結論の早見表
| 項目 | Galaxy S26 | Galaxy S25 |
|---|---|---|
| 発売年 | 2026年 | 2025年 |
| 参考価格 | 155,800円 | 124,800円(メーカー直販終了・最終直販価格) |
| チップ | Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy(4.74GHz/3.6GHz) | Snapdragon 8 Elite for Galaxy(4.47GHz/3.5GHz) |
| ディスプレイ | Dynamic AMOLED 2X・最大120Hz・約6.3インチ | Dynamic AMOLED 2X・最大120Hz・約6.2インチ |
| 解像度 | 2340×1080(FHD+) | 2340×1080(FHD+) |
| メインカメラ | 約5000万画素(広角)+約1000万画素(望遠・光学3倍)+約1200万画素(超広角)・デジタルズーム最大30倍 | 同一の記載 |
| フロントカメラ | 約1200万画素・F2.2 | 同一の記載 |
| 電池 | 標準容量4300mAh・動画再生最大31時間 | 標準容量4000mAh・動画再生最大29時間 |
| 充電 | USB Type-C有線急速充電+ワイヤレス充電対応(最大出力Wの明記なし) | 同一の記載 |
| 重さ | 167g | 162g |
| サイズ | 149.6×71.7×7.2mm | 146.9×70.5×7.2mm |
| ストレージ | 256GB/512GB | 256GB/512GB |
| 防水防塵 | IP68 | IP68(最大水深1.5mで最大30分) |
| おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
| eSIM | 対応 | 対応 |
| アップデート | セキュリティアップデート有効期限2033年2月28日 | セキュリティアップデート有効期限2032年1月31日 |
出典:Samsung公式スペックページ(Galaxy S26・Galaxy S25、当社確認日2026年9月13日)。Galaxy S26とGalaxy S25は同じ無印シリーズの1世代違いですが、表を並べると「上がった項目」と「変わらない項目」が偏っていることが分かります。以下、その内訳を1つずつ確認していきます。
カメラの仕様は、1項目も変わっていない
Galaxy S26とGalaxy S25のメインカメラは、Samsung公式のスペック上まったく同じ記載です。広角が約5000万画素、望遠(光学3倍)が約1000万画素、超広角が約1200万画素、デジタルズームは最大30倍という構成が両機種で共通しています。フロントカメラも約1200万画素・F2.2で変わりません。世代が1つ上がっても、カメラの「数字」に更新はありませんでした。
ここで注意したいのは、「仕様が同じ=写真の仕上がりが同じ」とは言えないという点です。センサーやレンズの型番が同じでも、画像処理(ISP)やソフトウェアのアルゴリズムはチップの世代交代とあわせて変わっている可能性があります。ただし当社はGalaxy S26とGalaxy S25の実機で撮り比べを行っておらず、画質の良し悪しについては確認していないというのが正直なところです。仕様表が同じであることと、実際の写りが同じであることは別の話として扱ってください。
画面は大きくなったが、画素は増えていない
ディスプレイはGalaxy S25の約6.2インチからGalaxy S26で約6.3インチへ、0.1インチ大きくなりました。一方で解像度は2340×1080(FHD+)のまま据え置きです。画面は広がったのに、そこに敷き詰められる画素の数は増えていません。
この2つの数字から画素密度を編集部算出すると、Galaxy S25が約416ppi、Galaxy S26が約409ppiとなり、約7ppi(約1.6%)下がっています(編集部算出)。画面サイズの拡大がそのまま解像感の向上を意味しているわけではなく、むしろ数字の上では精細さがわずかに後退しているという結果です。
画面の拡大は本体サイズにも影響しています。幅×高さで底面積を編集部算出すると、Galaxy S25が約10,356mm²、Galaxy S26が約10,726mm²で、+370mm²(+3.6%・編集部算出)大きくなりました。厚さは7.2mmで同一ですが、重さは162gから167gへ+5g(+3.1%)増えています。本体の重さの傾向を機種横断で比較したい方はスマホの重さランキング記事もあわせてご覧ください。
電池は7.5%増えたのに、再生時間は6.9%しか伸びなかった
電池容量はGalaxy S25の4000mAhからGalaxy S26で4300mAhへ、+300mAh(+7.5%)増えました。数字だけ見ると電池持ちが大きく伸びたように感じますが、Samsung公式の動画再生時間は29時間から31時間へ+2時間(+6.9%)の伸びにとどまっています。容量の伸び率(7.5%)より、再生時間の伸び率(6.9%)の方が小さいという結果です。
この差を電池1,000mAhあたりの動画再生時間で編集部算出すると、Galaxy S25が7.25時間、Galaxy S26が7.21時間となり、わずかに下がっています(−0.6%・編集部算出)。断定はできませんが、増えた300mAhの一部は、0.1インチ大きくなった画面の消費電力に使われている、という読み方ができます。電池容量の数字が増えていても、それがそのまま体感の電池持ちの向上に直結するとは限らない、という一例です。
なお、これはあくまで公式スペック上の数値を使った計算であり、実際の使用シーンでの電池持ちを当社が実機検証した結果ではありません。
31,000円で実際に買っているもの
