結論:スマホとのセット割を使うならドコモ光、独自回線の安さで選ぶならNURO光
先に要点を整理します。NURO光は独自回線のため、単体の月額はドコモ光より安く出やすい構造です。一方でドコモ光はドコモ・ahamoスマホとの「ドコモ光セット割」が使え、対象者にとっては実質負担がNURO光を下回る場合があります。以下、条件別に数字で見ていきます。
月額料金を比較する(2026年9月13日・公式確認)
| 比較項目 | NURO光 | ドコモ光 |
|---|---|---|
| 月額(戸建て・2ギガ/1ギガ) | 5,720円(2ギガ・3年契約) | 5,720円(タイプA・2年定期契約) |
| 月額(マンション・共用設備あり) | 2,420円(for マンション・3年契約) | 4,400円(タイプA・2年定期契約) |
| 月額(マンション・共用設備なし) | 4,235円(タイプS/L) | 4,400円(タイプA) |
| 10ギガプラン(戸建て) | 6,270円(3年契約) | 6,380円(タイプA/C) |
| スマホセット割 | キャリア公式のセット割なし(おうち割光セット経由でSoftBank系のみ対象) | ドコモ光セット割 永年最大1,210円/月(ドコモの対象プランのみ・ahamoは対象外) |
| 工事費 | 49,500円(戸建て)・24回分割相殺 | 28,600円・分割相殺 |
| 契約期間 | 3年(自動更新・契約期間なしプランも選択可) | 2年(定期契約) |
出典: NURO光 戸建て料金公式ページ・NURO光 マンション料金公式ページ・ドコモ光 公式料金ページ(いずれも2026年9月13日確認)
マンションはNURO光が2種類に分かれる
NURO光のマンション向けは、建物にNURO共用設備があるかどうかで「for マンション」(2,420円〜)と「タイプS/L」(4,235円)に分かれます。共用設備がない建物ではドコモ光のマンション料金(4,400円)とほぼ同水準になるため、この場合は月額だけで見た有利さは小さくなります。詳しくはNURO光「マンション」料金2種類の記事で解説しています。
計算例:戸建て・2年間の総額(セット割の条件差に注意)
戸建て・2ギガ(NURO)/1ギガタイプA(ドコモ光)を24ヶ月使った場合の総額です。NURO光は工事費が「分割金と同額の割引で相殺」される仕組みで、ドコモ光は工事費28,600円がdポイント(期間・用途限定)の分割進呈で相殺される仕組みのため、相殺の中身が現金値引きとポイント進呈で異なる点をふまえてご覧ください。
| 項目 | NURO光(2ギガ・3年契約) | ドコモ光(タイプA・セット割前) |
|---|---|---|
| 月額(24ヶ月分) | 5,720円×24=137,280円 | 5,720円×24=137,280円 |
| ルーター/機器レンタル(24ヶ月分) | 550円×24=13,200円 | プロバイダにより異なるため本記事では計算に含めず |
| 契約事務手数料 | 6,050円 | 3,300〜4,950円(公式で要確認) |
| 工事費 | 分割割引で相殺(実質0円) | dポイント進呈で相殺(現金値引きではない) |
| 2年総額(共通項目のみ) | 156,530円 | 140,580円〜142,230円 |
ここにドコモ光セット割(永年最大1,210円/月・ドコモの対象プランのみ・ahamoは対象外)を24ヶ月分適用すると、最大29,040円がドコモ光側から差し引かれ、ドコモ光の実質負担がNURO光を下回る計算になります。逆に対象スマホを持っていない場合は、セット割が使えずこの逆転は起きません。
この総額はプロバイダ料金・キャンペーンを含みません
ドコモ光は契約するプロバイダによって別途月額料金がかかる場合があり、本記事では検証していないため計算に含めていません。実際の見積もりでは、選ぶプロバイダの料金も加えて比較してください。
工事とエリアの違い
ドコモ光はNTTのフレッツ光設備を使う「光コラボレーション」のため、すでにフレッツ光を利用中なら工事不要の「転用」で切り替えられます。NURO光は独自回線のため、フレッツ光からの転用という制度自体がなく、新規契約は原則として開通工事が必要です。工事の具体的な流れは光回線の開通工事はどう進む?の記事で解説しています。
提供エリアも構造が異なります。ドコモ光はフレッツ光の設備を使うため全国的に対応エリアが広く、NURO光は独自回線のため対応エリアが限定されています。契約前にそれぞれの公式サイトでエリア判定を行うことをおすすめします。
また、開通までの期間も一律ではありません。ドコモ光はフレッツ光からの転用であれば工事不要のぶん短期間で切り替わりますが、新規開通の場合は開通工事の日程調整が入ります。NURO光も新規契約であれば開通工事が前提になるため、「今すぐ使いたい」場合はどちらも工事日程を先に確認しておく必要がある点は共通しています。
どちらが向いているか
ドコモ光が選択肢に入りやすい人
ドコモ・ahamoのスマホを使っていてセット割(永年最大1,210円/月)を受けられる人、すでにフレッツ光を契約していて工事なしで切り替えたい人、全国的に対応エリアが広い回線を選びたい人です。
NURO光が選択肢に入りやすい人
提供エリア内であることが確認できていて、スマホのセット割よりも回線単体の月額の安さを優先したい人、マンションで共用設備が入っている物件に住んでいる人です。
KEN編集長のまとめ
NURO光とドコモ光は、月額単体で見ればNURO光が安い場面が多いものの、ドコモ・ahamoのセット割(永年最大1,210円/月)を使える人はドコモ光の実質負担が下回る可能性があります。回線単体の安さで選ぶか、スマホとのセット割で選ぶかを最初に決めることが、この2社を比較するときの一番の分かれ目です。
NURO光のマンション料金の詳しい違いはNURO光「マンション」料金2種類の記事、ドコモ光セット割の総額計算はドコモMAX×ドコモ光セット割の2年総額で扱っています。
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