種変更したい人ほど、窓口があるかどうかが効いてきます
水回りで使う、充電台に置く、5年以上持ち続ける。そんな暮らしなら、Phone (3)の防水・充電・更新年数が、そのまま生きます。
- 台所や風呂場、雨の日の屋外で毎日スマホを使うので、IP68の防水を取りたい人(Phone (3a)はIP64の防滴で、水没を想定した等級ではありません)
- 充電台に置く生活をしたく、ワイヤレス15Wの充電を取りたい人(Phone (3a)はワイヤレス充電に非対応)
- 5年以上使うつもりで、OSアップデート最大5年・セキュリティアップデート最大7年を取りたい人(Phone (3a)はOS3年・セキュリティ6年)
あなたはどっち派?
77,000円安いPhone (3a)か、IP68とワイヤレス充電のPhone (3)か。あなたはどちら派ですか。
読み終えたら: この記事の機種を Amazon で見る
買う理由
- OSは最大5年、セキュリティ更新は最大7年
- 5000万画素の3眼。望遠は光学3倍
買わない理由
- キャリアショップでは取り扱いが限られる
- 重さは218gで、軽さ重視には向かない
買う理由
- 望遠(光学2倍)も付く3眼カメラ
- 日本向けは、おサイフケータイとeSIMが使える
買わない理由
- OSの更新は3年間。セキュリティは6年間
- ワイヤレス充電は非対応
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参考価格はメーカー直販などの価格です。Amazonの販売価格と在庫は商品ページでご確認ください。
編集部のまとめ

編集部ならNothing Phone (3a)です。77,000円安く、17g軽く、楽天モバイルでも買えます。差額を払って取りたい項目がなければ、編集部は(3a)を選びます。
差額の77,000円で買うのは、IP68の防水とワイヤレス充電と、長い更新年数です。そこを使い切れる人は、Nothing Phone (3)です。
よくある質問


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