2026年に上がった通信費・全リスト(早見表)
ここでは、2026年に各社が公式に発表した通信費の改定を、確認できた範囲でひとつの表にまとめました。対象は携帯電話のプラン料金、光回線・プロバイダの月額、工事料や事務手数料といった一回きりの費用、そして全社に関わる制度上の料金です。並び順は改定日の早い順です。「いつ」「いくら」「誰が対象か」を横に並べることで、自分に関係のある行を探しやすくしています。個別の内容は次章以降で詳しく解説します。
| 事業者 | 対象 | 改定日 | 差額 | 誰が対象か |
|---|---|---|---|---|
| 全事業者共通(制度) | ブロードバンドユニバーサルサービス料(新設) | 制度開始2026-01-01(ドコモは3月利用分) | +2.2円/月 | 対象回線の全契約者 |
| NTTドコモ | あんしん遠隔サポート | 2026-02-01 | +220円 | 既存適用の明文なし |
| NTT東日本 | 撤去工事費(新設) | 2026-04-01以降の解約申込分 | 13,200円/11,000円(新設) | 派遣工事の場合のみ(無派遣は無料) |
| NTTドコモ | ドコモ光ほか新規工事料 | 2026-06-01以降の申込分 | +6,600〜12,100円 | 新規申込者 |
| J:COM | J:COM MOBILE Aプラン | 2026-06-01 | +300円(税抜) | 50GB・法人向けは対象外 |
| ワイモバイル | シンプル3 S/M/L | 2026-06-02 | +220円 | 経過措置で実負担増は2027年1月から |
| 楽天モバイル | スマホ交換保証プラス&家電補償 | 2026-06-17以降の申込分 | +265〜480円/月 | 既存加入者は据え置き |
| ワイモバイル | シンプル2・シンプル(受付終了) | 2026-07-01 | +330円 | 経過措置なし |
| ソフトバンク | 既存料金プラン全般 | 2026-07-01(一部7/21) | +110〜550円(公式レンジ) | 個人・法人とも対象 |
| NTT東日本・西日本 | 基本工事費 | 2026-07-01以降の申込分 | +1,100円 | 公式HP申込分は対象外 |
| ワイモバイル | 契約解除料(新設) | 2026-07-01以降の新規/MNP/番号移行 | 858円/1,100円(新設) | 12ヵ月以内の解約が対象 |
| KDDI | 店頭・Web・auひかり関連手数料(5項目) | 2026-08-01 | +220〜3,850円 | 詳細は後述 |
| NURO光 | 月額料金(5項目) | 2026-09-01 | +220〜550円 | 9月利用分(10月請求分)から |
| KDDI | 窓口取扱手数料 | 2026-09-01 | +110円 | 法人名義は据え置き |
| So-net | 安心サポート・同プラス | 2026-09-01 | +220円 | 利用分から既存も対象 |
| NTTドコモ | mopera Uシンプルプラン | 2026-10-01 | +110円 | 既存適用の明文なし |
| mineo | 契約事務手数料ほか | 2026-10-01 | +550円 | 10月以降の申込分 |
| So-net | 光10ギガ・withフレッツSほか | 2026-10-01 | +110/+330円 | 利用分から既存も対象 |
| DTI | 光withフレッツ | 2026年10月利用分 | +164/+132円 | 同意なければ9月末で自動解約 |
| BIGLOBE | WiMAX +5G・WiMAX 2+ | 2026-10-01 | +330円 | 特典期間中は現行額 |
| J:COM | WiMAX月額基本料金 | 2026-11-01(11月請求分) | +116〜462円 | 既存も対象 |
| IIJmio | モバイル/eSIM初期費用 | 2026-12-01以降のWeb申込分 | +550円 | 量販店パッケージ経由は対象外 |
| ソフトバンク | SoftBank光・Air月額基本料 | 2026年12月以降順次 | +330円 | 契約形態で適用月が異なる |
この表だけで23件の改定が並びますが、金額の伸び幅で見ると上位のほとんどは月額ではなく一回きりの費用です。次の章では、この一回きりの費用に絞って詳しく見ていきます。
2026年の値上げは"月額"ではなく"一回きりの費用"に厚い
