結論の早見表

項目Xiaomi 15 UltraGalaxy S26 Ultra
参考価格179,800円〜239,800円〜
チップSnapdragon 8 Elite(3nm)Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy
画面6.73インチ WQHD+ AMOLED・1〜120Hz約6.9インチ Dynamic AMOLED 2X・最大120Hz・Sペン対応
2億画素の位置ウルトラ望遠広角(メイン)
メインカメラ5,000万画素・1インチセンサー約2億画素
望遠2億画素(ウルトラ)+5,000万画素(フローティング)5,000万画素(光学5倍)+1,000万画素(光学3倍)
バッテリー5,410mAh5,000mAh
重さ226g(ブラック/ホワイト)214g
厚さ9.35mm7.9mm
FeliCa要確認(NFCのみ記載)対応
キャリア取扱SIMフリーのみ(4社取扱なし)docomo・au・SoftBank・楽天モバイル4社

出典: Xiaomi公式・15 Ultra・同スペック(2026年9月13日確認)、Samsung公式・Galaxy S26 Ultraスペック・Galaxy S26発表資料(2026年9月13日確認)

Galaxy S26 Ultraの参考価格は2026年10月1日にSamsungが事前告知なく改定しました。本記事の239,800円は大手媒体7件の一致報道に基づく数値で、一次情報(Samsungオンラインショップ)は当サイトから取得できませんでした(当社確認日2026年10月3日)。

Xiaomi 15 UltraとGalaxy S26 Ultraは、どちらも「2億画素クアッドカメラ」を掲げる2026年の最上位機ですが、価格・重さ・キャリア取扱まで数字の上でかなり性格が違います。本記事では当社が公式に確認できた数値だけを使い、8つの観点で1項目ずつ整理します。

2億画素の置き場所が逆になっている

両機とも「2億画素」を謳いますが、その2億画素センサーがどのレンズに載っているかがまったく逆です。Xiaomi 15 Ultraは、ライカSummilux監修のクアッドカメラのうち、メイン(広角)は5,000万画素・1インチセンサーで、2億画素は「ウルトラ望遠」に割り当てられています。一方Galaxy S26 Ultraは、約2億画素が広角(メイン)側にあり、望遠は約5,000万画素(光学5倍)と約1,000万画素(光学3倍)の2本立てです。

レンズXiaomi 15 UltraGalaxy S26 Ultra
広角(メイン)5,000万画素・1インチセンサー約2億画素
望遠12億画素(ウルトラ望遠)約5,000万画素(光学5倍)
望遠25,000万画素(フローティング望遠)約1,000万画素(光学3倍)
超広角5,000万画素約5,000万画素

つまり同じ「2億画素」という数字でも、働く距離が正反対です。Xiaomi 15 Ultraの2億画素は遠くの被写体を大きく解像するために使われ、メインの広角は1インチという大型センサーで階調や暗所性能を稼ぐ設計です。Galaxy S26 Ultraの2億画素は目の前の被写体を高解像度で捉えるために使われ、遠くを狙う場面では光学5倍・光学3倍という2本の望遠レンズを使い分ける設計になっています。Galaxy S26 Ultraは公式発表でS25 Ultra比の集光量向上(広角最大47%・望遠5倍最大37%)とデジタル最大100倍ズームも謳っています。「2億画素」という見出しの数字だけで両機を同列に語ることはできません。

60,000円の差は、キャリアで買えるかどうかで意味が変わる

参考価格はXiaomi 15 Ultraが179,800円〜、Galaxy S26 Ultraが239,800円〜で、差額は60,000円(Galaxyの方が約33.4%高い)です。ただしこの差額をそのまま「Xiaomiの方が3万9,100円お得」と受け取るのは早計です。理由はキャリア取扱の有無にあります。

Galaxy S26 Ultraはdocomo・au・SoftBank・楽天モバイルの4社すべてで取扱があります。一方Xiaomi 15 Ultraは4社いずれも取扱がなく、SIMフリー版のみです。キャリアで販売される機種は、各社の端末購入プログラム(一定期間後に返却すると残りの支払いが免除される仕組み)の対象になりやすいのに対し、SIMフリー専売の機種はそもそもこの仕組みの土俵に乗りません。

