結論:料金は同じ。差が出るのは3点だけ
mineoの「マイピタ」は、契約時にAプラン(auプラン)・Dプラン(ドコモプラン)・Sプラン(ソフトバンクプラン)の3つから回線を選びます。まず結論から言うと、この3プランは月額料金がすべて同じです。mineo公式の料金表はA/D/Sを分けて掲載しておらず、単一の料金表しか存在しません。つまり「どのプランが安いか」という問いはそもそも成立しません。mineoそのものの評判と料金はこちらで詳しく解説しています。
では何で選べばよいのか。当社が公式情報を突き合わせた結果、A・D・Sで実際に差が出るのは次の3点だけです。
| 差が出る点 | 内容 |
|---|---|
| ①電波のエリア | A=au 4G LTE/5G、D=Xi・docomo 5G、S=SoftBank 4G LTE/4G・5G |
| ②eSIMの対応 | A・Dは対応、Sは利用不可 |
| ③シングルタイプのSMS | Aはオプション追加方式、D・Sはタイプ変更方式(月額が異なる) |
出典: mineoサポート・プラン(コース)について(2026年9月18日確認)
選び方を3行でまとめると、①普段使う回線のつながりやすさで選ぶ(迷ったら家族や周囲で電波状況の良いキャリアに合わせる)、②eSIMを使う予定があるならA・Dを選ぶ、③シングルタイプでSMSも使う予定があるなら③の月額差を確認しておく、という順番になります。より広く格安SIMとキャリアの違いも踏まえて検討したい方は、あわせて確認してください。
マイピタの料金はA・D・Sで分かれていない
マイピタの月額料金(税込)は、デュアルタイプ(音声+データ)とシングルタイプ(データのみ)それぞれで、A・D・Sの区別なく次の一つの表にまとまっています。
| コース | デュアルタイプ(音声+データ) | シングルタイプ(データのみ) |
|---|---|---|
| 3GB | 1,298円 | 880円 |
| 7GB | 1,518円 | 1,265円 |
| 15GB | 1,958円 | 1,705円 |
| 30GB | 2,178円 | 1,925円 |
| 50GB | 2,948円 | 2,695円 |
出典: mineo公式・料金(2026年9月18日確認)
「全プラン同額」は表の構造からの読み取りです
mineo公式に「A・D・Sは全プラン同額です」という明示の文言はありません。ただし料金表自体がプラン別に分かれておらず、A・D・Sを区別する記載も見当たらないため、本記事では「公式は料金表をプラン別に分けていない」という事実として扱っています。
なお、このコース体系は3GB・7GB・15GB・30GB・50GBの5段階です。「1GB・5GB・10GB・20GB」といったコースを紹介しているサイトも見かけますが、2026年9月18日時点のmineo公式にこの容量帯は存在しません。古い情報が残っている可能性があるため、契約前はデータ量の選び方と合わせて最新の料金表を確認してください。
eSIMを使うならSプランは選べない
mineo公式は、eSIMについて「Sプランではご利用いただけません。」と明記しています。Dプランは「eSIMに対応した端末のEIDが必要です。」とされており、Aプラン・Dプランではeシムを利用できますが、Sプランは物理SIMのみが選択肢になります。
出典: mineo公式・eSIM(2026年9月18日確認)
ここで見落としやすいのが、あとからeSIMに切り替えたくなった場合の費用です。最初にSプランを選んでしまうと、eSIMを使うにはA・Dプランへのプラン変更が必要になり、変更事務手数料3,300円(2026年10月1日から3,850円)+SIMカード発行料440円がかかります。つまり「最初にどのプランを選ぶか」が、あとから発生しうるコストにそのまま直結します。なお、回線によってeSIMが使えなくなるのはmineoだけではありません。当社が公式で全数確認した格安SIMのeSIM対応まとめでは、同じ構図(ソフトバンク回線側が外れる)がQTモバイル・NUROモバイル・イオンモバイルにも見られました。eSIMへの乗り換え手順そのものはeSIM乗り換えの手順で確認できます。プラン単位で回線元が変わるのはmineoだけではなく、回線元がプラン次第で変わる4社にも同じ構造があります。
