この記事の使い方と、数字の出どころ

手順

6つの質問に、上から順番に答えていきます。それぞれに答えると、その時点で当サイトに掲載されている106機種のうち何機種が候補として残るかが分かります。質問の直後に表を置いてあり、表の数字を確認しながら読めます。

数値はすべて、当サイトの機種データ(2026年10月1日時点・掲載106機種)を数えた結果です。総務省の統計やメーカー各社の出荷実績のような業界全体の数字ではなく、当サイトが掲載している端末だけを対象にした集計です。同じ質問を別の比較サイトの掲載機種で数えれば、残る機種数は違う値です。

6つの質問はいずれも、公式のデータで判定できる項目(OS・価格帯・重さ・防水等級の表記・FeliCa対応・OSアップデート年数の公表有無)だけで作っています。カメラの写りや操作感といった、実際に使ってみないと分からない軸は含めていません。

フローチャート本体(6つの質問)

次の6つの質問に、順番に目を通してください。各質問のすぐ下に「答え→残る機種数」の表を置いています。自分の答えに近い行を確認しながら読み進めると、最終的に自分の条件に合う機種のおおよその母数がつかめます。

  1. Q1. iPhoneか、Androidか
答え残る機種数
iPhone(Apple)を選ぶ16機種
Androidを選ぶ89機種
  1. Q2. 予算はどのくらいか(SIMフリーの参考価格)
答え残る機種数
〜79,999円24機種
80,000〜149,999円17機種
150,000円〜38機種
(参考価格が非公表の機種)25機種
  1. Q3. 重さにこだわるか
答え残る機種数
184g以下を希望(下位25%基準)26機種
184g超209g以下(中央付近)53機種
209g超でも気にしない(上位25%)25機種
  1. Q4. タフネス性能(高い防水等級)を重視するか
答え残る機種数
IPX9またはIP69を公式が明記12機種
それ以外(IP68などを含む)92機種
  1. Q5. おサイフケータイ(FeliCa)が使えるか
答え残る機種数
公式で対応を確認できた機種103機種
非対応・公式に記載なし2機種
  1. Q6. OSアップデートの提供年数が公表されているか
答え残る機種数
公表あり42機種
年数の形の公表なし63機種

ここまで6問を並べましたが、Q5とQ6は他の質問と性質が異なります。Q5は106機種中103機種が「対応」に入ってしまうため、そもそも絞り込みの役に立ちません。Q6は逆に、iPhone16機種すべてが「年数の公表なし」側に入るという特殊な事情があります。この2つの詳細は、Q5・Q6の見出しで説明します。

Q1 iPhoneかAndroidか、16対89の意味

最初の質問は、OSでiPhoneかAndroidかを選ぶというものです。当サイト掲載106機種のうち、iPhone(Apple)は16機種、Androidは89機種です。6つの質問の中でこのQ1は、答えるだけで候補を最大84.8%(89機種)減らせる場合がある、最も効果の大きい質問だと言えます。

ただし、これは当サイトの掲載機種構成に依存する数字です。国内で流通しているAndroid機種の種類がもともとiPhoneより多いため、当サイトの掲載機種でもAndroidの数が多くなっています。iPhoneを選んだ場合は16機種という比較的絞られた母数からスタートできます。Androidを選んだ場合は、この後の質問(価格・重さ・タフネスなど)で追加の絞り込みが必要になる、という違いがあります。

Q2 予算で落ちるのは、高い機種ではなく価格が公表されていない25機種

値段と損得

予算で絞り込む質問は、価格帯を3段階(〜79,999円・80,000〜149,999円・150,000円〜)に分けています。当サイト掲載106機種の内訳は、〜79,999円が24機種(iPhone1・Android23)です。80,000〜149,999円は18機種(iPhone6・Android12)です。150,000円〜は38機種(iPhone9・Android29)です。3段階を足すと、24+18+38=80機種です。

残りの105−80=25機種は、メーカーやキャリアが参考価格を公表していない機種です。25機種はすべてAndroidで、iPhoneは0機種です。この25機種には推測価格を入れていません。「予算◯円以下」という条件で絞り込むと、高い機種が落ちるのではなく、価格非公表の25機種がまるごと検討の土俵から外れます。80+25=105で、掲載106機種と一致します。

注意点

予算で絞る作業は「高い機種を除外する」作業だと思われがちですが、実際に真っ先に候補から消えるのは価格非公表の25機種です。気になる機種がこの25機種に含まれている場合は、価格帯での絞り込みより先に、その機種のページで価格公表の有無を個別に確認することをすすめます。

予算の線を「上位機かどうか」で引きたい場合は、「フラッグシップスマホ」とはどこからかも合わせて読んでください。参考価格が掲載機種のスペック一覧に入っているのは81機種で、残り24機種は価格では並べられないことを扱っています。

Q3 重さは、106機種の分布から引いた線(平均196.8g・中央値194g)

重さの質問で使っている「軽い」「重い」の境目は、業界の公式な定義ではありません。当サイト掲載106機種の重さを集計し、平均196.8g・中央値194g・第1四分位184g・第3四分位209g・最軽144g・最重258gという分布から、当サイトが独自に引いた線です。

184g以下(分布の下位25%)に当たる機種は27機種(iPhone8・Android19)、209g超(分布の上位25%)に当たる機種は25機種です。残りの53機種は184g超209g以下の中央付近に集まっています。「軽さ重視」で184g以下を条件にすると母数は105機種から27機種まで絞られます。ただし、これは統一された業界基準の「軽量機」ではなく、あくまで当サイト掲載機種の中での相対的な位置づけです。

Q4 タフネスでIPX9/IP69に当たるのは12機種だけ(「防水でない」という意味ではない)

