結論:終了日で選べる機種は、99機種のうち4機種だけだった
当サイトに掲載している99機種のスマートフォンについて、メーカー公式のOSアップデート方針を1機種ずつ確認しました。分かったことは次の4点です。
- アップデート方針を公式で確認できたのは38機種(38.4%)だけ。残る61機種は、当サイトが公式ページ上で年数・回数の記載を見つけられていません。
- その38機種のうち、「終了日」そのものが日付で分かるのは4機種(Galaxy S25/S25 Ultra/S26/S26 Ultra)だけです。
- 22機種は「N年間」という年数、12機種は「最大N回」という回数の表記でした。回数の表記からは、終了年を計算できません。
- 年数が公表されている機種でも、それだけでは終了日は決まりません。たとえばPixelの「7年」は、米国のGoogle Storeでの販売開始日から数えた7年です。
つまり、「OSアップデート終了日を根拠にして選べる」機種は、当サイト掲載99機種のうち4機種しかない、というのが今回の全数調査の結論です。38機種のうちの残り34機種は、年数または回数までは分かっても、終了日という具体的な日付までは分かりません。表記の型を機種数で整理すると、次のようになります。
| 表記の型 | 機種数 | 意味 |
|---|---|---|
| 期限日(YYYY年M月D日) | 4 | 終了日そのものが公表されている |
| 年数(N年間) | 22 | 年数は分かるが、起算日は別途確認が要る |
| 回数のみ(最大N回) | 12 | 年数ではない。終了年は計算できない |
この先の章では、この4分類がそれぞれどういう意味を持つのかを1つずつ見ていき、最後に当サイト掲載99機種の全リスト(確認できた38機種・確認できなかった61機種)を1行も省かずに掲載します。
「回数」と「年数」は別物 — ここを混ぜると終了年を間違える
表Aの38機種のうち12機種は、「最大N回のOSアップデート」という回数だけを公式が示しています。たとえばGalaxy Z Fold8は「最大7回のOSおよびセキュリティアップデート」、Xperia 1 VIIIは「最大4回のOSバージョンアップ、6年間のセキュリティアップデート」という表記です(数値は後述の表Aの公式表記欄のとおり)。ここで注意したいのは、回数と年数はまったく別の指標だという点です。「最大7回」という回数の表記から、それが西暦何年に終わるのかを逆算することはできません。何回のアップデートが何年おきに提供されるかは機種や時期によって変わるため、当サイトでは回数を年数へ換算していません。
回数と年数という2つの指標の違いをさらに詳しく掘り下げた記事として、姉妹コラム「Androidスマホは何年使える?アップデート保証は『回数』と『年数』で意味が違う」があります。あちらは回数と年数という概念そのものを解説する記事、この記事は当サイト掲載99機種の全数を並べる一覧記事という役割分担です。概念を先に理解しておきたい方はあちらから読むことをおすすめします。
Pixelの「7年」は、いつから数えた7年なのか
表Aで年数表記の22機種のうち、18機種がGoogle Pixel(Pixel 8以降)です。すべて「7年」という同じ年数で公表されていますが、この7年が「いつから」数えられているのかを見落としている方は少なくありません。Google公式ヘルプには、次のように明記されています。
Google公式ヘルプの記載(原文)
「Google Pixel 8 以降のスマートフォンにアップデートが提供される期間は、米国の Google Store でのデバイス販売開始日から 7 年間です」
「これには、7 年間提供される OS とセキュリティのアップデートも含まれます。また、Pixel Drop により新機能とアップグレードされた機能が追加されることもあります」
出典: Google公式ヘルプ(アップデート提供期間のページ)(2026年9月7日確認)
ここでのポイントは「米国の」という一言です。日本で発売されるPixelは、米国での発売より後になることが多いため、その場合、日本で買った人が実際に使える期間は公称の7年よりも短くなります。ただし、何か月・何年短くなるかは機種ごとに異なり、当サイトは各機種の米国での販売開始日を保持していないため、具体的な計算はしていません。「7年」という数字だけを見て起算日を確認しないまま購入時期を決めるのは避けたほうがよい、というのが今回の裏取りで分かったことです。
メーカーごとに、公表する姿勢がまったく違う
当サイト掲載99機種を13メーカーに分け、それぞれの公表率(公式でアップデート方針を確認できた機種数÷掲載機種数)を並べると、次のようになりました。
| メーカー | 公表あり/掲載数 | 率 |
|---|---|---|
| 18/18 | 100% | |
| SONY | 7/7 | 100% |
| Nothing | 2/2 | 100% |
| Samsung | 9/15 | 60% |
| SHARP | 2/12 | 17% |
| Apple | 0/13 | 0% |
| Motorola | 0/9 | 0% |
| Xiaomi | 0/6 | 0% |
| FCNT | 0/6 | 0% |
| OPPO | 0/5 | 0% |
| 京セラ | 0/4 | 0% |