逆に言えば、契約時点でeSIMを使う予定があるなら、最初からAプランかDプランを選んでおけば、この変更手数料そのものが発生しません。電波エリアに強いこだわりがなく、将来eSIMも検討したい場合は、この点を先に決めておくと無駄がありません。
シングルタイプのSMSは、AとD・Sで仕組みそのものが違う
データのみの「シングルタイプ」を契約していて、あとからSMSも使いたくなった場合、実はA プランとD・Sプランで手続きの仕組みそのものが異なります。
| プラン | SMSを使う方法 | 月額 |
|---|---|---|
| Aプラン | 「SMSオプション」を申し込む方式 | 無料(「SMSオプション」の申し込みが必要・2026年10月10日にmineo公式で確認) |
| Dプラン | 「SMS機能付きシングルタイプ」へタイプ変更する方式 | 132円 |
| Sプラン | 「SMS機能付きシングルタイプ」へタイプ変更する方式 | 198円 |
出典: mineoサポート・SMSについて(1)(2026年9月18日確認)
出典: mineoサポート・SMSについて(2)(2026年9月18日確認)
Aプランのシングルタイプ SMS は無料(要申し込み)です
2026年10月10日にmineo公式の料金ページを確認したところ、シングルタイプのSMSは、Aプランが無料(「SMSオプション」の申し込みが必要)、Dプランが132円/月、Sプランが198円/月でした。9月18日の時点ではAプランの月額を確認できていませんでしたが、料金ページに記載があることを確認したため改めました。デュアルタイプのSMS基本料は無料です。
A・D・Sで差が無いと確認できたもの
逆に、公式情報を確認した範囲でA・D・Sの間に差が無いと分かっているものもあります。
| サービス | 内容 | 対応 |
|---|---|---|
| mineoでんわ | 無料の通話アプリ | A・D・S対応(デュアルタイプ専用) |
| 10分かけ放題 | 550円/月 | A・D・S対応(デュアルタイプ専用) |
| 時間無制限かけ放題 | 1,210円/月 | A・D・S対応(デュアルタイプ専用) |
| パケット放題 3Mbps | 385円/月(15GB以上のコースは無料付帯) | A・D・S対応 |
出典: mineo公式・通話(2026年9月18日確認)
出典: mineoサポート・お知らせ(2026年9月18日確認)
現行の名称は「パケット放題 3Mbps」です
同種のサービス名として「パケット放題 Plus」という旧称を見かけることがありますが、2026年9月18日時点のmineo公式では「パケット放題 3Mbps」(および「パケット放題 1Mbps」)という名称になっています。契約時は現行の名称で確認してください。
また、契約事務手数料についても、A・D・Sのプラン別に金額が異なるという記載は公式に見当たりませんでした。かけ放題やパケット放題といった通話・データ関連のオプションは、回線元(au/docomo/SoftBank)が違っても同じ条件で使えると考えてよさそうです。
公式の中で記載が分かれている項目がある
ここまでは公式情報がはっきりしている項目でしたが、当社が2026年9月18日に確認した範囲では、mineo公式サイトの中で互いに食い違う記載が2つ見つかりました。誠実にお伝えするため、当社の推測は交えずそのまま示します。
割込通話(キャッチホン)について、本体サイト(mineo.jp/service/voice/)は「D・Sプランは220円、Aプランは提供なし」と読める書き方になっています。ところがサポートFAQ(support.mineo.jp)では「キャッチホンはauプランのみ」という、逆の内容が書かれています。
出典: mineo公式・通話(割込通話の記載)(2026年9月18日確認)
出典: mineoサポート・キャッチホンに関するFAQ(2026年9月18日確認)
留守番電話についても、本体サイトは「Sプランは無料」とだけ記載しており、A・Dプランについての記載自体がありません。「記載が無い」ことは「使えない」ことを意味しないため、A・Dプランで留守番電話が使えるかどうかは、この情報だけでは判断できません。
割込通話・留守番電話を重視する方は直接確認してください
キャッチホンと留守番電話については、mineo公式サイト内の記載だけでは当社として正しい情報を判定できませんでした。この2つの機能を重視する場合は、契約前にmineoへ直接問い合わせることをおすすめします。
2026年10月1日の手数料改定:eSIMと物理SIMで影響が5倍違う
