auひかりプラスは、光回線とau 5G回線を組み合わせた「ハイブリッドホームルーター」で使う家庭向けインターネットです(KDDIニュースリリース2026年9月4日・提供開始2026年9月17日)。サービスの仕組みやタイプ(ホーム・マンション・ワイヤレス)の違いはタイプ1(戸建てホーム)の解説とタイプ2(ワイヤレス)の解説、タイプ全体の比較はタイプ比較のまとめで詳しく紹介しています。「スマホ料金がどこまで下がるか」に絞って、割引・特典を並べます。

「2年毎月割」はこの記事の割引とは別物です(回線側の割引)

先に紛らわしい点を1つ整理しておきます。この記事で扱うauスマートバリュー・UQ自宅セット割は「スマホ側の月額」が安くなる割引で、光回線の料金そのものは下がりません。一方、auひかりプラスには「2年毎月割」という、回線側の月額を直接値引きする別の割引があります。名前が似ているうえ、どちらも「auひかりプラスに入ると安くなる」と説明されるため混同されやすいのですが、請求が安くなる先がスマホと回線で分かれています。

割引安くなるのはどこか金額期間
2年毎月割auひかりプラスの回線月額ホーム10ギガ/マンション10ギガ −1,848円/月
ホーム(1ギガ) −1,188円/月
マンション(1ギガ) −627円/月
最大24カ月
auスマートバリュー
UQ自宅セット割
(この記事の主題)
au・UQ mobileのスマホ月額最大1,100円/月契約中ずっと

2年毎月割を適用した場合のauひかりプラスの月額は、たとえばホーム10ギガで〜12ヵ月目 5,390円・13〜24ヵ月目 5,830円・25ヵ月目〜 7,678円(いずれも税込)です。24カ月を過ぎたところで金額が上がります。適用しない場合の金額や、タイプごとの内訳はauひかりプラスの料金カタログをまとめた記事で扱っています。

公式に記載がないこと

2年毎月割とauスマートバリュー・UQ自宅セット割を同時に適用できるかどうかを明記した公式の記述はありません(2026年9月27日時点)。公式の料金表はいずれもプロバイダBIGLOBEを前提としており、So-net・@niftyを選んだ場合の2年毎月割の額は、公式に記載がありません。また、ワイヤレス(タイプ2)は公式の料金表に2年毎月割の行そのものがありませんが、「対象外」と明記した記述もありません。申し込み前にau公式でご確認ください。ワイヤレスの料金・通信容量の詳細はauひかりプラス ワイヤレスの解説記事にまとめています。

金額の前提: 税込・2年契約・プロバイダBIGLOBE・Wi-Fiパック(電話込み770円)同時申込・auでんき申込によるでんきセット割適用・ハイブリッドホームルーターのレンタル料858円/月を含む。出典: au公式「auひかりプラス」特設ページ(2026年9月27日確認)。

4つの割引・特典を一覧で整理

auひかりプラスまわりでスマホ・電気の支払いに関わる仕組みは、次の4つです。効き方(スマホ料金が直接下がるのか、光側の支払いが下がるのか)が違うので、まずは表で全体像をつかんでください。

割引・特典対象割引額・還元期間いつから効くか
①auスマートバリュー/自宅セット割(インターネットコース)au・UQ mobileの対象料金プラン契約者。家族の対象回線も含め1グループ最大10回線(au+UQ mobile合算)スマホ料金から最大1,100円/月契約中ずっと「ネット+電話」加入、またはワイヤレス対象プラン加入の手続き後
②auひかりプラス でんきセット割auでんき契約者Wi-Fiパック−330円(以降−110円)最大24ヵ月+25ヵ月目以降Wi-Fiパックデビュー割の終了後から
③au PAY ゴールドカード特典カード保有者(年会費11,000円)利用料金合計の最大10%相当Ponta(通常1%+ゴールド特典9%)カード保有中ずっと対象料金のカード決済分から
④ひかり準備割/Wi-Fiパックデビュー割/初期費用相当額割引新規契約者準備割=ネット+ルーター実質0円/デビュー割=Wi-Fiパック最大12ヵ月770円引/初期費用相当額割引=工事費と同額を割引期間限定(下記参照)契約直後から自動

「2年毎月割」が付くと、値上がりの時期が1年ずれます

本記事の月額は、au公式のインターネット回線ページ(au.com/internet/)の表示にもとづく「〜12ヵ月目/13ヵ月目〜/37ヵ月目〜」の3段階です。ところが同じau公式でも、auひかりプラスの特設ページ(au.com/pr/auhikari_plus/)にある「auひかりプラス 2年毎月割」適用時の表は、13〜24ヵ月目が5,830円(マンションは5,313円)です。値上がりは25ヵ月目〜にずれています。この割引が付く申し込み方であれば、13〜24ヵ月目は本記事の記載より安くなる可能性があります。どちらの条件がどの申込窓口・プロバイダに適用されるかは、au公式のページに記載がありません(2026年9月18日時点)。金額を最終判断の根拠にする前に、申込窓口で「2年毎月割が適用されるか」「13〜24ヵ月目の月額はいくらか」を確認してください。