通信費の値上げというと、多くの人は月額料金の改定を思い浮かべます。実際、ワイモバイルやソフトバンク、NURO光など月額料金の改定も相次ぎました。しかし2026年に起きた変化の中で、金額の伸び幅が際立って大きいのは、月々の支払いではなく契約時・解約時に一度だけ発生する費用でした。
NTTドコモは、2026年6月1日以降の申込み分から、ドコモ光(タイプA/B/単独)・ahamo光の新規工事料を22,000円から28,600円へ引き上げました。差額は6,600円です。屋内配線工事がない場合も11,660円から18,260円へ、同じく6,600円の値上げです。タイプCの新規工事料は戸建て19,800円・マンション16,500円だった料金が一律28,600円になり、差額は8,800円から12,100円です。あわせて、新規工事料が実質0円になるdポイント進呈の時期が「利用開始月の1か月後」から「7か月後」へ後ろ倒しされました。
NTT東日本は、これまで無料だった撤去工事費を新設しました。2026年4月1日以降の解約申込みから、工事担当者が訪問する「派遣工事」を実施する場合に限り、戸建てで13,200円、集合住宅で11,000円がかかります(2026年7月1日以降は工事費改定分を含み戸建て14,300円・集合住宅12,100円)。無派遣工事であれば費用はかかりません。0円だった費用が1万円を超える形で新設された点は、月額の値上げ幅とは性質が異なります。
KDDIも2026年8月1日から、店頭での新規契約・機種変更・SIM発行手数料を3,850円から4,950円に、Webでの「番号移行(端末購入なし)」を無料から3,850円に改定しました。auひかりの新規登録料も3,300円から4,950円に、YOU選番号は330円から1,100円に、電話番号案内(104)は220円から440円に上がっています。ワイモバイルは2026年7月1日以降の新規契約・MNP・番号移行から、契約解除料をこれまでの0円から新設し、シンプル3のS・Mは858円、シンプル3のL・Pocket WiFiプラン2は1,100円としました。回線提供開始月から12ヵ月以内に解約すると発生します。
月額料金だけを比較する記事では、これらの一回きりの費用はそもそも比較対象に入りません。しかし乗り換えや新規契約を検討している場合、実際に支払う総額に直結するのはこちらです。下の表に、2026年に確認できた一回きりの費用の改定をまとめました。
| 事業者 | 対象 | 改定日 | 前 | 後 | 誰が対象か |
|---|---|---|---|---|---|
| NTTドコモ | ドコモ光ほか工事料(屋内配線あり) | 2026-06-01以降の申込分 | 22,000円 | 28,600円 | 新規申込者 |
| NTTドコモ | ドコモ光ほか工事料(屋内配線なし) | 同上 | 11,660円 | 18,260円 | 新規申込者 |
| NTTドコモ | ドコモ光タイプC新規 | 同上 | 戸建19,800/マンション16,500円 | 一律28,600円 | 新規申込者 |
| NTT東日本 | 撤去工事費(新設) | 2026-04-01以降の解約申込分 | 0円 | 戸建13,200円/集合11,000円 | 派遣工事の場合のみ |
| NTT東日本 | 基本工事費 | 2026-07-01以降の申込分 | 派遣あり8,250/無派遣2,200円 | 9,350/3,300円 | 公式HP申込以外が対象 |
| NTT西日本 | 基本工事費 | 2026-07-01以降の申込分 | 派遣あり8,250/無派遣2,200円 | 9,350/3,300円 | 公式HP申込は対象外 |
| KDDI | 店頭の新規契約・機種変更・SIM発行手数料 | 2026-08-01 | 3,850円 | 4,950円 | 店頭利用者 |
| KDDI | Web「番号移行(端末購入なし)」 | 2026-08-01 | 無料 | 3,850円 | Web利用者 |
| KDDI | auひかり新規登録料 | 2026-08-01 | 3,300円 | 4,950円 | 新規登録者 |
| KDDI | YOU選番号 | 2026-08-01 | 330円 | 1,100円 | 利用者 |
| KDDI | 電話番号案内(104) | 2026-08-01 | 220円 | 440円 | 利用者 |
| KDDI | 窓口取扱手数料 | 2026-09-01 | 473円 | 583円 | 法人名義は据え置き |
| mineo | 契約事務手数料・変更事務手数料 | 2026-10-01 | 3,300円 | 3,850円 | 10月以降の申込分 |