参考価格はGalaxy S25の124,800円からGalaxy S26の155,800円へ、31,000円(+24.8%)上がりました。ここまで見てきた通り、カメラの仕様は変わらず、画素密度はむしろ下がっています。では、この31,000円で何が変わったのでしょうか。当社が公式スペックから確認できた「増えた項目」は、実質的に次の3つに絞られます。
- チップの最大クロック:4.47GHzから4.74GHzへ+6.0%(編集部算出)
- 電池容量:4000mAhから4300mAhへ+300mAh(+7.5%)
- セキュリティアップデートの提供期限:2032年1月31日から2033年2月28日へ、394日(約12.9か月)延長(編集部算出)
延びたサポート期間を基準に31,000円の差額を割ると、編集部算出で月あたり約2,395円(1日あたり約78.7円)になります。長く使えるスマホの選び方を重視する人にとっては、この約2,395円/月という数字は1つの判断材料になります。
この割り算には前提があります
Galaxy S25の124,800円はメーカー直販の最終価格であり、2026年9月時点でメーカー直販では購入できません。したがって31,000円という差額は、あくまでカタログ上の参考価格同士の差であって、今日その差額を払えば両機種を選べるという意味ではありません。キャリア各社での実売価格を当社は保持していないため、本記事では扱っていません。
当社の採点で差がついたのは1項目だけだった
当サイトの編集部評価(5段階)でGalaxy S26とGalaxy S25を採点すると、6項目のうち差がついたのは「性能」の1項目だけでした。
| 評価項目 | Galaxy S26 | Galaxy S25 |
|---|---|---|
| デザイン | 4 | 4 |
| ディスプレイ | 4 | 4 |
| 性能 | 5 | 4.5 |
| カメラ | 4 | 4 |
| バッテリー | 3.5 | 3.5 |
| コスパ | 4 | 4 |
性能の評価がGalaxy S25の4.5からGalaxy S26で5へ上がっているのは、ここまで見てきたチップの最大クロック+6.0%(編集部算出)という数字を反映したものです。逆に言えば、カメラやディスプレイ、バッテリーの評価は据え置きであり、当社の採点根拠としても「カメラは変わっていない」「画面は大きくなったが評価としては同点」という本文の内容と整合しています。コスパの評価が両機種とも4のままなのは、31,000円の値上げ幅に対して増えた実質的な項目が限られている、という本記事の見立てを反映しています。
当社で確認できなかったこと
本記事の数値はすべてSamsung公式スペックページ(当社確認日2026年9月13日)に基づいていますが、次の項目については当社では公式情報を確認できていません。推測での補完はせず、確認できていない事実として明記します。
- ワイヤレス充電の最大出力W:Galaxy S26・Galaxy S25とも、公式ページにワイヤレス充電の最大出力Wの明記がありません。
- 実機での画質・発熱・実使用のバッテリー持ち:当社はGalaxy S26とGalaxy S25の実機検証を行っておらず、体感差については確認できていません。
- キャリア各社での実売価格:当社が保持しているのはメーカー参考価格のみで、ドコモ・au・ソフトバンクなど各キャリアでの実売価格は保持していません。
- Galaxy S26のIP68の水深・時間の条件:Galaxy S25の公式記載には「最大水深1.5mで最大30分」という条件が明記されていますが、Galaxy S26の公式記載にはこの条件の明記がありません。
これらは「非対応」「劣っている」という意味ではなく、あくまで当社が2026年9月13日時点の公式情報から確認できていないという事実です。購入を検討する際は、公式ページで最新の記載を直接確認することをおすすめします。
どちらを選ぶか(用途別)
Galaxy S26とGalaxy S25のどちらを選ぶべきかは、性能を優先するか、入手性を優先するかで分かれます。
- Galaxy S26が向く人:チップの最大クロックが+6.0%(編集部算出)向上した最新世代を使いたい人/電池容量4300mAh・動画再生31時間という数字を優先したい人/セキュリティアップデートの提供期限を2033年2月28日までできるだけ延ばしたい人
- Galaxy S25が向く人:31,000円安い参考価格を優先したい人/カメラの仕様がGalaxy S26と同一である点を踏まえ、価格差を重視したい人
ただしGalaxy S25を選ぶ場合は「入手性」が判断軸になります。2026年9月13日時点の当社確認では、Galaxy S25はドコモ・ソフトバンクで販売中である一方、auでは販売終了、楽天モバイルとワイモバイルは取扱なし、そしてメーカー直販(Samsungオンラインショップ)も終了しています。購入できる経路が限られている点を踏まえたうえで、価格差の31,000円(編集部算出で月あたり約2,395円相当)に見合うかどうかを判断してください。
結論
Galaxy S26とGalaxy S25を並べると、カメラの仕様は1項目も変わらず、画素密度はむしろ約1.6%下がっているのに、参考価格は31,000円(+24.8%)上がっています。実質的に増えたのはチップの最大クロック(+6.0%・編集部算出)、電池容量(+300mAh)、セキュリティアップデートの提供期限(394日延長・編集部算出)の3つで、差額を延びたサポート期間で割ると月あたり約2,395円(編集部算出)です。ただしGalaxy S25の124,800円はメーカー直販の最終価格であり、2026年9月時点では直販で買えない点に注意してください。
性能とサポート期間の長さを優先するならGalaxy S26、価格差とカメラ仕様が同一である点を踏まえて選ぶならGalaxy S25が候補になりますが、Galaxy S25はauでの取り扱いが終了し、楽天モバイルも取扱なしという入手性の制約がある点は忘れないでください。
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