また本記事の月額はau PAY ゴールドカードのポイント還元を含まない金額です(プロバイダ料・ハイブリッドホームルーターレンタル料858円・Wi-Fiパック770円を含み、でんきセット割の適用後)。KDDIのニュースリリースが示す6,806円・7,242円などの数字は、この還元を差し引いた「実質ご負担額」であり、本記事の金額と前提が異なります。

出典: KDDIニュースリリース(2026年9月4日)・インターネット総合カタログ(auひかりプラス)(2026年9月5日確認)

auスマートバリュー(自宅セット割)が成立する条件

①のスマホ割引は、次のどちらかの条件を満たしたときに使えます。

スマホ側の割引額(最大1,100円/月)は契約している料金プランによって異なります。個別の金額は公式サイトで確認してください。

重ねた場合の月額イメージ(カタログ条件例)

値段と損得

カタログに掲載されている「お支払い合計額」は、2年契約・プロバイダBIGLOBE・Wi-Fiパック同時申込・auでんき契約という条件例での金額です。①〜④の割引・特典を反映した後の実質負担額として、次のように案内されています。

サービス光開通前(5G期間)〜12ヵ月目13ヵ月目〜37ヵ月目〜ネット利用料(開通後)
ホーム10ギガ0円7,238円7,678円7,898円6,380円
ホーム0円6,578円7,018円7,238円5,720円
マンション10ギガ0円7,238円7,678円7,898円6,380円
マンション0円5,500円5,940円6,160円4,642円
ワイヤレス5,500円(〜13ヵ月目)5,940円(14ヵ月目〜)6,160円(38ヵ月目〜)—4,642円

出典: インターネット総合カタログ(auひかりプラス・2026年8月13日時点)(2026年9月5日確認)

この表はあくまで「2年契約・BIGLOBE・Wi-Fiパック・auでんき契約」というカタログの条件例での金額であり、契約するプロバイダや電気契約の有無によって変わります。光開通前の5G期間が0円になっているのは、ひかり準備割(ネット利用料+ルーターレンタル料を最大4ヵ月割引)が効いているためで、ワイヤレスはこの準備割の対象外です。内訳は全タイプ共通です。ネット利用料+ハイブリッドホームルーターレンタル858円+Wi-Fiパック770円(電話含む)+工事費の分割(ホーム1,650円×24回・マンション1,100円×24回・ワイヤレスは工事費なし)です。

従来の「auひかり」とセット割条件の違い

従来のauひかりとauひかりプラスは別サービスですが、スマホセット割の成立条件は同じ型です。どちらも「ネット+電話」への加入が条件になっており、電話サービスの中身や料金体系が異なる点を除けば、スマホ割引の仕組み自体に大きな違いはありません。

サービス自宅セット割・スマートバリュー条件
従来auひかり(ホーム・マンション)対象ネット+電話への加入
auひかりプラス(ホーム・マンション)対象ネット+電話への加入(電話(K)はWi-Fiパックに含む)
auひかりプラス(ワイヤレス)対象対象プラン「タイプ2 5G」への加入

UQ mobileユーザーも対象になる

自宅セット割(インターネットコース)は、au・UQ mobileどちらの対象プラン契約者も利用できます。家族でまとめて申請する場合、1グループにつき最大10回線まで割引が適用されますが、この上限はauとUQ mobileの回線を合算したカウントである点に注意してください。auスマホとUQ mobileスマホが混在する家庭でも、合わせて10回線までが割引の対象です。

でんきセット割は「デビュー割」の後に始まる

Wi-Fiパックデビュー割は初月無料に加えて最大12ヵ月770円の割引があり、合わせると最大13ヵ月はWi-Fiパックが実質0円です。auひかりプラス でんきセット割(Wi-Fiパック−330円、最大24ヵ月・25ヵ月目以降は−110円)は、このデビュー割が終了した後から開始する順序になっています。「デビュー割で0円→でんきセット割で−330円→−110円」と、時期によって割引の中身が切り替わっていく形です。auでんきを契約していない場合、でんきセット割自体が適用されません。

au PAY ゴールドカード特典は年会費に見合うか

au PAY ゴールドカードの特典は、対象料金の合計に対して最大10%相当のPontaポイント還元(通常還元1%+ゴールドカード特典9%)です。カタログには「ホーム10ギガの支払いだけで年間最大6,000円相当」という試算例が載っており、これは月額の料金5,800円(税抜)を基準にした計算とカタログに記載されています。

au PAY ゴールドカードの年会費は11,000円です。ホーム10ギガの支払い分だけを単純に当てはめると、カタログ試算の6,000円相当−年会費11,000円=差し引きマイナスになる計算で、光回線の支払いだけでは年会費を上回る還元にはなりません。スマホ料金やでんきの支払いをこのカードで決済した場合も還元対象になり得ますが、その場合の還元額は計算に入れていません。実際の損益分岐は公式サイトで確かめてください。