| mineo | SIMカード再発行事務手数料 | 2026-10-01 | 2,200円 | 2,750円 | 10月以降の申込分 |
| IIJmio | モバイル/eSIMサービス初期費用 | 2026-12-01以降のWeb申込分 | 3,300円 | 3,850円 | Web申込分(量販店等は対象外) |
| ワイモバイル | 契約解除料(新設) | 2026-07-01以降の新規/MNP/番号移行 | 0円 | シンプル3 S・M 858円/L・Pocket WiFi 1,100円 | 12ヵ月以内の解約が対象 |
出典: NTTドコモ公式・工事料改定のお知らせ / NTT東日本公式・工事費改定 / NTT西日本公式・工事費改定 / KDDI公式・手数料改定 / mineo公式・事務手数料改定 / IIJmio公式・初期費用改定 / ワイモバイル公式・契約解除料新設(いずれも2026年9月21日確認)
モバイル月額の改定
携帯電話の月額料金そのものの改定を確認します。2026年に月額プランを改定したのは、公式リリースで確認できた範囲でワイモバイル・ソフトバンク・J:COM MOBILEの3社でした。
ワイモバイルは2段階に分かれています。現行プランの「シンプル3」は2026年6月2日にS・M・Lそれぞれ220円値上げされ、S 3,058円が3,278円に、M 4,158円が4,378円に、L 5,258円が5,478円になりました(いずれも税込)。ただし2026年6月1日までにシンプル3を契約していた人には「シンプル3 特別割引」として220円/月の割引が2026年12月31日まで自動適用されるため、実際に負担が増えるのは2027年1月請求分からです。
一方、受付を終了した「シンプル2」「シンプル」は2026年7月1日にS・M・Lそれぞれ330円値上げされ、シンプル2はS 2,365円が2,695円、M 4,015円が4,345円、L 5,115円が5,445円に、シンプルはS 2,178円が2,508円、M 3,278円が3,608円、L 4,158円が4,488円になりました。こちらには経過措置がなく、既存契約者にも改定後の料金がそのまま適用されます。
ソフトバンクは2026年7月1日(請求締め日が20日の契約者の一部は7月21日)から、既存の料金プラン全般を改定しました。公式発表では「110円〜550円」というレンジのみが示されており、プランごとの個別金額は公式ページ本文でも確認できません。税込・税抜の別も公式に明記がないため、この点は本記事でも断定しません。「現在ご契約中のお客さまも改定後の料金が適用」「個人契約のお客さまは、契約解除料その他の違約金は発生しません」「法人契約のお客さまも改定の対象」とされています。
J:COM MOBILEは2026年6月1日から、Aプランのデータ容量別料金を改定しました。公式表記は税抜で、1GBが980円から1,280円、5GBが1,480円から1,780円、10GBが1,980円から2,280円、20GBが2,480円から2,780円と、いずれも300円の値上げです。50GBプランと法人向けプランは対象外です。「料金改定に伴うお客さまご自身でのお手続きは不要です」とされ、既存契約者にも自動的に適用されます。
| 事業者 | 対象 | 改定日 | 前 | 後 |
|---|---|---|---|---|
| ワイモバイル | シンプル3 S/M/L | 2026-06-02 | 3,058/4,158/5,258円 | 3,278/4,378/5,478円 |
| ワイモバイル | シンプル2 S/M/L | 2026-07-01 | 2,365/4,015/5,115円 | 2,695/4,345/5,445円 |
| ワイモバイル | シンプル S/M/L | 2026-07-01 | 2,178/3,278/4,158円 | 2,508/3,608/4,488円 |
| ソフトバンク | 既存料金プラン全般 | 2026-07-01(一部7/21) | ― | +110〜550円(公式レンジ) |
| J:COM | J:COM MOBILE Aプラン(税抜) | 2026-06-01 | 980/1,480/1,980/2,480円 | 1,280/1,780/2,280/2,780円 |
出典: ワイモバイル公式・料金改定のご案内 / ソフトバンク公式・料金プラン改定 / J:COM公式・MOBILE料金改定(いずれも2026年9月21日確認)
光回線・ISP月額の改定
光回線・プロバイダの月額料金も、2026年は複数社が改定しています。
