結論: 月額料金と契約期間の違い
まず基本の月額料金と契約期間を並べます。BIGLOBE光は主力プランの契約期間が3年、ソフトバンク光は2年である点に注意してください。
| 項目 | ソフトバンク光 | BIGLOBE光 |
|---|---|---|
| 戸建て月額(1ギガ) | 5,720円(2年) | 5,478円(3年) |
| マンション月額(1ギガ) | 4,180円(2年) | 4,378円(3年) |
| 10ギガ(戸建て) | 6,380円(2年) | 6,270円(2年) |
| 標準契約期間 | 2年自動更新 | 3年(1ギガ)/2年(10ギガ) |
出典: ソフトバンク公式・料金(2026年9月13日確認)・BIGLOBE公式・料金コース(2026年9月9日確認)
契約期間が違うため単純な月額比較はできない
BIGLOBE光の戸建てマンションともに、公式に案内されている主力プランは3年契約です。ソフトバンク光の2年契約と期間が異なるため、月額の数字だけを並べて「BIGLOBE光のほうが高い/安い」と判断するのは正確ではありません。次の項目でキャッシュバック・工事費まで含めた実質額で比較します。
実質総額で比較: キャッシュバックと工事費の条件が違う
BIGLOBE光には35,000円(1ギガ・3年)のキャッシュバックがありますが、課金開始月を1カ月目として12カ月目の2日から45日間だけマイページで手続きが必要で、過ぎると受け取れません。工事費(28,600円)は分割払い(1ギガ36回)にすると月額から値引きされ実質0円になりますが、途中解約すると値引きが打ち切られ残債が一括請求されます。ソフトバンク光は工事費の実質無料キャンペーンが時期によって実施されますが、常設ではなく、キャッシュバックのような手続き制度は現時点で確認できていません。
| 項目 | ソフトバンク光 | BIGLOBE光 |
|---|---|---|
| キャッシュバック | 確認できず(時期限定の工事費キャンペーン等) | 35,000円(1ギガ・12カ月目の45日間のみ手続き可) |
| 工事費(立会いあり・目安) | 31,680円〜 | 28,600円(分割なら実質0円・途中解約で残債請求) |
| 契約事務手数料 | 4,950円 | 3,300円 |
出典: ソフトバンク公式・料金(2026年9月13日確認)・BIGLOBE公式・キャッシュバックキャンペーン(2026年9月9日確認)。詳しい実質総額の計算はBIGLOBE光の実質総額を計算した記事で解説しています。
スマホとのセット割: 対応キャリアがまったく違う
ここが最大の分かれ目です。ソフトバンク光はソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOの「おうち割 光セット」対象、BIGLOBE光はau・UQ mobileの「auスマートバリュー/自宅セット割」対象で、重なりがありません。契約しているスマホのキャリアで、どちらの光回線を選ぶべきかがほぼ決まります。
| 項目 | ソフトバンク光 | BIGLOBE光 |
|---|---|---|
| セット割対象キャリア | ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO | au・UQ mobile |
| 割引額(ソフトバンク現行プラン例) | 1,100円/月 | — |
| 割引条件(光側の追加費用) | 指定オプション月550円〜 | BIGLOBE光電話 月550円 |
出典: ソフトバンク公式・おうち割 光セット(2026年9月9日確認)・BIGLOBE公式・auスマートバリュー(2026年9月9日確認)
計算例: セット割込みの実質負担(1回線・1年目)
ソフトバンクのテイガク無制限(8,008円)を使っている世帯が戸建てを契約する場合と、UQ mobileのトクトクプラン2を使っている世帯がBIGLOBE光を契約する場合で、光回線+スマホ割引後の月額を比べます。
| 項目 | ソフトバンク光+テイガク無制限 | BIGLOBE光+UQ mobile |
|---|---|---|
| 光回線月額(戸建て) | 5,720円 | 5,478円 |
| 指定オプション/光電話 | 550円 | 550円 |
| スマホ割引後 | 6,908円(−1,100円) | 要確認(自宅セット割−1,100円適用後の額は公式で確認) |
| 光回線側の実質負担 | 6,270円(5,720+550−1,100の相殺分を含む) | 5,478円+550−1,100=4,928円 |
光回線側の実質負担=光回線月額+条件オプション−スマホ側割引額。スマホ本体の基本料金差は含めていないため、世帯全体の総額はスマホのプラン次第で変わります。UQ mobileのプラン別料金は公式サイトで確認してください。
工事・エリアの違い
どちらもNTT東西のフレッツ光網を使う光コラボレーションモデルのため、提供エリアはほぼ同じで、フレッツ光からの転用・他社光コラボからの事業者変更であれば工事不要(0円)です。新規開通の場合はどちらも立会い工事が必要になる場合があります。マンションの速度タイプ(配線方式で決まる点)はソフトバンク光・BIGLOBE光とも共通の注意点で、ソフトバンク光マンションの詳細はマンションタイプの記事で解説しています。
向いている人・向いていない人
- ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOのスマホを使っている → ソフトバンク光でおうち割の対象
- au・UQ mobileのスマホを使っている → BIGLOBE光でauスマートバリュー/自宅セット割の対象
- キャッシュバックの手続きを忘れない自信がある → BIGLOBE光の35,000円は魅力(12カ月目の45日間限定)
- 途中解約の可能性がある → BIGLOBE光は工事費残債・ソフトバンク光は契約解除料(満了月以外)に注意
- 2年ごとに見直したい → BIGLOBE光の1ギガは3年契約が主力のため縛りが長い
サポート・提供元の違いも判断材料になる
ソフトバンク光はソフトバンク本体が提供する光コラボレーションサービスで、ソフトバンクショップの店頭サポートを受けられる点が特徴です。BIGLOBE光はKDDI傘下のBIGLOBEが提供するプロバイダ一体型の光コラボで、店頭窓口はなくオンライン・電話サポートが中心になります。契約後のトラブル対応をどちらで受けたいかも、月額の数百円差より優先して考えたい人がいるポイントです。
また、BIGLOBE光は3年契約の途中で工事費の分割払いが残っている状態で解約すると残債が一括請求される仕組みのため、数年内に引っ越しの予定がある人は、契約期間の縛りが相対的に緩いソフトバンク光の2年自動更新プランのほうが動きやすい場合があります。逆に、長く同じ住居に住み続ける予定であれば、BIGLOBE光の35,000円キャッシュバックを含めた実質総額の安さを取りに行く選択肢も成立します。
KEN編集長のまとめ
ソフトバンク光とBIGLOBE光は月額の差より、契約期間(2年と3年)とセット割の対象キャリアの違いのほうが選択を左右します。まずは自分のスマホがどちらの陣営かを確認し、そのうえでキャッシュバックの手続き条件・工事費の途中解約リスクまで見て決めることをおすすめします。
ソフトバンク光の料金総額の詳しい計算はこちらの記事で解説しています。
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