BIGLOBE光プラス by auひかりプラスで申し込む場合

セット割の対象になる申し込み先の一つに、ビッグローブが提供するBIGLOBE光プラス by auひかりプラスがあります。BIGLOBE公式では、ネット+電話サービスとのセットで、auスマートバリュー(au)・UQ自宅セット割(UQ mobile)の対象と案内されています(適用にはau・UQ mobileへの別途申し込みが必要)。

BIGLOBE公式は、光回線をNTT東日本・NTT西日本・KDDIの回線の中から、お客さまの環境に合わせて提供すると案内しています。そのため環境によって、タイプ1にもタイプ3にもなり得ます。あわせて、光回線の開通前や設備上の理由などで開通できない場合は5G通信での提供となり、光回線が開通したあとは切り替えの手続きなしで光回線へ移行します。

出典: BIGLOBE光プラス公式ページ(BIGLOBE公式)・BIGLOBEリリース(2026年9月17日)(2026年10月2日確認)

BIGLOBE光プラス by auひかりプラスを見る → タイプ1・2・3の違いを比較する →

リンク先の「BIGLOBE光プラス by auひかりプラス」はBIGLOBEが提供するサービスです。同社公式ページは回線について「光回線は、NTT東日本・NTT西日本・KDDIの回線の中からお客さまの環境に合わせた最適な回線タイプをご提供します」と説明しています(2026年10月2日確認)。KDDI直販の申込先とは事業者が異なります。

申し込む前の4点

  • 提供エリア公式の提供エリアのページで、住所が提供エリアか調べます。
    BIGLOBE光プラスの提供エリア
  • 工事と開通まで光回線が開通するまでの間は、5G通信で使えます。新規で工事の人が訪問する場合の工事費は、一戸建て39,600円・集合住宅26,400円(24回払い)です。他社の光コラボ・フレッツ光からの乗り換えは、原則かかりません。
  • 契約期間と解約金契約は2年で、自動更新です。ハイブリッドホームルーターのレンタル料が月858円かかり、解約時にルーターを返さないと未返却費用がかかります。
  • 特典の受け取りクーポン利用で最大83,000円キャッシュバック(10ギガの場合(受け取り手続きが必要))。受け取りは、工事完了の翌月を1カ月目として12カ月目と24カ月目の2回(クーポン分は24カ月目)です。(2026年10月24日時点)

各社公式サイトの記載をもとにしています(2026年10月12日確認)。

auひかりプラス(BIGLOBE光プラス)に申し込むなら

「BIGLOBE光プラス by auひかりプラス」は、BIGLOBEが提供するauひかりプラスです。

編集部のまとめ

まとめ

auひかりプラスのスマホ割引は、①スマホ料金が直接下がるauスマートバリュー・自宅セット割、②でんきセット割で光側のWi-Fiパックが下がる仕組み、③au PAYゴールドカードでポイント還元、④期間限定の値引きという、性質の異なる4つが並んでいる状態です。重なる部分と時期がずれて始まる部分があるため、「いつ・何が・いくら効くか」を分けて把握しておくと、実際の請求額とのズレに戸惑わずに済みます。

数値は2026年8月13日時点のカタログと2026年9月4日発表の内容にもとづいています。契約するプロバイダや料金プランでスマホ側の割引額は変わるため、申し込み前に公式サイトで最新の条件を確認してください。

よくある質問

よくある質問
条件の型は同じです。どちらも「ネット+電話」への加入がスマホ側の割引(自宅セット割・スマートバリュー)の条件になっています。auひかりプラスでは電話(K)がWi-Fiパック(月770円)に含まれる形で提供されます。
使えます。カタログ表記の対象プラン「auひかりプラス ワイヤレス タイプ2 5G」に加入していることが条件です。
対象です。家族の対象回線を含め1グループ最大10回線まで割引が適用されますが、この10回線はauとUQ mobileの回線を合算したカウントです。
同時にではなく、順番に切り替わります。Wi-Fiパックデビュー割(最大13ヵ月実質0円)が終わった後に、でんきセット割(−330円、25ヵ月目以降−110円)が開始します。auでんきを契約していない場合はでんきセット割自体が適用されません。
カタログの試算では、ホーム10ギガの支払い分だけで年間最大6,000円相当のPonta還元とされていますが、年会費は11,000円のため、光回線の支払いだけでは年会費を上回りません。スマホやでんきの支払い分も還元対象になり得ますが、その場合の損益分岐は今回検証していないため、公式サイトで確認してください。
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※ auひかりプラスは2026年9月17日提供開始のサービスです。本記事の料金・条件は、au公式サイト(au.com/internet/・au.com/pr/auhikari_plus/)の2026年9月18日時点の記載にもとづきます。申込前には公式サイトで最新の条件をあわせてご確認ください。

auひかりプラス全体の整理はauひかりプラス完全ガイドを参照。

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