NURO光は2026年9月1日、NURO 光 One 2ギガ・One 10ギガ・2ギガ3年契約・2ギガ(マンション)タイプS/L・NURO 光 でんわ(西)を改定しました。金額は5,500円が5,720円、6,050円が6,600円、5,200円が5,720円、3,850円が4,235円、330円が550円といった具合で、差額は220円から550円です(いずれも税込)。公式は「現在契約中のお客さまも、9月利用分(10月請求分)から改定後の料金に変わります」としており、2026年7月1日から9月30日までの解約は契約解除料が免除されます。
ソフトバンクはSoftBank光・SoftBank Airの月額基本料を、2026年12月以降順に改定します。ファミリー2年契約は5,720円、マンション2年契約は4,180円、Airの2年契約は5,368円など各プランがそれぞれ330円値上げされます(税込)。「2026年11月以前にご契約いただいたお客さまを含む」対象で、自動更新なしのプランは2026年12月利用分から、2年・5年の自動更新プランは契約期間満了月の翌月利用分から適用されます。10ギガプランは対象外で、あわせて「SoftBank 光」の名称が「SoftBank 光+」に変更されます。
So-netは2026年9月1日にSo-net安心サポート(330円→550円)・同プラス(550円→770円)を、2026年10月1日にSo-net光10ギガ(6,270円→6,380円)とSo-net光withフレッツSほか(990円→1,320円)を改定します(いずれも税込)。「利用分から」という表記で、既存契約者も対象です。
DTIは光withフレッツのファミリー(1,046円→1,210円)・マンション(748円→880円、いずれもプロバイダー契約分・税込)を2026年10月利用分から改定します。公式は既存契約者が対象としたうえで、「期限までに同意が得られない場合は…2026年9月末をもちまして…自動的に解約となります」とも案内しています。
BIGLOBEはWiMAX +5G・WiMAX 2+の全料金プランを2026年10月1日から一律330円値上げします(税込)。24ヵ月値引き特典を適用中の人は、特典期間が終わるまで現行額が続きます。2026年9月1日から9月30日の解約は、更新期間に関わらず契約解除料が無料になります。
J:COM WiMAXは2026年11月1日(11月請求分)から月額基本料金を改定し、プランごとに116円から462円の値上げになります。「お客さまご自身でのお手続きは不要です」とされ、既存契約者にも自動的に適用されます。
| 事業者 | 対象 | 改定日 | 差額 |
|---|---|---|---|
| NURO光 | 月額料金(5項目) | 2026-09-01 | +220〜550円 |
| ソフトバンク | SoftBank光・Air月額基本料 | 2026年12月以降順次 | 各+330円 |
| So-net | 光10ギガ | 2026-10-01 | +110円 |
| So-net | 光withフレッツSほか | 2026-10-01 | +330円 |
| So-net | 安心サポート/同プラス | 2026-09-01 | +220円 |
| DTI | 光withフレッツ(ファミリー/マンション) | 2026年10月利用分 | +164/+132円 |
| BIGLOBE | WiMAX +5G・WiMAX 2+ | 2026-10-01 | 一律+330円 |
| J:COM | WiMAX月額基本料金 | 2026-11-01 | +116〜462円 |
出典: NURO光公式・料金改定 / ソフトバンク公式・光/Air改定 / So-net公式・料金改定 / DTI公式・料金改定 / BIGLOBE公式・WiMAX改定 / J:COM公式・WiMAX改定(いずれも2026年9月21日確認)
「誰が対象か」が事業者ごとに噛み合わない
ここまで見てきたように、「値上げがいつから、いくら、誰に適用されるか」は事業者どころか同じ事業者の中でもばらばらです。
ワイモバイルは、同じブランドの中で答えが分かれます。現行プランの「シンプル3」は2026年6月2日に220円上がりましたが、経過措置の割引が2026年12月31日まで続くため、既存ユーザーの実負担が増えるのは2027年1月からです。一方、受付を終了した「シンプル2」「シンプル」は2026年7月1日に330円上がり、経過措置はありません。「2026年にワイモバイルがいくら上げたか」という問いへの答えは、契約しているプランによって3通りに分かれます。
