乗り換えの全体の流れは4つの工程

mineoへの乗り換えは、申し込みから利用開始まで4つの工程で進みます。商品(SIMカードまたは端末)の受け取り、MNP転入切替、端末のネットワーク設定、初期設定の完了という順です。

MNP転入切替は、他社から電話番号を引き継ぐ場合だけの工程です。新規番号で契約する場合は、この工程を飛ばして端末の設定に進みます。MNP転入切替はマイページから自分で手続きする形で、回線切替手続きの完了には約30分かかります。

端末のネットワーク設定は、OSごとに手順が用意されています。設定が終わるとmineoでの利用が始まります。工程の数自体はシンプルですが、工程に入る前に決めておくべき点がいくつかあります。次の見出しで3つにまとめます。

出典: mineo公式・申し込みから利用開始までの流れ

工程の前に決める3つ

乗り換えの工程を始める前に、次の3つを決めておく必要があります。回線をA・D・Sのどれにするか、SIMカードかeSIMか、プランはマイピタかマイそくかです。

回線は、Aプラン(au回線)・Dプラン(docomo回線)・Sプラン(SoftBank回線)の3つから選びます。普段使っているエリアでつながりやすい回線を選ぶのが基本です。通勤や外出先で電波が弱い場所がある場合は、今使っている回線と同じキャリア系統を選ぶと、つながり方の体感が変わりにくくなります。

SIMカードかeSIMかは、手元の端末がeSIMに対応しているかどうかで決まる部分があります。SIMの形は費用にも関わり、次の見出しで金額を示します。eSIMは物理的なカードの抜き差しが要らないため、機種変更を頻繁に行う使い方にも向いています。

プランは、データ容量に応じて使うマイピタと、低速の代わりに月額を抑えるマイそくの2系統があります。月額はこの記事の後半の表で確認できます。動画を自宅のWi-Fiで見て外出先では地図や調べ物が中心なら、マイそくの低容量帯でも足りる場合があります。外出先で動画を長時間見る使い方なら、マイピタの大容量コースが候補です。この3つを決めてから申し込みに進むと、工程の途中で迷う場面が減ります。

初期費用は3,850円。SIMの形で440円変わる

mineoの初期費用は、契約事務手数料とSIMの発行にかかる費用で構成されます。契約事務手数料は3,850円(税込)で、回線やプランにかかわらず共通です。

項目金額
契約事務手数料3,850円
SIMカード発行料440円
eSIMプロファイル発行料0円

差が出るのはSIMの形です。物理SIMカードを選ぶとSIMカード発行料440円が加わり、合計4,290円です。eSIMを選ぶとこの発行料がかからず、合計3,850円で済みます。

SIMの形を選ぶ時点で、初期費用に440円の差がすでに生まれています。この差は、次の見出しで触れる回線の選び方とも結びついています。

出典: mineoサポート・手数料について

MNPワンストップなら予約番号を取らなくてよい

電話番号を引き継いで乗り換える場合、通常はMNP予約番号を発行してから申し込みます。mineoはMNPワンストップに対応しており、対応する事業者からの乗り換えなら、この予約番号を取らずに申し込めます。

mineo公式が挙げているMNPワンストップの対応事業者は、NTTドコモ・ahamo・au・UQ mobile・povo・ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO・楽天モバイル・日本通信SIM・b-mobile・IIJmio・NUROモバイル・イオンモバイル・BIGLOBEモバイル・J:COM MOBILE・HISモバイル・NifMo・メルカリモバイル・OCN モバイル ONEなどです。

今使っている事業者がこの一覧に入っているなら、予約番号の発行という工程をまるごと省略できます。入っていない事業者からの乗り換えは、次の見出しで扱う予約番号の手順に進みます。

出典: mineo公式・MNPワンストップ

予約番号を使う乗り換えは、残り10日以上あるかを先に見る

MNPワンストップの対象外の事業者から乗り換える場合は、従来どおりMNP予約番号を発行してから申し込みます。この時に確認しておきたいのが、予約番号の残り有効期限です。

mineo公式は「新規申込受付のMNP予約番号の有効期限が10日以上必要です」としています。予約番号を発行してから日数が経つほど、この条件に近づいていきます。

今の事業者で予約番号を発行したら、日数を空けずにmineoへの申し込みに進むと、残り日数の条件で迷う場面を避けられます。

出典: mineoサポート・MNP予約番号について

eSIMはAプランとDプランだけ。Sプランでは使えない

SIMの形を決める時に見落としやすいのが、eSIMと回線の組み合わせです。mineo公式は、eSIMについて「Sプランではご利用いただけません。」と明記しています。eSIMを選べるのはAプランとDプランだけです。

Sプランを使いたい場合は、SIMの形は物理SIMカードの一択です。逆に、eSIMを使いたい場合は、回線をAプランかDプランから選ぶ必要があります。回線の選び方とSIMの形の選び方は、独立した2つの決め事ではなく、連動した1つの決め事として考える必要があります。

端末がeSIMに対応しているかどうかも確認しておきたい点です。mineo公式は、動作確認した端末に「eSIM」の記載があればeSIM対応端末としています。Dプランの場合はさらにEIDの確認が必要です。

