ドコモ mini2は2026年12月1日から — 6GBと12GBの2段階

NTTドコモは2026年9月25日、新しい料金プラン「ドコモ mini2」を発表しました。ドコモ公式・報道発表(2026年9月25日)(確認日 2026-09-29)によれば、提供開始は2026年12月1日(火曜)です。なお、この開始日は報道発表には明記されていますが、ドコモ mini2のプラン案内ページ(確認日 2026-09-29)そのものには開始日の記載を確認できませんでした。

プランは6GBと12GBの2段階です。月額は次のとおりです(いずれも割引適用前)。

段階月額(税抜)月額(税込)
6GB2,980円3,278円
12GB4,180円4,598円

この2段階の料金だけを見ると目新しさは少ないですが、報道発表では「割引をすべて適用した場合、月額780円(税込858円)から」という案内も同時に出ています。この858円がどういう条件の数字なのかを、次の章で分解します。

858円は「4つの割引が全部そろった時」の額

858円という金額は、6GBの月額3,278円(税込)に対して、4つの割引を同時に適用した場合の合計額です。ひとつでも条件を満たさなければ858円にはなりません。報道発表に示された割引の内訳は次のとおりです(いずれも税込)。

割引名税抜税込
みんなドコモ割(2回線以上)▲500円▲550円
dカードお支払割▲500円▲550円
ドコモ光セット割/home 5Gセット割▲1,100円▲1,210円
ドコモでんきセット割▲100円▲110円
合計▲2,200円▲2,420円

6GBの税込月額3,278円から、この合計▲2,420円を引くと、3,278−2,420=858円になります。逆に言えば、家族2回線以上・対象のdカードでの支払い・ドコモ光かhome 5Gのセット割・ドコモでんきのセット割という4条件のうち、ひとつでも欠けると858円より高い金額になります。

ドコモ光を検討しているなら

公式の申込ページで、いまの料金とキャンペーンの条件を確認できます。

dカードお支払割は、カードの種類で220円と550円に分かれる

4つの割引のうち、条件が最も分かりにくいのが「dカードお支払割」です。ドコモ mini2のプラン案内ページ(確認日 2026-09-29)の表記では、dカードお支払割はカードの種類によって金額が異なります。dカードは▲220円(税込)、dカード GOLD U・GOLD・PLATINUMは▲550円(税込)です。前章の合計▲2,420円は、このうち550円側の額と一致します。

どちらのカードが858円という案内の前提になっているかは、報道発表の本文からは確認できませんでした。「858円にはdカード GOLD系が必要」と決めつけるのではなく、「割引額はカード種別で220円と550円に分かれており、858円の内訳は550円側の額と一致する」という事実の範囲で理解しておくのが確実です。

参考までに、年会費無料のdカード(▲220円)で他の3条件がそろった場合の金額を、公式の数値だけを使って計算すると次のようになります。

条件税込割引合計6GBの月額
dカード(▲220円)+他3条件▲2,090円1,188円
dカード GOLD系(▲550円)+他3条件▲2,420円858円

1,188円は3,278−(550+220+1,210+110)を計算した値で、これは当編集部による算出です。dカード GOLD系を新たに作る必要があるとは案内されておらず、あくまで「割引額の差はカードの種類で生じる」という点を示すための試算です。

現行「ドコモ mini」と並べる — 割引後は下の段と上の段で逆転する

現行の「ドコモ mini」は4GBと10GBの2段階で、ドコモ miniのプラン案内ページ(確認日 2026-09-29)によれば税込料金と割引後の料金は次のとおりです。

プラン段階税込(割引前)割引後
ドコモ mini4GB2,750円880円
ドコモ mini10GB3,850円1,980円
ドコモ mini26GB3,278円858円
ドコモ mini212GB4,598円2,178円

この表を段ごとに比べると、下の段(6GB)ではmini2の方が安く、上の段(12GB)ではmini2の方が高いという逆転が起きています。6GB(858円)とmini 4GB(880円)の差は880−858=22円、mini2の方が安い結果です。一方、12GB(2,178円)とmini 10GB(1,980円)の差は2,178−1,980=198円、mini2の方が高い結果です。

ここで注意が必要なのは、mini2の割引後額2,178円という数字です。これは報道発表が「2,178円」と案内しているのではなく、税込月額4,598円から前章の割引合計▲2,420円を引いた算出値(4,598−2,420=2,178)です。858円は報道発表に直接記載がありますが、2,178円は当編集部の計算によるものという違いがあります。

miniは2026年11月30日で新規受付が終わる

ドコモ miniのプラン案内ページ(確認日 2026-09-29)には「2026年11月30日(月曜)をもちまして、『ドコモ mini』の新規お申込み受付を終了いたします。」と明記されています。つまりmini2の提供開始(12月1日)の前日で、miniの新規申込みは締め切られます。

既存にmini契約がある人については、同ページに「引き続きご利用いただけます」と原文で書かれています。ただし、契約中のmini回線が12月1日以降に自動でmini2へ切り替わるという案内は、本記事の確認範囲では見当たりませんでした。逆に「mini2へ変更するには申し込みが必要」という明文も確認できていません。現時点で確実に言えるのは、既存契約は継続でき、自動での切り替え案内は確認できなかった、という点までです。

60歳以上向けは「かけ放題が半額」で、基本料が下がるわけではない

報道発表には「ドコモ mini2 60歳以上 かけ放題割」という割引も案内されています。対象はmini2の契約者で、かけ放題オプション(通常月額1,800円・税込1,980円)が月額900円(税込990円)になるというものです。6GB・12GBの基本料そのものが下がる割引ではなく、通話オプションに対する割引である点に注意が必要です。