NURO光は、改定の「実施日」と読者が実感する「請求月」がずれる例です。公式の改定日は2026年9月1日ですが、公式自身が「9月利用分(10月請求分)から改定後の料金に変わります」と案内しているとおり、実際に請求書へ反映されるのは10月です。このため「NURO光が10月に値上げした」という書き方をする記事が出やすいのですが、正確には9月1日実施・10月請求への反映という2段階です。2026年9月21日時点で当社が確認した公式お知らせ一覧の範囲では、2026年10月以降に新たに適用される料金改定の告知は見当たりませんでした。
DTIのように、値上げへの同意そのものが契約継続の条件になっている例もあります。DTI光withフレッツは、期限までに同意が得られない場合「2026年9月末をもちまして…自動的に解約となります」と案内されており、値上げを受け入れるかどうかを利用者が選べる一方で、選ばなければ契約自体が終了する仕組みです。
KDDIの窓口取扱手数料は、個人と法人で扱いが分かれます。2026年9月1日から473円が583円に上がりますが、公式は「法人名義のお客さまは9月請求以降も473円(税込)のまま変更ありません」と明記しています。同じサービスでも契約名義によって対象かどうかが変わる例です。
オプションと制度(BBユニバーサルサービス料)
プラン本体以外にも、オプションサービスや業界全体の制度で費用が動いた例があります。
NTTドコモのmopera Uシンプルプランは2026年10月1日、税込220円から330円に改定されます。ただし公式には既存契約者への適用可否を明記した文言が見当たらず、本記事でも既存契約者が上がるとは断定しません。あわせてUスタンダードプランは2026年9月30日で新規受付を終了し、2026年12月14日に提供終了となります。
あんしん遠隔サポートは2026年2月1日、単体が440円から660円へ、パック利用時が132円から352円へ改定されました。こちらも既存契約者への適用を明言した文言は確認できていません。
楽天モバイルのスマホ交換保証プラス&家電補償は2026年6月17日0:00以降の申込み分から、月額715円・840円・990円・1,100円がそれぞれ980円・1,180円・1,380円・1,580円に改定されました。公式は「2026年6月16日(火)23:59までにサービスへお申し込みのお客様につきましては月額利用料は変更ございません」としており、既存加入者は据え置きです。なお税込・税抜の明記は確認できていません。
制度としては、ブロードバンドユニバーサルサービス料が2026年1月1日に新設されました。1回線あたり月額2.2円(税込)で、NTTドコモでは2026年3月利用分(4月請求分)から、5G・Xi・ドコモ光・ワイドスターIII・OCN モバイル ONEの副回線が対象です。楽天モバイルは2026年3月利用分から合算請求されています。0円から始まった制度である以上、金額そのものは小さくても、対象になる回線数を考えると全体への影響は小さくありません。
| 事業者 | 対象 | 改定日 | 前 | 後 |
|---|---|---|---|---|
| NTTドコモ | mopera Uシンプルプラン | 2026-10-01 | 220円 | 330円 |
| NTTドコモ | あんしん遠隔サポート | 2026-02-01 | 440/132円 | 660/352円 |
| 楽天モバイル | スマホ交換保証プラス&家電補償 | 2026-06-17以降の申込分 | 715/840/990/1,100円 | 980/1,180/1,380/1,580円 |
| 全事業者共通 | ブロードバンドユニバーサルサービス料(新設) | 制度開始2026-01-01 | 0円 | 月額2.2円/1回線 |
出典: NTTドコモ公式・mopera U改定 / NTTドコモ公式・あんしん遠隔サポート改定 / 楽天モバイル公式・保証サービス改定 / NTTドコモ公式・ユニバーサルサービス料新設(いずれも2026年9月21日確認)
2026年に下がったもの
値上げばかりを並べると全体像が偏るため、2026年に確認できた値下げ・無料化も並べておきます。
全事業者に関わる電話ユニバーサルサービス料は、2026年1月利用分から1番号あたり3.3円(税込)が2.2円に下がりました。IIJmioのギガプラン15ギガ(音声SIM)は2026年3月1日、1,800円(税込)から1,600円に値下げされ、既存利用者も手続きなしで新料金が適用されています。mineoのeSIMプロファイル発行料は2026年10月1日、440円(税込)から0円になります。