mineoの各種手数料は、2026年10月1日に改定されました(施行済み)。この記事の公開日(2026年9月18日)から数えて13日後の変更でした。
| 項目 | 2026年9月30日まで | 2026年10月1日から |
|---|---|---|
| 契約事務手数料 | 3,300円 | 3,850円 |
| 変更事務手数料(プラン変更) | 3,300円 | 3,850円 |
| SIMカード再発行事務手数料 | 2,200円 | 2,750円 |
| eSIMプロファイル発行料 | 440円 | 0円(廃止) |
出典: mineoサポート・手数料改定のお知らせ(2026年9月18日確認)
この改定表を使って、確認できた数字だけで初期費用を計算すると、申し込み方法によって値上げの影響が大きく変わることが分かります。
| 申し込み方法 | 9/30まで | 10/1から | 差 |
|---|---|---|---|
| eSIMで申し込む場合 | 3,300円+440円=3,740円 | 3,850円+0円=3,850円 | 110円の増 |
| 物理SIMカードで申し込む場合 | 3,300円+440円=3,740円 | 3,850円+440円=4,290円 | 550円の増 |
SIMカード発行料は改定後も440円です(2026年10月10日確認)
この計算は、SIMカード発行料440円が10月1日以降も変わらないという前提で行っています。2026年10月10日にmineo公式の料金ページを確認したところ、SIMカード利用時の契約事務手数料は3,850円、SIMカード発行料は440円、eSIMプロファイル発行料は無料と記載されていました。
計算のとおり、eSIMプロファイル発行料の廃止が値上げ分を大きく相殺するため、eSIMで申し込む方が物理SIMより値上げの影響が小さくなります。そしてSプランはそもそもこの「eSIMなら影響が小さい」という恩恵を受けられません。Sプランを選ぶかどうかは、この10月1日の改定も含めて判断材料にしてください。
プランを後から変える方法とその費用
A・D・Sのプランは、契約後も変更できます。mineo公式は「ご利用開始直後を除き」変更可能としています。
出典: mineoサポート・プラン変更ガイド(2026年9月18日確認)
費用は変更事務手数料3,300円(2026年10月1日から3,850円)+SIMカード発行料440円です。前章で見たとおり、eSIMで変更する場合と物理SIMカードで変更する場合とでは、10月1日以降の負担額が異なります。
出典: mineo公式・料金(手数料)(2026年9月18日確認)
また、プランを変更すると回線元(au/docomo/SoftBank)が変わるため、今使っている端末がそのプランで動作確認済みかどうかを、あわせて確認しておく必要があります。mineo公式は動作確認端末の検索ページで、A・D・Sのプラン別に、SIM形状(nanoSIM/microSIM/標準SIM/eSIM)やSIMロック解除の要・不要で絞り込んで検索できるようにしています。公式は「不正な契約、不正な取得をされた携帯電話機の場合、ネットワーク利用が制限されます。」とも注意書きしており、中古端末でプラン変更を検討している場合は特に確認しておきたいポイントです。
出典: mineo公式・動作確認端末検索(2026年9月18日確認)
当社で確認できなかったこと
この記事を作るにあたり、当社が2026年9月18日時点の公式情報を確認した範囲では、次の点は断定できる裏付けが取れませんでした。正直にお伝えします。
- Sプランが新規受付を終了しているかどうか(終了の告知も、受付中という明示もありません)
- Aプランでnano/microSIMを使っている場合にプラン変更手数料が無料になるかどうか
- 留守番電話がA・Dプランで使えるかどうか(公式はSプランの無料提供のみ記載)
- VoLTEの必須要件がプランごとに異なるかどうか
- 本人確認の方法・書類がプランごとに異なるかどうか
- 低速通信の「マイそく」がA・D・Sで条件差があるかどうか
これらの項目については、契約前にmineo公式サポートへ直接確認することをおすすめします。当社としても、公式の追加情報が確認でき次第この記事を更新します。
よくある質問

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