| ZTE | 0/1 | 0% |
| Brain Technologies | 0/1 | 0% |
Google・SONY・Nothingの3社は、当サイトが掲載している機種の100%で年数または回数の記載を確認できています。一方でApple・Motorola・Xiaomi・FCNT・OPPO・京セラの6社は0%、つまり当サイトが確認できた機種が1つもありません。Samsungは60%、SHARPは17%とその中間に位置しています。
関連: Nothing Phone (3)と(3a)の違いを比較
関連: AQUOS R11・R10・R8 proの違いを比較
ここで誤解してはいけないのは、「公表率が高い=更新が長く続く優れたメーカー」ではないという点です。公表率が表しているのは、あくまで当サイトが公式ページ上で約束の記載を見つけられたかどうかという「見つけやすさ」であって、実際のアップデートの実力そのものではありません。公表率が低いメーカーでも、実際には長期間の更新を提供している可能性は十分にあります。
Appleの13機種について
Appleの13機種は、当サイトのデータベースで提供年数の記録がゼロです。本日の再確認でもAppleが年数を示している公式表記には到達できませんでした。
これは「iPhoneが長く使えない」という意味ではありません。「◯年間提供します」という年数の形の約束を、当サイトが公式ページ上で見つけられていない、という意味です。
実際にiOSが何年更新されたかという実績と、メーカーが事前に約束している年数は、別の話です。
2026年9月10日にApple公式から発表されたiPhone 18 Pro Maxも、この記事の対象99機種にはまだ含まれていませんが、同時発表のiPhone 18 Proと同様、執筆時点でOSアップデート保証年数の公式記載は確認できていません。新機能や価格の違いはiPhone 18 ProとPro Maxの比較記事で整理しています。
アップデート方針を確認できた38機種【全機種一覧】
ここからは、当サイトが公式でアップデート方針を確認できている38機種を、1行も省かずに掲載します。「型」は期限日・年数・回数のみの3種類、「概算の終了年」は年数が公表されている機種だけ、発売年に年数を足して編集部が出した目安です。当サイトは発売年しか保持していないため月までは特定できず、あくまで「概算」であることを明示します。回数のみの機種は、終了年を計算できないため空欄にしています。
表の「有効期限」について
表の「有効期限」は、当サイトが2026年7月15日にSamsung公式ページで確認し、機種ページに記録した値です。
ただし本日(2026年9月7日)の再確認では、Samsungの機種別提供期間の一覧ページに到達できませんでした。
購入の判断に使う場合は、必ずSamsung公式および購入予定のキャリアの最新表記をご自身で確認してください。
| 機種名 | メーカー | 発売年 | 型 | 公表値 | 概算の終了年 | 公式表記(そのまま) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Galaxy S26 | Samsung | 2026年 | 期限日 | 2033年2月28日 | — | セキュリティアップデート有効期限2033年2月28日。7年間のセキュリティアップデート提供をSamsung公式発表で明言 |
| Galaxy S26 Ultra | Samsung | 2026年 | 期限日 | 2033年2月28日 | — | セキュリティアップデート有効期限2033年2月28日。7年間のセキュリティアップデート提供をSamsung公式発表で明言 |
| Galaxy S25 | Samsung | 2025年 | 期限日 | 2032年1月31日 | — | セキュリティアップデート有効期限2032年1月31日。最大7世代のOSアップグレード+7年間のセキュリティアップデート対象(Samsung公式) |
| Galaxy S25 Ultra | Samsung | 2025年 | 期限日 | 2032年1月31日 | — | セキュリティアップデート有効期限2032年1月31日。最大7世代のOSアップグレード+7年間のセキュリティアップデート対象(Samsung公式) |
| Galaxy S26+ | Samsung | 2026年 | 年数 | 7年 | 2033年ごろ | Samsung公式ニュースリリースによると、Galaxy S26シリーズはセキュリティアップデートを7年間提供予定。OSアップグレード世代数は当該発表に明記なし |
| Google Pixel 10a | 2026年 | 年数 | 7年 | 2033年ごろ | 7年間(Pixel Drop・OS・セキュリティアップデート、米国Googleストア販売開始日から起算) | |
| Google Pixel 11 | 2026年 | 年数 | 7年 | 2033年ごろ | 7年間(米国のGoogleストアでの販売開始日から起算・SoftBank公式の注釈) | |
| Google Pixel 11 Pro | 2026年 | 年数 | 7年 | 2033年ごろ | 7年間(米国のGoogleストアでの販売開始日から起算・SoftBank公式の注釈) | |