タフネス性能を重視する質問では、高い防水等級であるIPX9またはIP69を公式が明記している機種を数えました。当サイト掲載106機種のうち、該当するのは次の12機種のみです。

注意

この12機種に入っていないからといって、その機種が防水でないという意味ではありません。IP68など、IPX9/IP69以外の防水等級を公式が明記している機種は他にも多くあります。この質問はあくまで「IPX9またはIP69という特定の高い等級を明記しているか」だけを条件にした絞り込みです。

Q5 おサイフケータイは103/105で、絞り込みに使えない

おサイフケータイ(FeliCa)対応の有無で絞り込む質問は、スマホ選びの記事でよく見かけます。しかし当サイト掲載106機種で実際に数えると、公式で対応が明記されている機種は103機種にのぼります。非対応が1機種(DIGNO BX3・カメラレスモデル)、公式の表記にFeliCaが無くNFCのみの機種が1機種(Xiaomi 15 Ultra)で、これらを合わせても2機種にとどまります。

つまり、この質問を「対応か非対応か」で分けても、106機種中103機種はどちらにしても対応の側に残ります。フローチャートに組み込む意味のある質問は、答えによって残る機種数が大きく変わるものです。Q5はその条件を満たしておらず、当サイトのデータで見る限りほぼ誰も落ちない質問だと言えます。おサイフケータイを重視する読者は多いはずですが、当サイト掲載機種の範囲では、これを絞り込みの決め手にはできません。

Q6 アップデート年数は、公表があるのは42/105で、iPhoneは0/16

OSアップデートの提供年数が公表されているかを尋ねる質問です。当サイト掲載106機種のうち、年数の形で公表されているのは42機種、公表がないのは63機種です。

ここで断っておきたいのは、iPhone16機種は、年数の形の公表が1機種もない(0/16)という点です。この質問で分岐させると、iPhoneを選んだ読者は16機種全部が「公表なし」側に入ります。

断定しないための注意

これは「iPhoneが長く使えない」という意味ではありません。公式ページに、年数という形の約束が載っていない、というだけのことです。iPhoneのソフトウェアサポート方針の詳細は、Apple公式の発表内容をご確認ください。

この記事の限界

この記事の数字を読むときに、あらかじめ知っておいてほしい前提を整理します。

これらの限界を踏まえると、この記事のフローチャートは「候補の母数を大まかにつかむための最初の一歩」として使うのが向いています。最終的な1台を決める前には、実機に触れる、レビューを読むといった、数字だけでは分からない情報も合わせて確認することをすすめます。取扱キャリア数を基準に絞り込みたい場合は、arrows We3とGalaxy A25 5Gを比較した記事で購入プログラムの登録状況を確認できます。

質問に答えながら絞りたい人へ

同じ考え方を、1問ずつ答えながら対話形式で進められるようにしたのがスマホ診断ツールです。フローチャートを目で追うより、質問に答えていく形の方が進めやすいという方は、そちらも試してみてください。用途別におすすめ機種をまとめて見たい場合は用途別スマホおすすめ一覧もあります。 予算が決まっている場合は、価格帯ごとの上位5機種を理由つきで並べたスマホおすすめランキング(価格帯別)が近道です。

本体ストレージが足りるか不安な場合は、microSDが使えるスマホは106機種中15機種で記憶欄にmicroSDの記載がある機種と、その上限の表記が何を意味するのかを整理しています。

絞り込みに使える軸かどうかを全数で確かめた記事もあります。幅はスマホの幅の全数一覧、リフレッシュレートはリフレッシュレートの表記を105機種で全数確認をご覧ください。

読み終えたら: この記事の機種を Amazon で見る

カメラ重視 AQUOS R11 参考価格 163,900円〜

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コスパ重視 AQUOS wish5 参考価格 34,980円〜

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  • MIL規格23項目に準拠。防水はIPX6/8/9

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  • au・ソフトバンクの取り扱いは公式に記載なし
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画像: 楽天市場(楽天モバイル公式 楽天市場店)

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参考価格はメーカー直販などの価格です。Amazonの販売価格と在庫は商品ページでご確認ください。

よくある質問

よくある質問
当サイト掲載106機種のうち103機種が公式で対応を明記しているためです。対応・非対応で分けても106機種中103機種はどちらにしても対応側に残ってしまい、答えによって残る機種数がほとんど変わらないため、絞り込みの軸としては機能しません。
参考価格が公表されていない25機種は、推測価格を入れていないため、価格帯の表に含めていません。予算で機械的に絞り込むと、この25機種は検討の対象からまるごと外れてしまうので、気になる機種がある場合は個別にその機種のページで価格公表の有無を確認することをすすめます。
iPhone16機種について、年数の形の公表は公式ページにありません。長く使えないという意味ではなく、年数という形の約束が載っていないという状況です。詳細を知りたい場合はApple公式の発表内容を確認してください。
業界共通の公式な定義ではなく、当サイト掲載106機種の重さの分布から引いた線です。106機種の第1四分位である184g以下を「軽量重視」の目安、第3四分位である209g超を「上位25%」の目安として使っています。
当サイト掲載106機種のうち、IPX9またはIP69を公式が明記しているのはAQUOS R11・AQUOS wish5・arrows Alpha・arrows We3・motorola edge 60s pro・OPPO Find X9・OPPO Reno13 A・TORQUE G07・arrows Alpha2・OPPO Reno15 A・AQUOS wish6・motorola edge 70 fusionの12機種です。これ以外の機種が防水でないという意味ではありません。
この6つの質問は、当サイトが掲載している仕様から一律に判定できる条件だけで作っており、カメラの写りや操作感といった主観的な軸は含まれていません。候補の母数をつかむ最初の一歩として使い、最終的な決定の前には実機やレビューも合わせて確認することをすすめます。
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