出典: mineo公式・eSIM

本人確認は2つの方式。使える書類が方式で違う

申し込みの途中で必要になるのが本人確認です。mineoの本人確認は、公的個人認証(JPKI)またはICチップ読み取りの2方式から選びます。

方式使える書類
公的個人認証(JPKI)運転免許証・マイナンバーカード
ICチップ読み取り運転免許証・在留カード・特別永住者証明書

マイナ免許証を保有している場合は、マイナンバーカード扱いです。手元にある書類がどちらの方式に対応しているかを先に確認しておくと、申し込みの途中で止まりません。

出典: mineo公式・本人確認(2026年10月14日確認)

開通までにかかる時間

開通までの時間は、SIMの形と、MNP転入切替があるかどうかで変わります。

eSIMの場合、mineo公式は「お申し込み当日から最短1日でご利用いただけます」としています。同時に「お申し込み状況などによって翌日以降となる場合がございます」とも説明しています。最短の日数と、状況によって延びる可能性の両方を見ておく必要があります。

MNP転入切替がある場合は、マイページからの切替手続きそのものに約30分かかります。この30分は、切替手続きを始めてから完了するまでの時間で、開通までの流れ全体の中の一工程です。

急ぎで乗り換えたい場合ほど、「最短」の数字だけでなく「状況によって変わる」という条件もあわせて見ておくと、予定が狂いにくくなります。

出典: mineo公式・eSIM・mineo公式・申し込みから利用開始までの流れ

プランと月額。マイピタとマイそくの違い

mineoのプランは、データ容量に応じて使う「マイピタ」と、速度を抑えて月額を下げる「マイそく」の2系統です。マイピタは、音声通話がついたデュアルタイプと、データのみのシングルタイプに分かれます。

コースデュアルタイプシングルタイプ
3GB1,298円880円
7GB1,518円1,265円
15GB1,958円1,705円
30GB2,178円1,925円
50GB2,948円2,695円

出典: mineo公式・マイピタ料金(2026年10月14日確認)

マイそくは、速度帯ごとに4つの区分があります。

区分月額(税込)
スーパーライト250円
ライト660円
スタンダード990円
プレミアム2,200円

出典: mineo公式・マイそく料金

マイそくのスーパーライトは、音声通話のみのプランです。データ通信を使うには「24時間データ使い放題」(198円/回)を別途追加する必要があります。普段のデータ使用量が少なく、通話が中心なら低い区分、動画視聴など容量を使う場面が多いならマイピタの大容量コースが選択肢に入ります。

編集部の見解

編集部は、mineoへの乗り換えで判断に影響する点を3つに見ています。1つ目はSIMの形です。eSIMを選ぶと初期費用が440円下がりますが、Sプランではその選択肢自体がありません。回線を決める前にSIMの形まで合わせて考える必要があります。

2つ目はMNPワンストップです。対応事業者からの乗り換えなら予約番号の発行という工程をまるごと省けます。対応外の事業者からの乗り換えは、予約番号の残り日数を申し込みの直前まで保っておく段取りが要ります。

3つ目は開通のタイミングです。「最短1日」という数字だけを見て予定を組むと、状況によって翌日以降にずれた時に計画が崩れます。乗り換えの予定日には、この振れ幅を織り込んでおく方が安全です。

プランは、データ容量を重視するならマイピタ、月額を抑えたいならマイそくという大きな分かれ道があります。利用シーンに照らして容量を見積もってから選ぶと、契約後の変更の手間を減らせます。

この記事で扱っていないこと

次の点は、当サイトの範囲では扱っていません。契約前にmineo公式サポートへ直接確認してください。

乗り換え前の3点

  • MNP予約番号MNP予約番号を取って申し込む方法と、MNPワンストップで申し込む方法があります。ワンストップは、対象の携帯会社から乗り換えるときだけ使えます(mineo公式の案内)。
  • SIMの種類eSIMはAプランとDプランで使えます。物理SIMは、SIMカードが届いてから設定します。
  • 初月の料金月の途中で申し込んだとき、初月の料金が日割りか満額かは、公式ページに記載がありません(2026年10月12日時点)。申込ページの料金の注記で調べます。

各社公式サイトの記載をもとにしています(2026年10月12日確認)。

mineoに申し込むなら

よくある質問

商品の受け取り、MNP転入切替(MNP利用時のみ)、端末のネットワーク設定、初期設定の完了という4つの工程です。MNP転入切替の回線切替手続きには約30分かかります。
いいえ。mineoはMNPワンストップに対応しており、NTTドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルなど対応事業者からの乗り換えなら、予約番号を発行せずに申し込めます。対応外の事業者からの乗り換えは、従来どおり予約番号を発行します。
mineo公式は、新規申込受付のMNP予約番号の有効期限が10日以上必要だとしています。発行後は日数を空けずに申し込むと安心です。
契約事務手数料が3,850円(税込)です。これに加えて、物理SIMカードならSIMカード発行料440円がかかり、eSIMならプロファイル発行料は0円です。
使えません。mineo公式はeSIMについて「Sプランではご利用いただけません」としており、eSIMを選べるのはAプランとDプランだけです。
公的個人認証(JPKI)またはICチップ読み取りの2方式です。JPKIは運転免許証・マイナンバーカード、ICチップ読み取りは運転免許証・在留カード・特別永住者証明書が使えます。
eSIMは申し込み当日から最短1日で利用できますが、申し込み状況によっては翌日以降になる場合があります。MNP転入切替がある場合は、切替手続きの完了に約30分かかります。
データ容量に応じて使うならマイピタ、低速の代わりに月額を抑えたいならマイそくです。マイそくのスーパーライトは音声のみで、データ通信には24時間データ使い放題(198円/回)の追加が必要です。
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