値上げと値下げが同じ年、同じ事業者グループの中で同時に起きているのが2026年の特徴です。1つの費目だけを見て「この会社は値上げした」「値上げしなかった」と判断すると、見落としが生まれます。
| 事業者 | 対象 | 時期 | 前 | 後 |
|---|---|---|---|---|
| 全事業者共通 | 電話ユニバーサルサービス料 | 2026年1月利用分〜 | 3.3円/番号 | 2.2円 |
| IIJmio | ギガプラン15ギガ(音声SIM) | 2026-03-01 | 1,800円 | 1,600円 |
| mineo | eSIMプロファイル発行料 | 2026-10-01 | 440円 | 0円 |
出典: NTTドコモ公式・電話ユニバーサルサービス料改定 / IIJ公式・15ギガプラン値下げ / mineo公式・eSIM発行料改定(いずれも2026年9月21日確認)
これから上がるもの(2026-09-25時点で予告済み)
本記事の更新時点(2026年9月25日)で、公式にすでに発表されているものの、まだ実施されていない改定を整理します。
- mopera Uシンプルプラン: 2026年10月1日、220円から330円(税込)
- mineo契約事務手数料・変更事務手数料: 2026年10月1日、3,300円から3,850円(税込)
- So-net光10ギガ・光withフレッツSほか: 2026年10月1日
- DTI光withフレッツ: 2026年10月利用分から
- BIGLOBE WiMAX +5G・WiMAX 2+: 2026年10月1日、一律330円値上げ
- J:COM WiMAX月額基本料金: 2026年11月1日(11月請求分)から
- SoftBank光・SoftBank Air月額基本料: 2026年12月以降順次
- IIJmioモバイル/eSIMサービス初期費用: 2026年12月1日以降のWeb申込み分から、3,300円から3,850円(税込)
- NTTドコモの料金プラン: 2026年12月1日。eximo・5Gギガホなどが550円、irumo(3GB以上)・5Gギガライトなどが330円、irumo(0.5GB)などが110円、ahamoが165円の値上げ(いずれも税込)。2026年9月25日発表 — 内訳と改定後の実額はドコモ2026年12月料金改定の記事にまとめました
これらはいずれも公式発表済みの改定であり、実施前に契約状況を確認しておく余地があります。特にmineoの契約事務手数料やIIJmioの初期費用は、9月中に申し込むか10月・12月以降に申し込むかで支払う金額が変わります。2026年9月25日に発表されたドコモの改定は、対象が新規受付を終了した料金プランに寄っているのが特徴で、影響を受けるのは料金プランを変えずに継続している契約者です。
編集部の見解
本記事は2026年9月21日時点で各社公式リリースを確認できた範囲の情報でまとめています。通信費の改定は、公式発表のタイミングと実施日、請求に反映される月がそれぞれずれることが多く、「いつ」「いくら」「誰が対象か」を1つの数字にまとめて語ることはできません。
契約中のプランや回線で値上げの対象になるかどうかを確認するときは、まず自分が契約している具体的なプラン名・回線種別を確認したうえで、各社公式ページの該当ページに当たることをおすすめします。本記事内でも、公式に明記がない箇所については「明文なし」「当社では確認できず」と書き分けています。これは断定を避けるための表記であり、実際には値上げ・据え置きのどちらである可能性も残ります。
解約や乗り換えを検討している場合は、各社が期間限定で案内している契約解除料免除の条件(NURO光の2026年7月1日〜9月30日、BIGLOBEの2026年9月1日〜9月30日など)もあわせて確認すると、タイミングによる差を把握しやすくなります。今後、新たな改定の公式発表があった場合は、本記事の内容を見直します。
なお、本記事が扱うのは通信費(月額料金と、事務手数料のような一回きりの費用)だけです。2026年10月1日にはスマートフォン本体の価格のほうでも改定があり、Googleストアの Pixel 10a が12,900円、Samsungオンラインショップの Galaxy S26シリーズが19,400〜35,000円上がっています。こちらは通信費とは別の話なので、2026年10月1日に上がったスマホ本体価格の全リストに分けてまとめました。
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