この割引には見落としやすい落とし穴があります。満60歳以上のmini2契約者が新たにかけ放題オプションを申し込んだ場合は自動で適用されますが、かけ放題オプションを契約した後に満60歳になった場合は自動適用されず、別途申し込みが必要だと報道発表の原文に明記されています。すでにかけ放題を使っている60歳以上の人が「勝手に990円になっているはず」と思い込んでいると、実際には1,980円のままになっている可能性があります。

なお、この割引がいつまで続くのか(恒久的なのか、期間限定なのか)については、本記事の確認範囲では公式に記載が見当たりませんでした。期間の案内が無い以上、「ずっと990円」と決めつけることもできません。

同じ12月1日に、他のプランは上がる

mini2の提供開始と同じ2026年12月1日、ドコモは一部プランの月額料金を改定します。報道発表による改定額は次のとおりです。

これらの改定対象プランを現在契約している人については、「改定日以降のご利用分から料金改定の対象」で「お手続きは不要」と案内されています。なお、改定後の実際の金額(eximoが税込いくらになるか、irumoの各容量が税込いくらになるか)は、本記事では書きません。公式の報道発表から確実に読み取れたのは改定額(上乗せ分)のみで、現行額との合算値を確定させるだけの裏取りは今回の検証範囲に含めていません。

ahamoについては、単純な値上げではなくリニューアルという扱いで、40GB・60GB・120GBの3段階制へ移行します。税込月額は40GB以下が3,135円、40GB超60GB以下が4,125円、60GB超120GB以下が5,115円です。あわせて、追加80GBを付ける「大盛りオプション」は2026年11月30日で提供終了となり、契約中の場合は自動的に廃止されます。ahamoは2026年11月30日時点で契約中であれば、12月1日から改定後の料金プラン内容が自動的に適用され、こちらも手続きは不要と案内されています。

mini2は海外40GB増量の対象に入っていない

2026年12月1日には、海外でのデータ利用量を拡大する施策も同時に案内されています。ただし、この拡大の対象はドコモ MAX・ドコモ ポイ活 MAX・ahamo・ドコモ Biz データ無制限の4プランで、ドコモ mini2はこの対象に含まれていません。

mini2は国内向けの小容量・低価格帯のプランという位置づけで、海外データ通信の拡充策とは別枠になっている、という理解にとどめておくのが確実です。

ドコモ光公式サイトを見る → ahamo公式サイトを見る →

編集部の見解

ドコモ mini2は、単体の月額(6GB税込3,278円・12GB税込4,598円)だけを見ると現行miniより高く見えますが、割引をすべて適用した後で比べると評価が変わります。6GBの段はmini(880円)より22円安く、12GBの段はmini(1,980円)より198円高いという、段によって結論が逆転する構造です。

858円という数字が自分に当てはまるかどうかは、家族2回線以上でみんなドコモ割の対象になっているか、ドコモ光かhome 5Gのセット割があるか、ドコモでんきを契約しているか、そしてdカードお支払割がどちらのカード種別に該当するか、という4条件の組み合わせ次第です。条件がすべてそろう世帯であれば6GBの858円は検討価値がある選択肢ですが、条件が一部でも欠ける場合は、858円ではなくより高い金額になる点を前提に比較する必要があります。12GBを使いたい人は、割引後でも現行miniの10GB(1,980円)より198円高くなる点も踏まえて判断する必要があります。

よくある質問

2026年12月1日(火曜)からの提供開始です。この日付は報道発表に明記されていますが、プラン案内ページ自体には開始日の記載を確認できませんでした。
割引適用前の税込月額は、6GBが3,278円(税抜2,980円)、12GBが4,598円(税抜4,180円)です。
みんなドコモ割(2回線以上・▲550円)、dカードお支払割(▲550円)、ドコモ光セット割かhome 5Gセット割(▲1,210円)、ドコモでんきセット割(▲110円)の4つがすべてそろい、合計▲2,420円が6GBの税込3,278円から引かれた場合の額です。
なりません。プラン案内ページの表記では、dカードお支払割はカードの種類で異なり、dカードは▲220円、dカード GOLD U・GOLD・PLATINUMは▲550円です。858円の内訳に一致するのは550円側の額です。
段によって結論が変わります。割引後の金額で比べると、6GB(858円)はmini 4GB(880円)より22円安く、12GB(2,178円・編集部算出)はmini 10GB(1,980円)より198円高くなります。
既存の契約者は「引き続きご利用いただけます」と案内されています。新規申込みの受付は2026年11月30日で終了します。ただし12月1日にmini2へ自動で切り替わるという案内は確認できませんでした。
「ドコモ mini2 60歳以上 かけ放題割」があり、かけ放題オプション(税込1,980円)が税込990円になります。ただし、かけ放題オプションを先に契約してから60歳になった場合は自動適用されず、別途申し込みが必要です。割引が続く期間の案内は確認できませんでした。
使えません。2026年12月1日に案内される海外データ増量の対象はドコモ MAX・ドコモ ポイ活 MAX・ahamo・ドコモ Biz データ無制限の4プランで、ドコモ mini2は含まれていません。
スマホ・光回線・端末の組み合わせを診断するイメージ

8つの質問・約90秒・登録不要

今のプラン、乗り換えたら月いくら変わる?

  • 住まいと使い方を選ぶだけ
  • 主要キャリアのプランと光回線を横断して提案
  • 年間いくら変わるかの目安をその場で表示
無料で診断をはじめる →

メール登録・会員登録は不要。結果はこのままブラウザで見られます

関連コラム