| Google Pixel 11 Pro Fold | 2026年 | 年数 | 7年 | 2033年ごろ | 7年間(OS・セキュリティアップデート・Pixel Drop) | |
| Google Pixel 11 Pro XL | 2026年 | 年数 | 7年 | 2033年ごろ | 7年間(OS・セキュリティアップデート・Pixel Drop) | |
| Nothing Phone (3) | Nothing | 2026年 | 年数 | 7年 | 2033年ごろ | Androidメジャーアップデート最大5年、セキュリティアップデート最大7年 |
| Google Pixel 10 | 2025年 | 年数 | 7年 | 2032年ごろ | 7年間(OS・セキュリティ・Pixel Drop アップデート、米国Googleストア販売開始日から起算) | |
| Google Pixel 10 Pro | 2025年 | 年数 | 7年 | 2032年ごろ | 7年間(OS・セキュリティ・Pixel Drop アップデート、米国Googleストア販売開始日から起算) | |
| Google Pixel 10 Pro Fold | 2025年 | 年数 | 7年 | 2032年ごろ | 7年間(Pixel Drop・OS・セキュリティアップデート、米国Googleストア販売開始日から起算) | |
| Google Pixel 10 Pro XL | 2025年 | 年数 | 7年 | 2032年ごろ | 7年間(Pixel Drop・OS・セキュリティアップデート、米国Googleストア販売開始日から起算) | |
| Google Pixel 9a | 2025年 | 年数 | 7年 | 2032年ごろ | OS・セキュリティ・Pixel Dropアップデートを7年間提供 | |
| Google Pixel 8a | 2024年 | 年数 | 7年 | 2031年ごろ | 7年間(Pixel Drop・OS・セキュリティアップデート、米国Googleストア販売開始日から起算) | |
| Google Pixel 9 | 2024年 | 年数 | 7年 | 2031年ごろ | 7年間(Pixel Drop・OS・セキュリティアップデート、米国Googleストア販売開始日から起算) | |
| Google Pixel 9 Pro | 2024年 | 年数 | 7年 | 2031年ごろ | 7年間(Pixel Drop・OS・セキュリティアップデート、米国Googleストア販売開始日から起算) | |
| Google Pixel 9 Pro Fold | 2024年 | 年数 | 7年 | 2031年ごろ | 7年間(Pixel Drop・OS・セキュリティアップデート、米国Googleストア販売開始日から起算) | |
| Google Pixel 9 Pro XL | 2024年 | 年数 | 7年 | 2031年ごろ | 7年間(Pixel Drop・OS・セキュリティアップデート、米国Googleストア販売開始日から起算) | |
| Google Pixel 8 | 2023年 | 年数 | 7年 | 2030年ごろ | 7年間(Pixel Drop・OS・セキュリティアップデート、米国Googleストア販売開始日から起算) | |
| Google Pixel 8 Pro | 2023年 | 年数 | 7年 | 2030年ごろ | 7年間(Pixel Drop・OS・セキュリティアップデート、米国Googleストア販売開始日から起算) | |
| Nothing Phone (3a) | Nothing | 2025年 | 年数 | 6年 | 2031年ごろ | OSアップデート3年間・セキュリティアップデート6年間 |
| AQUOS R9 | SHARP | 2024年 | 年数 | 5年 | 2029年ごろ | OSバージョンアップ最大3回、セキュリティアップデート発売日から5年 |
| Google Pixel 7a | 2023年 | 年数 | 5年 | 2028年ごろ | 5年間(OS・セキュリティアップデート。2024年12月のポリシー変更でPixel 6/7シリーズ・Pixel Foldに拡大適用) | |
| Galaxy A57 5G | Samsung | 2026年 | 回数のみ | 最大6回(年数の記載なし) | — | ソフトバンク公式ページによると最大6回のOSアップデート・最長6年のセキュリティアップデートを提供予定(購入時期により変動) |
| Galaxy Z Flip8 | Samsung | 2026年 | 回数のみ | 最大7回(年数の記載なし) | — | 最大7回のOSおよびセキュリティアップデート |
| Galaxy Z Fold8(Fold7との比較) | Samsung | 2026年 | 回数のみ | 最大7回(年数の記載なし) | — | 最大7回のOSおよびセキュリティアップデート |
| Galaxy Z Fold8 Ultra | Samsung | 2026年 | 回数のみ | 最大7回(年数の記載なし) | — | 最大7回のOSおよびセキュリティアップデート |