楽天モバイルを検討しているなら

公式の申込ページで、いまの料金とキャンペーンの条件を確認できます。

各社プログラムの具体的な料率や残価設定、実際の毎月の支払額は本記事執筆時点で当社が確認していないため、金額では書けません。ここで言えるのは「一括の参考価格で見た60,000円の差」と「毎月の支払い方の選択肢の広さの差」は別の軸だということです。分割払いや返却前提の購入を検討している場合は、価格差の数字だけでなく、そもそも自分の使いたい支払い方法にその機種が対応しているかを先に確認する必要があります。

大きいのに軽いXiaomi、小さいのに詰まっているGalaxy

サイズは、Xiaomi 15 Ultraが高さ161.3×幅75.3×厚さ9.35mm、Galaxy S26 Ultraが163.6×78.1×7.9mmです。この外寸を掛け合わせた体積は、Xiaomiが約113.6cm³、Galaxyが約100.9cm³で、Xiaomiの方が体積で約12.6%大きい計算になります(この体積は当社が公式の外寸から算出した参考値で、メーカーの公式発表値ではありません)。

ところが重さはXiaomi 226g(ブラック/ホワイト、シルバークロームは229g)に対しGalaxy 214gで、Galaxyの方が12g軽いという結果です。体積が大きいのに重さは軽いという逆転が起きています。1cm³あたりの重さで見ると、Xiaomiは226÷113.6≈1.99g/cm³、Galaxyは214÷100.9≈2.12g/cm³です。数字にすると、Xiaomiは「本体は大きいが中身は詰まっていない=軽い」、Galaxyは「本体は小さいが中身が詰まっている」という対照的な性格になります。

厚さで見るとGalaxyが7.9mmでXiaomiの9.35mmより1.45mm薄く、幅で見るとXiaomiが75.3mmでGalaxyの78.1mmより2.8mm狭くなっています。薄さを取るならGalaxy、横幅の狭さ(片手での持ちやすさに関わる)を取るならXiaomiという、薄さと軽さがそのまま一致しない結果になっている点は覚えておいて損はありません。詳しくはスマホの重さランキング記事もあわせて参考にしてください。

電池は410mAh多いが、充電の速さは同じ土俵で比べられない

バッテリー容量はXiaomi 15 Ultraが5,410mAh、Galaxy S26 Ultraが5,000mAhで、Xiaomiの方が410mAh多くなっています。1gあたりの電池容量に換算すると、Xiaomiは5,410÷226≈23.9mAh/g、Galaxyは5,000÷214≈23.4mAh/gで、この指標でもXiaomiがわずかに上回ります。

ただし充電の速さは、公式の表記単位が両機で異なるため直接比較できません。Xiaomi 15 Ultraは「有線90Wハイパーチャージ」というワット数での表記、Galaxy S26 Ultraは「超急速充電3.0対応・約30分で最大75%まで充電」という到達率での表記です。ワット数と到達率は測定条件(バッテリー残量・気温・使用アプリなど)が揃わないと単純換算できないため、当サイトではどちらの充電が速いかを断定しません。なお、Xiaomi 15 Ultraのワイヤレス充電のワット数は公式JPページに明記がなく、当社では確認できていません。

「何年使えるか」を公式の日付で確認できるのは片方だけ

Galaxy S26 Ultraはセキュリティアップデートの有効期限が2033年2月28日と公式に明記されており、Samsungは7年間のセキュリティアップデート提供を公式に明言しています。一方Xiaomi 15 UltraのOSアップデート提供期間は、本記事執筆時点で当社が公式に確認できていません。

ここで注意したいのは、「確認できない=期間が短い」ではないという点です。Xiaomi 15 Ultraが実際に何年アップデートを受けられるかは、当社が確認できていないだけで、メーカーが非公表にしている、あるいは当社の調査時点でページに未掲載だった可能性もあります。ただし事実として、購入前に「あと何年使えるか」を公式の具体的な日付で確認できるのはGalaxy S26 Ultra側だけであり、その点は安心材料として書いておく価値があります。

当社で公式確認できなかった項目

本記事の数値はすべて両社公式サイト(mi.com/jp・samsung.com/jp・news.samsung.com)の情報に基づいていますが、2026年9月13日時点で次の項目は当社が公式に確認できていません。推測での補完はせず、確認できていない事実として明記します。

⚠️Xiaomi側の再確認について(2026年9月19日):公開当日に未確認項目を取り直そうとしましたが、Xiaomi公式サイト(mi.com)は当サイトの取得手段ではページ本文を読めない状態で、確認を完了できませんでした。検索結果の要約には数値が出てきますが、当サイトは一次ページを自分で読めていない数値を掲載しない方針のため、下記はいずれも「確認できていない」のまま据え置いています。なおSamsung側(Galaxy S26 Ultra)は公式スペックページを取得できており、本記事のGalaxyの数値はすべて公式で確認済みです。

これらは「劣っている」という意味ではなく、あくまで当社が確認できていないというだけです。購入を検討する際は、公式サイトの最新ページで直接確認することをおすすめします。

どちらを買うべきか(用途別)

キャリアでの購入や分割払い、おサイフケータイでの決済が前提にある場合はGalaxy S26 Ultraが選択肢になり、SIMフリー運用前提でメインカメラの階調や暗所性能、価格を重視する場合はXiaomi 15 Ultraが候補になります。Sペンを使った手書き入力が必須の人はGalaxy S26 Ultra一択です。他機種との比較はGalaxy S26 UltraとPixel 11 Pro XLの比較記事もあわせて確認してください。

KEN編集長のまとめ

Xiaomi 15 UltraとGalaxy S26 Ultraは、どちらも「2億画素クアッドカメラ」を名乗りますが、その2億画素が働く距離は正反対です。遠くを大きく写す望遠側に2億画素を置いたXiaomiと、目の前を高解像度で写す広角側に2億画素を置いたGalaxyでは、同じ数字が指す価値がまったく違います。

キャリアでの分割購入やおサイフケータイ、Sペンが必要ならGalaxy S26 Ultra、SIMフリー運用で1インチセンサーのメインカメラや価格を重視するならXiaomi 15 Ultraが候補になります。90秒の無料診断で、端末とセットで通信費全体の見直しもあわせて確認できます。

よくある質問

買えません。当社確認では、Xiaomi 15 Ultraはdocomo・au・SoftBank・楽天モバイルの4社いずれも取扱がなく、SIMフリー版のみの販売です。
いいえ、働く距離が逆です。Xiaomi 15 Ultraの2億画素はウルトラ望遠に、Galaxy S26 Ultraの2億画素は広角(メイン)に搭載されています。遠くを大きく写したいならXiaomiの望遠、目の前を高解像度で写したいならGalaxyの広角が該当します。
ありません。当社確認の範囲では、Sペン対応はGalaxy S26 Ultraのみで、Xiaomi 15 Ultraのスペックにはペン対応の記載がありません。
Galaxy S26 UltraはFeliCa対応が公式に明記されています。Xiaomi 15 Ultraは公式スペック表にFeliCaの表記がなくNFCのみの記載で、当社では対応の有無を確認できていません。確実に使いたい場合はGalaxy S26 Ultraが安心です。
電池容量はXiaomiが5,410mAh、Galaxyが5,000mAhでXiaomiの方が410mAh多い一方、重さはXiaomi 226g・Galaxy 214gでGalaxyの方が12g軽くなっています。本体の体積で見るとXiaomiは約113.6cm³、Galaxyは約100.9cm³(いずれも当社が公式外寸から算出した参考値)で、Xiaomiの方が体積が約12.6%大きく、電池以外の部材も含めた設計全体が異なるためと考えられます。
当社が確認できているのは両機とも「IP68」という等級の表記が公式にある、という事実までです。等級表記が同じであることは確認できていますが、その先の実際の防水性能の優劣については、当社では確認できていません。
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