| Xperia 1 VIII(1 VIIとの比較) | SONY | 2026年 | 回数のみ | 最大4回(年数の記載なし) | — | 最大4回のOSバージョンアップ、6年間のセキュリティアップデート(購入時期により回数・年数は異なる) |
| AQUOS R10 | SHARP | 2025年 | 回数のみ | 最大3回(年数の記載なし) | — | 発売日から最大3回のOSバージョンアップ |
| Xperia 1 VII | SONY | 2025年 | 回数のみ | 最大4回(年数の記載なし) | — | 最大4回のOSバージョンアップ、6年間のセキュリティアップデート(発売時期により回数・年数は異なる) |
| Xperia 10 VII | SONY | 2025年 | 回数のみ | 最大4回(年数の記載なし) | — | 最大4回のOSバージョンアップ、6年間のセキュリティアップデート(購入時期により回数・年数は異なる) |
| Xperia 1 VI | SONY | 2024年 | 回数のみ | 最大3回(年数の記載なし) | — | 最大3回のOSバージョンアップ、4年間のセキュリティアップデート(発売時期により回数・年数は異なる) |
| Xperia 10 VI | SONY | 2024年 | 回数のみ | 最大2回(年数の記載なし) | — | 最大2回のOSバージョンアップ、4年間のセキュリティアップデート(購入時期により回数・年数は異なる) |
| Xperia 1 V | SONY | 2023年 | 回数のみ | 最大2回(年数の記載なし) | — | 最大2回のOSバージョンアップ、3年間のセキュリティアップデート(購入時期により回数・年数は異なる) |
| Xperia 10 V | SONY | 2023年 | 回数のみ | 最大2回(年数の記載なし) | — | 最大2回のOSバージョンアップ、3年間のセキュリティアップデート(購入時期により回数・年数は異なる) |
確認できなかった61機種【全機種一覧】
この61機種は「アップデートされない」という意味ではありません。当サイトが公式ページ上で年数・回数の記載を見つけられなかった機種、という意味です。メーカーが公式サイトの別の場所で公表していたり、当サイトの確認後に新しく公表した可能性もあります。とくにGalaxy S24 Ultraについては、OSアップグレード世代数・セキュリティ年数・有効期限のいずれも本日Samsung公式で確認できなかったため、具体的な数値は一切書かず、発売年のみをこの表に載せています。
それでも長く使う機種を選ぶなら — 現実的な4つの基準
終了日が分かる機種は99機種中4機種しかない、という前提に立った上で、それでも長く使う機種を選ぶための基準を、今回のデータから言えることだけでまとめます。
- 終了日が日付で公表されている機種を選ぶ:該当は表Aの4機種(Galaxy S25/S25 Ultra/S26/S26 Ultra)のみです。
- 年数表記の機種は「起算日はどこか」を購入前に販売店へ聞く:Pixelのように米国での販売開始日から数える機種もあれば、発売日そのものから数える機種もあります。
- 回数表記しかない機種は、終了時期を自分で把握できないと理解した上で買う:回数から終了年は計算できないため、事前に見積もることはできません。
- 記載が見つからない機種は、更新方針を購入の判断材料にしない:カメラ・価格・重さなど他の軸で選ぶという判断も現実的です。
何年使うかという話は、実は「何年で返すか」という話とも重なります。端末返却プログラムの比較記事では、2〜3年といった短いサイクルで端末を返却する仕組みを扱っており、アップデート終了年と突き合わせて考える価値があります。逆に、手元の端末を買い替えるタイミングで手放す場合は、スマホ買取ガイドも参考にしてください。
この調査の限界
今回の調査には、次のような限界があります。
- 分母は当サイトに掲載している99機種であり、市場に流通する全機種ではありません。
- 各機種の「確認日」は機種ページごとに異なり、2026年7月〜9月の間でばらついています。今回、全99機種を同じ日に再確認したわけではありません。
- 当サイトは機種の発売年しか保持していないため、終了「日」ではなく「年ごろ」までしか概算できません。
- 今後、機種を追加・削除すると、99/38/61/38.4%という今回の数字はすべて変わります。
このため、この記事で示した数字は2026年9月7日時点の当サイト掲載機種における集計であり、恒久的な数値ではないという前提でお読みください。分母をそろえて1件も省かずに数える、という当サイトの方針は重さランキング記事(全99機種)と同じです。
出典と確認日
本記事のPixelに関する引用は、次のGoogle公式ヘルプで2026年9月7日に確認しました。
表A・表Bに載せた各機種の公式表記は、それぞれの機種ページに一次出典を記載しています。確認日は機種ごとに異なりますので、購入前には必ず当サイトの機種一覧ページから該当機種のページを開き、最新の公式情報をご確認ください。
よくある質問

8つの質問・約90秒・登録不要
この機種を安く持つなら、回線はどれ?
- 住まいと使い方を選ぶだけ
- 主要キャリアのプランと光回線を横断して提案
- 年間いくら変わるかの目安をその場で表示
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